2018年2月26日、
全国大学生協連(東京)が、1日の読書時間について、大学生の53%が「ゼロ」と回答したとの調査結果を発表しました。
公表された調査結果を見て、「Fランク」の大学ばかりかと思いましたが、そうでは有りません。
概ね、地方に行っても、そんなに変わらない数値が出るのではと思いますが、それにしても、ちょっと、がっかりな数値ですが、これが現実で、これが今の学生の半分くらいが、こんな低レベルなんでしょう。
しかも、読書時間が「0」分の割合は、アルバイト就労中の学生が54.5%と、アルバイトをしていない学生の49.4%を5.1ポイント、全体平均を1.4ポイント上回るだけです。
実態調査で初、大学生の5割超、読書時間がゼロ 。。。です。 「本離れ」が顕著というか、読書の習慣の無い学生はこんなもんでしょうか?
「社会人」に至っては、もっと、ひどい結果が出てくると思いますので、調べる気も起きませんね。学生の時にこのような状態ですので、社会人になってから、読み始めるのでは、ホント、ごく少数でしょうね。
こんなのが、毎年、大量生産されて、世の中に出てくるのです。 多勢に無勢です。
みんな一緒なら怖くない。。。。ですか。 アホか。。。。
みんな、何をして1日を過ごしているのだろうか?
「猿」とか「犬」と同じ様な生活をしているのでしょうね。
スマホで、バカ動画、エロ動画、バカゲーム、SNSばかりしているでしょうか? それとも、家に帰り、風呂入って、飯食って、テレビを観て、バカ笑いして、クソして寝るだけの生活を、毎日、毎日、しているのだろうか?
多分、社会に出ても、同じ、「猿」とか「犬」と同じ様な生活をしているのでしょうね。
授業に出ても、先生の話を、ただぼーっと聴いているだけで、頭に何も入ってこない。ノートをとっていても、何が書かれているのか、理解しょうとも考えていない。 試験のときは、「海馬」に、丸暗記、1ヶ月すると、全部、忘れてします。 決して、「大脳皮質」には、記憶を残せない。
これだと、田舎で暮らしている、父ちゃん、母ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃんと、何も変わらない生活、大学に行くために、わざわざ、東京に出てきて、暇を潰す。
とんでもなく、有意義な時間を過ごしているなんだなーと思います。
読書の習慣は、「親」の代から影響を受ける場合がある
やはり、読書というのは、小さい頃から、習慣付いていないと、読まないんだなーと思います。 親の代から、きっとこんな状況なんではないかと思います。 「親」に読書の習慣が付いていない家庭では、子供も読むわけないよなーと思います。
女の子を2人育てましたが、幼い頃、よく絵本を寝る前などに、2人とも読み聞かせをしていました。子供も成長過程で、読む時期と読まない時期があると思いますが、小さい頃に、読書の習慣を身に付いていれば、社会人になってから、ちょっとしたきっかけで、自然と読むようになうのではと思うのですが、少なくても、家の娘達に効果が有ったように思います。 これは、学生のうちだけではなく、社会に出てからも、ずーっと続いて欲しい事柄なのですが、さて、うまくゆくでしょうか。ちょっと、楽しみでもあります。
ですので、このように、二極化してしまうのではないでしょうか。
「スタバ」での出来事
私の場合、「スタバ」でバイトしている学生さんと話をする機会が、多々あるのですが、女子より、男子の方が、まだ書籍を読む習慣が身についている子がいて、たまに自然科学系の書籍を貸すことがあるのですが、ちゃんと、メモ用紙に数ページ「感想文」まで書いてくる子がいて、その感想の内容も、ちゃんと的を得た、感心するような「感想」を記載してきますので、おもわず「できるなー」と関心してしまいます。 はやり若い脳は高性能です。着眼点、注意しているところが絶妙で、実に、私が気に止めなかった所に、重要なことが隠されていたりして、とても、勉強になることも、多々あります。
私は、自分で読むとき大事なところは、書籍の角を折ったりする癖があるのですが、貸す時に、自分にとって大事なページを折ってあるのがバレてしまいますので、読ませたい書籍は、なるべく、角を折ったりしないようにしています。
年齢、感性が、違うと、大事なところが、違ってきますので、そこが、また面白いところです。 自分では、感じることが薄かった部分が、あぶり出されるのは、ある意味、新鮮です。 本当に、若い人と、読んだ書籍のことを話せるのは、ほんとに、楽しいの一言です。
女子は、そんなものには、全く興味が無いようで、リケジョ、大学院生レベルになると、興味がある、授業で関連のある自然科学系の事柄だと食いついてくることもあります。
女子学生の場合は、そんなものには、全く興味もありませんので、どうしようも有りません。
ですので、「空気を読むな、本を読め!」と、毒舌を吐くと、目を白黒させます。。。
別に、書籍を読まなくても、人生が終わるわけでも無いし、困らなければ、何も問題は有りませんが、話をすると、思考のレベル、物事の認識が低レベルですので、軽い頭をしている事が、すぐにバレてしまいます。
日本の学生と欧米の学生ってそんなに違うの?
日本の学生は、そんなに忙しいのか? そんなことは無いと思います。 欧米と違って、一度、入ってしまえば、出る(卒業)のは、簡単です。 大学にもよるでしょうが。。
普通であれば、授業で必要な事柄を含めても、年間100冊以上は、読む必要があるのではないかと思うのですが、日本の学生は、書籍を読まなくても、ちゃんと、授業について行けて、単位を貰えるのでしょうね。
まるで、高校生の時の勉強の延長みたいで、調査、分析して、ちゃんと考える作業をして、アウトプットしなくってもいい、授業内容なんでしょうか?
若い時は、人の頭で考えた、想像した小説でも、文学全集でも何でもいいと思います。
私は、もう歳ですので、人の頭で考えた、想像した「小説」などを読む「暇」はありません。(これは、「立花隆」さんの受け売りですが。。。)
人類とは、人間とは、自分は何者なのか、頭の脳神経細胞ってどうなっているのなど、宇宙は、時間とは、など興味が尽きることがありません。 だた、娘の読み終わった「小説」をチラ見してしまい、面白くて、思わず、内緒で読んでしまうともあります。
今回、これは学生に限った調査ですが、社会に出て、20年、30年経っていても、書籍を自分で探して、身銭を切って購入することのない、年に1冊も読まない「バカ」が多勢に無勢を占めるのでしょう。
私の訪問している会社で、20人以上の規模の中小企業でも、1事業所あたり、書籍を定期的に読んでいる人は1,2人居れば奇跡です。 北海道なんてこんなもんです。
だから、「大衆迎合」だとか、「愚民」と云われるのですが、自分の事だと思い居ていない事が哀れです。
・全国大学生活協同組合連合会
http://www.univcoop.or.jp/
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