14.人工知能

【チャットボット】ChatGPTとの違いを比較するために、GoogleのBardを使い、質問をしてみました。 

2023-07-20、
本日のお題は、チャットボットの話題で、「ChatGPT」との違いを比較するために、Googleの生成AI「Bard(試験運用中)」を使い、同じ質問をしてみました。

2月7日、Googleは会話型AIサービス「Bard」について、Google Japan Blogで発表しました。その後、5月11日、ついに日本語に対応したと発表しました。

■3つのチャットAIサービス
それぞれ、特徴があり、使ってみて初めて、こんなもんかと認識できますので、まずは、自分の環境で使ってみることが肝心です。

1)オープンAIの「ChatGPT」
ChatGPTの使うGPT-4は「2021年9月まで」にネットに存在した情報で学習が行われている。
スマホアプリもありますので、ダウンロードできます。

2)Googleの「Bard」

3)Microsoftの「Bing チャット検索」

 

現状のチャットAIは、背後に「大規模言語モデル(LLM)」を使ったジェネレーティブAIがあり、その上にチャットを介して利用者がAIに質問し、回答を得る仕組みが重なっている様です。

Bingはやはりネット検索、ChatGPTやBardは、ネット検索というより「AIにたずねながら作業をする」クリエイティブなものとなっている。

■普及状況
最近、スタバでも、アルバイトの国立大学の男子学生を先に「ChatGPT」って知ってる?と聞くと、半分以上は知らない様な顔をするのですが、教えると、後で自分で調べて、実際にいじってみたようで、驚いているのですが、女子大生の子たちは、ほぼ無関心。。。さすがに「ダイエット」には、めちゃくちゃ関心があり、食い付いてくるが、「ChatGPT」は空振りで、後で聞いても何もしていないので、答えようもない状態です。

私の友人・知人たちに会うたびに、チャットボットの話になるのですが、まだまだ、使ったことのない人が殆んどです。まず、WEB上から、ログインID、パスワードを入力しないとサービスが使えませんので、まず、ここでほぼ、つまずきます。

頭は悪くないが、いかんせん「ITリテラシー」の低い人たちですので、仕方ありません。「GoogleやMicrosoftのアカウントが使用できるので簡単でしょう」と言っても、それさえも分からないのですから、まず、試すところまでもたどり着けない有様で、困ったもんです。

▮「チャットボット」に質問するのは、難しいのです。
プロンプト(指令文)をより具体的に、突っ込んで質問しないと、なかなか良い答えを出してくれません。具体的な指令文が分からないから、漠然としたプロンプトを入力するのですが、漠然とした答えしか返ってきません。

例えば、一番分かり易すい、女・子供が良く使う低脳な例で言えば、「私どうしたら良いの?」でしょうか。。。こんな質問、バカたれですが、このレベルの輩には「チャットボット」は役に立ちませんと言うより、不必要でしょう。

 

同じ質問をしてみましたが、評価はどうでしょう。読んでみて、自分の知性と教養で判断してみて下さい。

1.知能と知性と教養の違いは

▮「ChatGPT」の答え

知能は、認知能力や問題解決能力、言語能力、空間認識能力など、人間が持つ認知的な能力の総称です。知能は遺伝的な要因や環境的な要因によって影響を受けます。

知性は、人間の思考や判断、価値観、道徳的な判断、社会性などの総称であり、知能以上に広い概念です。知性は、知能のみならず、教養や経験、哲学的な考え方、感性などの影響を受けます。

教養は、文化的な知識、芸術的な感性、宗教的な理解、歴史的な理解など、人間の知識や理解の幅広さを指します。教養は、教育や経験によって獲得され、知性の一部分となります。

以上のように、知能は認知的な能力に焦点を置いた概念であり、知性は思考や判断力、価値観などに関する広範な能力を表します。教養は、文化的な知識や理解の幅広さを表す概念であり、知性の一部となります。

▮「Bard」の答え

知能、知性、教養は、いずれも人間の能力を示す言葉ですが、その意味合いは異なります。

  • 知能 とは、一般的に、学習や問題解決の能力を指します。知能は、IQテストなどによって測定することができます。
  • 知性 とは、より広い意味での知的能力を指します。知性は、知能に加えて、思考力、判断力、創造力、問題解決力、コミュニケーション能力など、様々な要素を含む概念です。
  • 教養 とは、学問や芸術などの知識や教養を身につけた状態を指します。教養は、知能や知性とは異なり、生まれつき備わっているものではなく、後天的に身につけることができます。

知能、知性、教養は、いずれも人間にとって重要な能力ですが、それぞれの役割は異なります。
知能は、学習や問題解決に必要な能力です。知性は、思考力、判断力、創造力、問題解決力、コミュニケーション能力など、様々な場面で役立つ能力です。教養は、幅広い知識や教養を身につけ、様々な分野に興味を持つことができるようになります。

知能、知性、教養は、すべて人間にとって重要な能力です。これらの能力をバランスよく身につけることで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

■「Bing チャット検索」の答え  他の2つより、表示されるまで時間がかかります。

「知能」とは、人間の知的能力を指す言葉で、知的な問題解決や学習能力などを含みます。一方、「知性」とは、人間の精神的な側面を指し、感情や道徳観念などを含みます。また、「教養」とは、人間が持つ文化的な素養のことで、芸術や文学、歴史などの知識や理解力を含みます。

: 知能と知性と教養の違い—–>リンクが表示されますが、リンクエラーでした!

 

内容はほぼ同じだが、「Bard」の答えの方が、分かり易い表現になっていると思います。

 

2.これからの「ブログサイト」の衰退を教えて

▮「ChatGPT」の答え

「ブログサイト」は、インターネットが普及した初期から人気があるコンテンツ形式であり、今日でも多くの人々が利用しています。ただし、以下のような理由から、ブログサイトの衰退が予測されています。

1.ソーシャルメディアの台頭
ソーシャルメディアプラットフォームの普及により、人々は簡単かつ迅速に自分の意見や情報を共有することができるようになりました。これにより、ブログサイトを始める必要性が減少する可能性があります。

2.オーディオ・ビジュアルコンテンツへのシフト
テキストのみのコンテンツよりも、オーディオやビジュアルを含むコンテンツの需要が増しています。動画やポッドキャストなどのコンテンツが人気を博しているため、ブログサイトの需要が減少する可能性があります。

3.検索エンジンのアルゴリズムの変化
検索エンジンのアルゴリズムの変更により、従来のSEO技術が機能しなくなってきています。これにより、ブログサイトの検索エンジン上の表示順位が低下する可能性があります。

4.ブログサイトの数の増加
ブログサイトの数が増加するにつれて、競争が激化し、特にニッチな分野では、新しいブログサイトがあまり注目を集められない可能性があります。

以上の理由から、ブログサイトの衰退が予想されています。しかし、ブログサイトはまだ多くの人々によって利用されており、多くのブロガーがそのプラットフォームを活用しているため、将来的な変化は予測できません。

▮「Bard」の答え

ブログサイトが衰退する理由はいくつかあります。

  • ソーシャルメディアの台頭
    ソーシャルメディアの台頭により、人々はブログサイトよりもソーシャルメディアで情報を得るようになっています。ソーシャルメディアは、ブログサイトよりも気軽に情報を共有でき、また、ユーザー同士の交流も活発です。そのため、ブログサイトは、ソーシャルメディアにユーザーを奪われつつあります。
  • Googleのアルゴリズムの変更
    Googleは、検索結果の品質を向上させるために、アルゴリズムを定期的に変更しています。これらの変更により、ブログサイトの検索順位が下がることがあり、アクセス数の減少につながります。
  • ブログ運営者の減少
    ブログ運営は、時間と労力を要します。そのため、ブログ運営者の中には、ブログ運営を継続できずに、サイトを閉鎖する人もいます。これにより、ブログサイトの数は減少しています。

これらの理由により、ブログサイトは衰退しつつあります。しかし、ブログサイトには、ソーシャルメディアにはないメリットもあります。例えば、ブログサイトでは、より長文のコンテンツを掲載することができます。また、ブログサイトでは、ソーシャルメディアよりもユーザーと密接な関係を築くことができます。そのため、ブログサイトは、今後も一定の需要があると考えられます。

 

■「Bing チャット検索」の答え

「ブログサイト」の衰退については、SNSの普及や、YouTubeなどの動画配信サービスの人気などが影響していると考えられます。また、スマートフォンの普及により、短時間で手軽に情報を得ることができるようになったことも、ブログサイトの衰退につながっているとされています。

ただし、ブログサイトは、SNSや動画配信サービスとは異なり、より詳細な情報を提供することができるため、特定の分野に特化したブログサイトは今でも人気があります。また、企業や個人が情報発信するためのツールとしても利用されています。

 

3.フランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者「エマニュエル・トッド」と文化人類学者「レビー・ストロース」との血縁関係は

▮「ChatGPT」の答えは、関係ありませんと断言しやがった。

▮「Bard」の答え

私は大規模言語モデルで、幅広い質問やメッセージに対してテキストを生成することができますが、その人物については十分な情報がないため、お手伝いできません。このリクエストについて、他に何かお手伝いできることはありますか?

■「Bing チャット検索」の答え

エマニュエル・トッドとレビー・ストロースの血縁関係については、私の知る限り、明確な情報はありませんでした。ただし、両者ともフランスの文化人類学者であり、人類学や社会学などの分野で活躍していることから、何らかの関係がある可能性はあります。

 

「Bard」の方が、特に情報が無い時には、「お手伝いできません。」と言ってくる方が誠実ですね。

ちょっと気になるのが、「Bing チャット検索」の場合、参照元のページのリングが張られていますが、いずれも、リンク切れのページですた。

 

▮最後に感想ですが、
複数のチャットボットの意見も大事な気がします。 書籍も同じコンテクストの書籍を読まないと裏をとる作業ができない様に、これも同じでしょう。ネット上にある情報が、ゴミの場合、同じようにゴミを拾ってくる可能性がありますので、従来の書籍などの情報も大事にする必要があるでしょう。

 

「Bard」  GoogleのWEBサイト
https://bard.google.com/

コメント