2022-05-10、
本日のお題は、無償のオフィスソフト、「LibreOffice 7.3.3 Community」と「Apache OpenOffice 4.1.12」の２本がアップデートしましたので掲載します。
この無償のオフィスソフトは、OpenOfficeからフォークしたというより、2つに分かれてしまいましたが、元はほぼ同じでした。
The Document Foundation（TDF）の管理する「LibreOffice」はマメにアップデートがかかるのですが、The Apache Software Foundationの「Apache OpenOffice」の方は、不定期というか、最近は年に２回ほどアップデートがかかります。 どちらも、人手が足りなく、開発が思うように
ただ、普通に使う分には、アップデートの少ない方が良いのか、新機能を盛り込んだ最新版をアップデートさせてくれる方が良いのかは、ユーザーの判断です。
＜補足説明＞
2011年6月に、「OpenOffice.org」は、「Oracle」から「Apache Software Foundation」に寄贈され、「Apache OpenOffice」と改名されました。
そして、もう一つ、OpenOffice.org開発コミュニティーの主要メンバーが設立したThe Document Foundationにより開発されている「LibreOffice」があります。
また、「Apache OpenOffice 4.0」では、OpenOffice.orgの派生版としてIBMが開発してきた「Lotus Symphony」の機能を統合しています。
１．5月6日、「LibreOffice 7.3.3 Community」を公開
＜対応OS＞
クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。
・Windows 7,8,10（XP、Vistaはサポート対象外です）
・Mac
・Linux
この最新版と安定板も用意しています。
・LibreOffice サイト
https://ja.libreoffice.org/
■LibreOffice ダウンロード サイト（最新版、安定版）
https://ja.libreoffice.org/download/download/
・LibreOfficeホーム サイト
http://ja.libreoffice.org/home/
・LibreOffice Portable（USBポータブル版）
http://portableapps.com/apps/office/libreoffice_portable
・LibreOffice Template Center テンプレートも豊富にあります。
http://templates.libreoffice.org/
２．5月4日、「Apache OpenOffice 4.1.12」を公開 半年ごとにアップデート
今回は、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート
なお、Windows 10/11環境では「Microsoft Store」から「Apache OpenOffice」を入手できるようになってります。
＜アプリケーションの構成＞
OpenOfficeは、「LibreOffice」とほぼ同じ構成です。
・Writer：ワードプロセッサ
・Calc：スプレッドシート
・Impres：プレゼンテーション
・Draw：ドローソフト、Math：数式エディタを含みます
・Base：データベース管理プログラム。
＜対応OS＞
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Server 2012/8.1/10
Mac
Linux
・Apache サイト
https://blogs.apache.org/OOo/entry/announcing-apache-openoffice-4-18
—関連記事—
・フリーのオフィスソフトは、どれが使える？ MS Officeを購入しなくても、他社のOfficeを使える時代です
・The Document Foundationが、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice 7.0」を公開しました。
・The Document Foundationが、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice 6.4」を公開しました。
・The Apache Software Foundationが、オープンソースのオフィススイート「Apache OpenOffice」v4.1.2を公開
・The Apache Software Foundationが、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice」v4.1.5を公開
Sponsored Links
コメント