2020年4月11日、
株式会社ベルデンキが、中小企業の生産性向上に役立つウェブサービス「クラウドかんたんマニュアル」を3月1日より提供開始しました。
PC、タブレット、スマートフォンを使ってブラウザ上でだれでも動画や画像つきの業務マニュアルを作成・共有できるクラウド型のウェブサービス「クラウドかんたんマニュアル」の提供を開始しました。
日本の中小零細企業の「生産性の低さ」の1つの原因にもなっている業務の「標準化」の遅れを解消するためのツールとしては効果的でしょうが、働く人間(労働者)のレベルにもよるでしょう。
事業が拡大して行くと、業務が複数の人が連携して処理しなければ進まなくなるのですが、一人一人ばらばらに行ってしまう様な、自然に行われる「標準化」は、自分の身の回りの単純な事務改善に留まってしまう欠点があり、本当の問題解決には至りません。
又「管理のための人材不足」と「標準化の遅れ」た企業では日々の業務に追われており、本来あるべき姿や専門知識の蓄積ができていない状態に陥っている場合が十分あります。
逆な言い方をすれば、これができていれば、自然に「情報の共有化」が進む方向に向かいます。
<業務の標準化ができていないと、下記のような問題点が、いつまでたっても解消されない>
・「特定の従業員・スタッフにしかわからない業務がある」
・「担当者が休みや不在になると業務内容がわからず社内がパニックに」
・「新人や技能実習生などに業務内容がうまく伝わらない」
・「人手不足で、仕事のできるベテラン社員が教育や研修を担当する時間がない」
・「マニュアルが整備されていないので、担当する従業員・スタッフによって業務内容やサービスに差が出る」
「業務の標準化」とは、
「何でもできるスーパーな人」を1人作るのではなく、誰か欠けてもちゃんと業務が進むように、「仕事を標準化」して、誰でもできる体制を作ることです。「私、これ苦手だからできない」なんて、絶対に言わせないことです。
安い「労働力」だから、仕方ない?。。。なんて考えたら負けです。
給料? 決して安くはないでしょう。
パソコンなんて「文房具」の時代ですよ。こんな物も使いこなせなければ、小学生を雇った方がましでしょう。
もちろん、高度なコミュケーション能力、「読み・書き・ソロバン」の能力に長けている人は居ますが、大抵は「凡人」です。 AIロボットに教え込む方が難しいか、凡人に教え込んで業務の標準化を図るか? 今のところ、「凡人」に教える手段を使った方が良いのかなと思います。
最後に、肝心な所は、このようなツールを利用して、誰が、どのように作るか。。。です。
この問題を解決できない経営者には、どんなアイディアも「馬の耳に念仏」でしょうね。
<特徴>
1.PC、タブレット、スマートフォンを使ってブラウザ上から動画や画像つきの業務マニュアルが作成・共有可能
2.だれでも業務マニュアルの作成ができるシンプルな機能を実現
3.PDF形式でのプリントアウトが可能
4.初期費用は無料で、マニュアル数に応じたリーズナブルな月額料金を実現
5.だれでも閲覧できるので、教育・研修に必要なリソースやコスト削減に役立つ
6.カテゴリーやキーワードで必要な部分を検索できる機能を搭載
■「クラウドかんたんマニュアル」内容紹介・無料トライアルリンク掲載ページ
・ベルデンキ公式ウェブサイト:https://www.kantan-manual.com/
<追記>
私がお世話になっているお客様の会社で、6ヶ月ほど居た派遣社員のお姉さんが、最後、契約が切れた時に、大変な「置き土産」を置いていってくれました。
どんな「置き土産」かと言えば、電話受付用の「業務マニュアル」でした。
この会社は、ある商品の製造メーカーの子会社で修理サービスを受け付ける部門なのですが、修理のサービスですので、サービスを行う下請けも抱えていますので、業務的には、一般顧客、本社の要請、サービス業者への依頼、業者からの問い合わせ、修理部品の管理、発送など多種な業務をこのコールセンターでこなさなければなりませんので、気を付けなければならない事が数多くあるのです。
そんな事柄をExcelで、A3用紙2枚程度にまとめて、置いていってくれたのです。私が観ても、上手く出来ていたので、本当に関心しました。 まるでドラマの「派遣の品格」で言えば、特Aのワーカーでした。 以来、引き継いだ、仕事のできる女子社員が、アップデートを重ねて、新人女子社員が入ってくると、見せています。
中にいる女子社員は、仕事のできない奴とできるや奴が、はっきり分かれてますので、わかりやすいのですが、仕事が出来ないほうが、変な空気を作っているので、微妙なときがあります。
仕事のできない奴からすると、こんな「置き土産」など置いて行くなど、いい迷惑なんでしょうね。 だって、すぐに仕事を覚えて、自分たちより仕事ができるようになるのが怖いですから。。。。
このように、「抵抗勢力」が、思わぬ所に潜んでいる場合もありますので、慎重に実施しないと、ひどい目に合いますので注意して下さい。
—関連記事—
・小規模企業の為の社内LANを構築して、業務で活用する方法について
・マイクロソフトの「Access」の便利な機能を使って、業務アプリケーションを作成して活用する。
・「サイボーズ」のWEBを利用した業務アプリが作れる、使える「kintone」について
Sponsored Links
コメント