2026-01-02、
本日の書籍紹介は、陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点 古谷経衡(著)です。
古谷経衡氏による著書『陰謀論と排外主義――ネットメディアとポピュリズム』(2022年、中公新書ラクレ)は、現代社会でなぜ「根拠のない噂」や「他者への攻撃」がこれほどまでに力を持ってしまうのかを、メディア論の視点から鋭く分析した一冊です。
■陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点 古谷経衡(著)
<内容説明>
トンデモ・デモの現場で、地方市議選の現場で。我々の日常はいかにして陰謀論と排外主義に侵食されたのか?7人の論客がそれぞれの視点で斬る!
<目次>
第1章 陰謀論と排外主義の現在地(黒猫ドラネコ)
第2章 「熱狂」を生み出す仕掛け(山崎リュウキチ)
第3章 近代に取り残された人々(古谷経衡)
第4章 カルトと陰謀論・排外主義の結節点(藤倉善郎)
第5章 選挙の現場を侵食する陰謀論と排外主義(選挙ウォッチャーちだい)
第6章 電車男の代替現実~「名無しのQ」とは誰だったのか(清義明)
第7章 癒やしの日の丸(菅野完)
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世の中を構成する人間たちは、こうも「認知能力」の違いに、驚き、気づかされ事柄なのですが、
・なぜ身近な人が陰謀論にハマってしまうのか?
・社会的な格差が激しくなったのか?
・低レベルの人間が増産された原因は?
身近な人が陰謀論にハマってしまう背景には、単なる「知識不足」や「能力の問題」だけでは片付けられない、深刻な社会的・心理的要因が絡み合っています。
「格差」や「人間の質」という視点を含め、現代社会で何が起きているのか?
1. なぜ「身近な人」がハマるのか?
■陰謀論にハマる入り口は、多くの場合、「個人的な痛み」や「不安」です。
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「納得感」の罠:
現代社会は複雑すぎて、個人の努力ではどうにもできない問題(不況、パンデミック、格差など)が溢れています。陰謀論は、こうした複雑な現実を「悪の組織が裏で操っている」というシンプルで明快な物語に書き換えてくれます。 -
「目覚めた」という万能感:
「自分だけが世界の真実を知っている」という感覚は、社会で軽視されていたり、居場所を失ったりしている人にとって、強烈な自尊心の回復(エンパワーメント)になります。 -
SNSのフィルターバブル:
一度興味を持つと、アルゴリズムが似たような情報を流し続けるため、客観的な視点に戻ることが物理的に困難になります。
2. 社会的格差との関係
■「格差が激しくなったこと」は、陰謀論の蔓延と密接に関係しています。
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無力感の裏返し:
経済的な困窮や社会的な孤立を経験すると、人は「正当な努力が報われないのは、システムが不正に支配されているからだ」と考えやすくなります。これは、自分を守るための心理的防衛反応でもあります。 -
「上」への不信感:
格差が広がると、政治家やエリート層(専門家)への信頼が崩れます。信じていた権威に裏切られたと感じた時、その対極にある「非主流の怪しい情報」が、皮肉にも「真実」に見えてしまうのです。
3. 「低レベルな人間が増産された」と言えるのか?
「低レベル」という表現は過激に聞こえますが、社会学的な視点では、「知的・精神的な余裕(マージン)が奪われた人が増えた」と分析できます。 昔から、低レベルな人間は存在するが。
4. 私たちにできること
■身近な人がそうなってしまった場合、正論で論破しようとすると「相手はさらに殻に閉じこもる(バックファイア効果)」ことがわかっています。
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「感情」を否定しない:
相手が抱いている不安や怒りそのものは否定せず、「なぜそう思うようになったのか」という背景に耳を傾けることが、孤立を防ぐ第一歩になります。 -
情報の「蛇口」を多様にする:
ネット以外のリアルな人間関係や、異なる価値観に触れる機会を緩やかに維持することが、唯一の解毒剤となります。
パンデミックや格差などの社会的な不安定さが、いかにして人々の心理を陰謀論へと駆り立てるのかを、社会学的な観点から深掘りしています。
最後に、
<私の社会に対する感想>
■思考停止した国民を利用して、バケモノの様な独裁者が現れて「戦争」を始めてしまう。悲惨さではなく、思考停止を辞めさせるべきなのです。
■世の中、これだけ、科学技術が発達しても、相変わらず、バカやアホが、大勢ゾンビの様に存在する。 寛容過ぎるのか、教育制度が間違っているのか。
■現代社会では、「知識社会」と言われていますが、インターネットが発達しても「WEB2.0」は夢と消えて、バカ動画、バカ漫画、バカゲームと30歳過ぎても、幼稚園児か小学生が遊ぶコンテンツで戯れている。 おまけに「低脳」が集う「SNS」も大人気で、いつも罵り合いを起こす。
■年に1冊も、身銭を切って書籍も読まない、頭に何も詰まっていない空っぽの頭をした社会人モドキの「小学生」が多勢に無勢を占めている。
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