初期設定方法

Windowsパソコンが、重くならないようにする為の初期設定とメンテナンス方法について

lukasbieri / Pixabay


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4.必要なアプリをインストールする時に重くなる要因 

ここからは、個別にアプリをインストールしてゆきますが、インストール時に、スタートアップに登録されて、パソコン起動時にメインメモリを消費してしまうアプリケーションを具体的に見てゆきましょう。

1)アドビ(Adobe)

・アドビ リーダー       :  PDFファイルを閲覧するためのアプリです。 アドビのサイトから無料でDLします。
・アドビ フラッシュプレイヤー : ブラウザで動画を見るためのプラグインです。
・Adobe Reader Speed Launch
・Adobe Reader Synchronizer(何をしているのか?不明です)
・Adobe ARM

アドビの製品も自動アップデートの設定が可能になっていて、パソコン起動後、アップデートしますか?の画面が表示される時があります。 アクロバットやフラッシュプレイヤーは、かなり頻繁にアップデートが入ります。
設定画面で機能をOFFにできます。 その代り自分でアップデートをチェックする必要があります。

2)Google

Googleのアプリケーション ピカサ、Googleアース、ブラウザ用ツールバーなどのアプリをインストールすると自動で入ります。
・Google Desktop Search
・Google Update
・Google Tool Bar Notifer(サービス) :ブラウザ用のツールバーをインストールすると入る。
これは、無効にするのですが、再起動すると勝手に有効になっている。

3)Office ソフト 

Microsoft Office をインストールするとスタートアップに入ってきます。
「OneDrive」と連携する「OneNote」などもスタートアップに登録されます。

4)AppleのiTunes

Appleの製品を管理するための「iTunes」をインストールすると入ってきます。

Windows版の「iTunes」をインストールすると、
・「 iTunesHelper」がインストールされています。
クイックタイム   : QuickTime Task  アップルの動画を見るためのプレイヤーですね。

Windows版の「iTunes」はちょっと曲者で、性能の低いWindowsパソコンで動かすと、ものすごく重いです。
なぜなら、通常、Windowsのコンポーネントを利用して、アプリを動かしますが、Appleはこれを嫌い、「iTunes」の中に自分のコンポーネントを抱えて動いていますので、結果、重くなっていますが、Macの「iTunes」なんて、さくさく動きます。 なんだこれ状態です。。

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5)最近、使われるようになってきた、クラウド系のアプリケーション

Googleの「Google Drive」、マイクロソフトの「OneDrive」、キングソフトの「KDrive」など、Windows用のクライアント管理用ソフトは、ほぼ、「スタートアップ」で起動がかかるようにできています。

補足説明
「スタートアップ」とは、電源投入時に、自動で、予め起動するアプリケーション群です。毎回立ち上げる、起動する必要が無いので便利ですが、使う時に起動すれば「いいや」と思われるものは、「スタートアップ」から外した方が、良いでしょう。

スタートアップチェッカー

ざっと、見ただけでも、これくらい有りまして、そのほか、アプリケーションをインストールする毎に、「スタートアップチェッカー」と云うアプリを使用して、インストール後チェックする必要があります。  そして、スタートアップに登録されたら、このソフトで無効にすることができます。

上記ソフトは、「常駐していないと使いづらい」と思わなければ、常駐を解除しても、OKです。

「スタートアップチェッカー」と云うアプリをお勧めする訳は?
通常、「スタート」のすべてのプログラムの「スタートアップ」にスタートアップするプログラムが、インストール時に自動で登録されますが、アプリによっては、ここに登録されないものも多々あります。

もう一つ、「ファイル名を指定して実行」で、”msfonfig”とコマンドを叩くと表示される「システム構成」画面のタブに、「スタートアップ」タブ画面があり、ここでは、すべて有効・無効を管理できるようになっています。

このWindowsの「システム構成」画面で、有効・無効を設定するのは、情報が足りなく、ちょっと危険です。 ですので、「スタートアップチェッカー」と云うアプリを使用して、簡単に設定するのをお勧めしています。簡単にワンクリックで有効・無効に設定変更できます。

追記> 2017年1月
「Windows 10」の場合、タスクマネージャーに「スタートアップ」を管理できるタブが有りますので、下記の画面から、有効・無効の設定をすることが可能です。

CTRL+ALT+DELLキーを押せば、「タスクマネージャー」を起動、表示できます。

上図のアプリを選択して、画面右下の「無効にする」をクリックするだけです。

 

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