2016年10月24日、
Appleが、13件の脆弱性を修正した「iOS 10.1」、12件の脆弱性を修正した「macOS Sierra 10.12.1」と、3件修正した「Safari 10.0.1」を公開しました。
さあ、いよいよ「Suica」が使えるようになりますが、ちょっと悔しいです。私のは「iPhone 6 Plus」ですので。。。。
iPhone7/7 Plusには、FeliCa対応チップを搭載している。。。iPhone 7 Plusが欲しい!
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1.iOS 10.1
1)iPhone 7/7 Plusで、クレジットカードやプリペイドカード、Suicaでの支払いが可能になる決済サービス「Apple Pay」が利用可能に。
・Apple Pay サービス案内 サイト
http://www.apple.com/jp/apple-pay/
2)iPhone 7 Plus(Plusのみダブルレンズです)で、被写界深度エフェクト機能により背景をぼかした写真が撮影できる「ポートレート」モードが利用可能になる。
2.macOS Sierra 10.12.1
1)「iPhone 7 Plus」で、撮影深度エフェクト画像のための写真で自動スマートアルバムを追加。
2)iCloudのデスクトップとドキュメントを使用した場合の「Microsoft Office」の互換性を改善。
3)「メール」アプリで、「Microsoft Exchange」のアカウントを使用している場合、更新からメールを防止することができる問題を修正。
4)富士通の「ScanSnap」のスキャンソフトウェアとの互換性を改善。
5)アップルウォッチとの自動ロック解除の信頼性を向上。
3.Safari 10.0.1
1)入力検証の問題により、細工されたウェブコンテンツへのアクセスによりユーザー情報が流出する可能性のある脆弱性「CVE-2016-4613」が修正。
2)複数のメモリ破損の問題により、細工されたウェブコンテンツへのアクセスにで任意のコードを実行される可能性のある脆弱性「CVE-2016-4666」、「CVE-2016-4677」が修正。
<補足説明>
NFCとは、
Appleが、日本仕様に合わせたと云われていますが、欧州の鉄道事業者などでは採用していないNFC規格の一番性能の良い「Type F(FeliCa)」をJR東日本が採用しているからです。
まずは、NFC規格って、何? という方の為に。。。
非接触ICチップで、国際規格としてNFC 「Type A」、「Type B」、「Type F」の3種類があります。
このうち「Type F」は、「FeliCa」で、これによりFeliCaを使ったおサイフケータイサービスが利用できるようになっている。
この中で、JR東日本が、駅の改札で採用したのが、「Type F(FeliCa)」です。
※JR東日本のSuica :1分間に60人通過を可能に
「Type F(FeliCa)」は、処理時間は200ミリ秒(0.2秒)以内で、改札機からカードまでの距離も85mm以内に近づければOKです。
※欧州の鉄道事業者 :1分間に30人しか通過できません。
「Type A」、「Type B」を採用していますが、性能が、処理時間は500ミリ秒(0.5秒)以内で、改札機からカードまでの距離も20mm以内という要件です。
<補足>
処理時間200ミリ秒内に、何を処理しているか?
・改札機からカードに微弱電波を出して、カードのチップを起動。
・カードのチップから、残高などのデータを読み出し、料金を計算。
・残高をカードに書き戻す。
この処理を0.2秒以内に実行しているのです!!!
私などは、Kitakaを改札機に、必ず、べたっと接触させていましたが、必要ないんですね!!それにしても、さすが「JR」はすごいです。 1分間に60人通過の規格ですので。
ですので、Appleが、「Type F(FeliCa)」の処理速度を考えれば、FeliCaを採用して当然と云えば、当然です。
ちなみに、Android端末メーカーは、NFC 「Type A」、「Type B」、「Type F」の3種類を使える様にしてありますので、当然、日本でお財布ケータイが使えていました。
さあ、これで、Android端末を利用していたユーザーが、「iPhone 7」でも使える様になりましたので、乗り換える方が、いるのではないでしょうか。。。。
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・Appleの発表会がありましたので、ちょっと、興味のある点だけ、まとめ
・iOS10で、ちょっと使いずらくなった「iPhone」の操作につて
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