【2018年、色々な出来事のまとめ、メモ 第一弾】
2018年、今年1年の色々な出来事のまとめ、メモを記載しておきます。
まずは、IT業界の気になる動きです。
1. やはり気になるのが「Microsoft」社でしょう。
私の場合、元々はWindows使いで、Mac?。。。なんだそれ? と、過去に云って来ましたが、今では、「iPot touch」に始まって、「Mac」、「iPad」、「iPhone」とはまってしまった、Apple大好きな爺さんです。
それでも、気になるのはMicrosoft社ですね。
Microsoft社から「ビル・ゲイツ」が退き、次は、「スチーブ・バルマー」、現在は、サティア・ナデラ氏がCEOを務めています。
2018年10月、Microsoftの共同創設者のポール・アレン氏が死去しました。65歳でしたので、ビル・ゲイツ氏の2歳年上のお兄(実弟ではない)さんで、ビル・ゲイツ氏にハーバード大学を中退させてMicrosoftを一緒に立ち上げた人物です。
ポール・アレン氏がいたから「ビル・ゲイツ」があり、「Microsoft」があり、「Windows」があったからネットは安くなって世界に広まり、今がある、ということです。
ご冥福をお祈りします。
Microsoftは、スティーブ・バルマー氏が退任して、現在、サティア・ナデラ(Satya Nadella)氏がCEOを務めていますが、ずいぶん変わったように思います。
見た目では、「Windows 10」がリリースされてから、数年が経ち、年に2回の大型アップデートで、毎回、バグをまき散らして「不具合」を起こしている様子は、毎度のことですけれど、お粗末で、本当に「だらしない」のです。それにはちょっと訳があります。
だた、新しい機能などを盛んに追加しようとしている意気込みは感じられるが、本当は、「Windows 10」をこれ以上、「いじる」必要が無いんでないのかい? と思えるのですが。
エンタープライズ版の様に、セキュリティのアップデートを以外の新機能のアップデートは、別にして、1年間アップデートの猶予をユーザーが選択できる様にすれば一番いいのです。
もっと云えば、ユーザーが必要無いと思えば、一生、入れない、インストールしない機能があっても、良いのではないかと思います。何でもかんでも、突っ込んでくるなって。。。
現に、「Windows 10」の開発部隊の人員を大幅に削減しているし、いま細かな修正(アップデート)をしようとしている部分は、「iPad」と同じように使い易くして対抗するための「サーフェース」などタブレットの形をしたパソコンの使い勝手を向上させようとしているだけで、デスクトップパソコンとして、コンシュマーが使用する部分では、「これ以上、変な機能を追加してくれんなよ!!」。。。。と言いたいくらいです。
また、ちょっとリテラシーの高い一般の人は、今後、Windowsってどうなるんだろう? という疑問も湧いてきます。
Microsoft社は、OSS(オープン・ソース・ソフトウェア)と手を取り合うよになってきています。
その一例として、
インターネットが使える様になってから、「Internet Explorer」は、Netscape Navigator、「Mozilla Firefox」、「OPERA」、「Google Chrome」などと覇権を争ってきました。
「Windows10」の標準ブラウザとして「Microsoft Edge」をリリースしたのですが、突然、Chromium(WEBページを表示する時に使用する描画するレンダリングエンジン)の採用を決めました。
Internet Explorer時代は「Trident」というレンダリングエンジンを使用していましたが、「Microsoft Edge」ではEdgeHTMLという新たなレンダリングエンジンを開発して進めてきましたが、これを破棄すると言い出したのです。
オープンソースのWebブラウザである「Chromium」の互換プラットフォームを新たなMicrosoft Edgeとして採用することになったのです。
それに対して、 Firefoxを開発しているMozillaのCEOは、「Chromium」に移行することに批判しています。
「Chromium」は、いま人気の「Google Chrome」のベースで、Googleと共にネットインフラを牛耳られてしまう事を恐れているのでしょう。
しかも、Macなどの他のOSでも動くようにして提供すると云っていますので、Microsoftのブラウザでさえも、オープンソース、マルチプラットフォームです。
但し、使ってくれるかどうかは、ブラウザのでき次第で、ユーザーが決めることですが、私個人としては、「Mozilla Firefox」が一番使い易ブラウザです。
もう一つ、
Windows上で「Linux」を動くようにしてきました。 今まで、「Linux」を別パーテーションにインストールして、デュアルブートで起動かけて使用していましたが、そんなことしなくても使える様になってしまいました。
開発者でもない、一般のユーザーとしては、「Linux」を使用する目的は、「Windowsが重い」から、「Linux」のデストリビューションを性能の低いWindowsマシンで、サクサク使うのが目的でしたが、Windows上で、「「Linux」を動かしたら重いだろう」という事になり、せっかく、Windows上で「Linux」を動くようにしてくれても、あまり意味がありません。
開発者にとっては、うれしい事でしょうが。。。。OSのメーカーは、ユーザーよりも、まずは、開発者を大事にします。 そうしないと、ソフトが増えないし、使ってくれるユーザーも増えないからです。
開発するためのプラットフォームが多すぎると、開発者でさえも躊躇します。理想は、1本作れば、iOSでもAndroidでもWindowsでも、Linuxでも動くのが良いのですが、まだそうは行きませんので、現状は、ブラウザベース(ブラウザ上で動作する)のアプリケーションになってしまいます。
Windowsは、最終的には、「Linux」と同じように、コアな部分だけ管理して、あとは、各種ディストリビューションの様に、勝手に使ってね。 という形式(OSS)に、持って行く方向性で行くしか、生き残る方法はないのかもしれません。
「Linux」を知らない方は、何言っているのか分からないと思いますので、簡単に言えば、「Linux」はベースのOS部分(カーネル)は、管理している組織はあるが、そこに、自分達で作成したものをビルド(乗せて)提供しているのが、Linuxディストリビューションと言います。 Ubuntu、KNOPPIXなど、色々あります。
WindowsというOSを開発して、儲けてきた会社ですが、もうそれだけでは限界で、収益構造を大きく変えようとしているる途中です。上手く行くかは、そんなことは知った事ではありませんので。
<参考>
Macなんて、未だ10%にも満たないのです。。。。
Linuxディストリビューションの他に、Windowsディストリビューションが、将来、デビューする時が来るかもしれません。
そうなれば、日本のショボイソフト会社でも、カーネル以外の「デスクトップ環境(KDE)」部分くらいは作れるでしょうから、Linuxディストリビューション「KNOPPIX(キノピックス)」の様に名前を付けて、提供できる様になるかもしれませんね。。。。。。
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