2022-01-01、
明けましておめでとうございます。
2022年の干支、とら年生まれの人口は、およそ1,025万人(男性499万人、女性526万人)だそうです。日本の総人口に占める割合は8.2%で、干支別の人口では第9位です。
元旦、初日のお題は、Androidスマホで「楽天モバイル」を1年間使用して気が付いた点についてです。
結論から先に言えば、
去年11月末まで、無料期間を利用して楽天モバイルを使用していましたが、やはり、メイン回線にするには、まだ危険すぎると云うか、まだ、ドコモ回線を利用したMVNOのビックカメラのBICSIM(IIJ)の方がまだましの様に思う。
無料期間が終わり、1か月経ちましたが、下記のような理由で、使う意味も無くなりましたので、解約しようと思います。
新規のキャリア「楽天モバイル」は、まだ、まだ、道半ばです。
いくら料金が安くても、部分的ではあるが「MVNO」にも劣る状況では、安いからと云って、まだメイン回線で使う価値が低い。 あと数年後に、どのような通信環境になったのかを観て考えましょう。
無料で1年間使用できた事には感謝です。
1.最近の問題では
▮楽天モバイルのiPhoneで着信ができない。
この不具合は、去年夏ごろから発生していたにも関わらず、ちゃんと調査せず、ネットで指摘されて問題になり、「総務省」が2021年12月17日、この不具合によりiPhone利用者から苦情が寄せられているとして、楽天モバイルに早期の原因究明と解消を要請すると、やっと重い腰を上げて、12月28日、ネットワーク側のソフトウェアアップデートによる対応が完了したと発表したが、治ったのかどうかは知らんけど。。。。
どこの組織も同じなのだが、問題が発生した時に、組織が腐っている場合など「不作為」が働き、問題を先送りにして、大きくなってからでないと、問題を解決できない。。。一番ダメな組織だが、誰も責任を取らず、こんな会社で働く社員が大勢いるのです。
・楽天モバイル、iPhone利用者に不具合 総務省が原因究明を要請
▮楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリ(ここから電話しないと無料にならない)から電話すると、「非通知設定」にしていなくても、着信側で非通知になる。
先日、お客様の会社から連絡が有り 会社の番号に折り返し電話をしたがつながらず、社員の個人の携帯宛に電話をしたのですが出てもらえず、折り返しの電話もありませんでした。会社に到着して聞いてみると、2人とも、私の電話が非通知で表示されていました。
なんだこれ! 非通知設定していないけど。。。。です。
この問題は、まだ放置されたままのようで、相変わらず、着信側で非通知になる。
これは致命的です。
通話料金が無料で使えるので、メリットは大きいが、これではメイン回線にもできない。
2.1年間使用してみた状況
1)自分の利用状況
最初は、Android端末(ASUS ZenFone Max (M2) ZB633KL)に、ビックカメラの格安SIM BICSIM(IIJ)を使用していましたが、楽天モバイルのSIMを新規で契約して、デュアルSIM(DSDS)で運用可能ですので、端末1台に、SIMを2枚いれて2回線持ちで使用していました(当然、電話番号も2つです)。
去年の秋に、「ゲオ」で2万円の「iPhone 8」を購入してしまいましたので、デュアルSIMを止めて、BICSIM(IIJ)を「iPhone 8」に移動して運用しています。速度はキャリアの様に速くはありませんが、どこでも繋がりますし、不便はありません。
このような状態(運用)になると、どうしても楽天モバイルのSIMを入れたZenFone Maxが浮いてしまいます。と云うか、無料契約期間が終われば、使わない状態になってしまいました。
楽天モバイルは、無料期間が終われば、データ通信は1GBまでは無料、通話(発信)は、楽天LINKから発信すれば無料で使用できますが、着信側で非通知になるのでは、使えませんね。
2)通信状況は
各携帯電話事業者の通信方式で云うと、楽天モバイルの場合は、1バンドしか持っていません。 これは、エリア拡大の設備を増やしても、周波数帯を他のキャリアから、分けてもらわないと、いかんともしないのです。
楽天モバイルは、1.7GHz帯の「バンド3」だけです。。。。
繋がりやすい、と云うか、よく電波の届く、プラチナバンド(日本における800MHz前後の周波数帯の俗称)が割り当てられていません。これは、総務省が絡んでいます(利権)ので、如何ともしがたいのです。
楽天は熱望していますが、他のキャリアに「ちょうだい!」、「はい、どうぞ」とはゆかないのです。
総務省に、ごねて、他のキャリアから奪い取るしかないのです。もちろん金も必要ですが。
実際、札幌の市街地でも、ここ1、2年以内に新規でできた地下の商業施設、例えば、大同生命ビルの「ミレド」地下では、未だに、「楽天」に繋がらないどころか、ローミングするはずのauにさえも繋がらない場所がある。 ドコモ回線を利用している「IIJ」はちゃんと繋がっているのに。
地上の「人口カバー率」は、上がっていますが、地下の電波状況は、後回しですので、ちゃんと繋がるようになるには、数年以上かかるでしょう。
最後に、
楽天モバイルのプランは、1GB未満の通信量であれば契約1回線目は月額料金が0円という画期的なプランですが、飛びついたは良いが、すぐに「メイン回線」にしないで使ってみて良かったと思います。
いずれにしても、「総務省」の圧力と、楽天モバイルのおかげで、高額な料金を取る旧態依然の3キャリアが対抗し、通信料金の値段が下がった事だけは確かで、後は、どこを使うかは、ユーザーが決める事ですので、どうでもいい事です。
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