無線LAN

第2回 無線LAN どうやって?WiFi接続するの? 無線LANがどのような仕組みと接続方法

第2回目は、無線LANの仕組みについて  どうやって?WiFi接続するの?

無線LANがどのような仕組みになっているのかと、どんな風に接続設定すると繋がるのか、接続方法について記載します。


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1.無線LANの仕組みについて 

無線LANルータ(親機)は、「俺はここにいるぞ!」といつも電波(ビーコン)を発信(SSID)しています。
子機の機能(WiFi)の付いた端末を接続するだけです。 パソコン、タブレット、DS、スマホもつながります。


Mac、Windows Vista、7、8では、通常、無線LANルータ(親機)側の「SSID」と「暗号化キー」を端末側に入力すれば、30秒で接続完了です。

XPは、ちょっと厄介です。
接続設定用のアプリが必要になりますが、これを使用すると、アッという間に、接続設定の仕組みを理解せずに終了してしまいますので、いつまでたっても自力で接続できないのです。

補足
デフォルトでルータ(親機)のSSIDステルス機能が「ON」になっている場合があります。
ステルス機能が「ON」になってい状態とは、「俺はここにいるけど、SSIDは教えないよ!」の状態です。

ですので、これをPC側の接続設定時に、SSIDと暗号化キーを調べて、セットしてあげないと、絶対に親機とつながりません。

接続ソフトを利用すると簡単に、ルータ(親機)のステルス機能が「ON」になっていても接続できます。
例としては、バッファローの「AOSS」などです。 最近は、ほとんどのメーカー製品に付いてきます。簡単だが、ルータ付属のマニュアルを「よーく読まない」で実施すると、これもまた「失敗」します。

 

2.無線LAN子機の接続の方法を機器の購入形態で分類すると、下記の3点かと思います。

1)接続用のソフトを使用する

入した機器(親機、子機のセット商品)に接続用のソフト(クライアント用ユーティリティ)が同胞されていて、それをインストールして接続設定する場合。

この最も簡単な方法でも、最近は自分の周辺の家庭で、無線LANを使用していて、ユーティリティにアクセスポイント(ルーターが発しているビーコン)が複 数表示されて、自分の無線LANルータの機器番号(SSID)がどれか?認識できないで、隣のお家のルータに接続してしまう方がたまにいますね!!。 隣 のお宅のルーターにセキュリティがかかっていれば当然、つながりませんよ! 注意です!!!。

AppleのMACなどは、本当に簡単で、この「無線LANルータの機器番号(SSID)」を選択して、「暗号化キー」を入力するだけでつながります。 3秒で接続完了しますが、この選択をミスると、当然ですがつながりません。

自分の使用しているルーターの機器番号を事前に「認識」する必要があります。 (この機器番号(ESSID)を調べる方法は、読み進むと記載されています)。

 

2)親機(ルータ)、子機の製造メーカーが違う場合、子機側の接続用ソフトで接続する。

WindowsXPの場合は、アプリを使用した方が簡単ですが、Vista、7の場合は、ネットワークアダプタさえ選択できれば、アプリがなくても繋がります。

 

3)接続用のアプリが付いてないので —-> Windows XPのワイアレスネットワーク接続から接続設定する場合。

めんどくさいのは、Windows XPの入った「ミニノート」などがそうではないでしようか。


接続用の専用アプリは、Vista以降のOSでは、必要ありません。「無線LANルータの機器番号(SSID)」を選択して、「暗号化キー」を入力するだけでつながりますので。

 

 

3.どうやって?WiFi接続するの?

全部、共通ですので、ちゃんと「認識」してくださいね。
親機(ルーター)と自分の使っている子機(パソコン、タブレット、スマートフォン)を接続するのですが。。。

1)接続するために使用する親機(ルーター又はアクセスポイント)の情報は

「SSID(自分を識別するための機器番号 ESSIDとも云う)」と「暗号化キー」の2つだけです。

■親機は、自分はここに居るぞ!と、「SSID」をセットした「ビーコン」と云う信号を発信しています。
■暗号化キーは、親機と接続を許す為のキーです。

アクセスポイント(無線LANルーター)————>  スマホ、PC、タブレット、DS
接続条件:通信規格(a、b、g、n)、SSID、暗号化キー
通信規格が合い、SSID、暗号化キーを入力すればつながる。

ですので、接続する側の端末に、接続するための画面が必ずありますので、該当機器(ルーター)の「SSID」を選択して、暗号化キーを入力すれば、10秒で接続完了です。

どこが難しいですか?

親機を購入して接続する場合や、公衆無線LANに接続するときも、この2つの情報さえ分かれば、あとは何も必要ありません。

 

Wi-Fiの接続設定方法で、親機と子機のボタンをプッシュするだけで接続設定を済ませる機能があります。下記の3種がありますが、スマホ端末、パソコンなど使える使えないを要確認です。

(1)Wi-Fiアライアンス「WPS」 :海外製品の多く。
(2)バッファロー「AOSS2」   :バッファロー製品
(3)NEC「らくらく無線スタート」:NEC製品

上記の方法で接続設定をしてしまうと、簡単で良いのかもしれませんが、無線LANのSSID、パスワードの手動設定を何をどう設定するのか分からないままになりますので、それでも良いと思う方にしか、お勧めできません。

 

2)ルーターとアクセスポイントの違い

家庭などで、区別ができていないと、「繋がらいだのへったくれだ」のとなりますので、ちゃんと区別して覚えてください。

例えば、光回線を家庭で導入しました。
WAN——->光終端装置———->NTTのレンタル有線ルーターを使用してインターネットに接続

NTTのレンタル有線ルーターに無線LANにする装置を付けると、毎月レンタル料金がかかりますので、別途、大抵は市販の無線LANルーターを購入して、家庭内で無線LANネットワークを構築しますが、

WAN——->光終端装置——->NTTのレンタル有線ルーター-——>市販の無線LANルーター(アクセスポイント モードにする)

ルーターが2個になってしまいますので、市販の無線LANルーター側のルーター機能を止めます。 最近の市販ルーターは自動で識別してくれる商品も有りますが、無い場合は自分で設定変更する必要があります。

ルーター機能を止めた方をアクセスポイントと云います。有線で云えば、スイッチング「ハブ」みたいなものです。

このアクセスポイントに接続するには、アクセスポイントにした市販の無線LANルーターのSSIDとパスワードを入力すればいいだけです。

ルーター機能とは、
WAN側から入手したグローバルIPアドレスを保持して、LAN内の接続機器に対して、プライベートIPアドレスを振る機能を有している装置ことです。このルーター自身もプライベートIPアドレスを持っています(デフォルトゲートウエイとも言います)。

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの違いは、自分で調べてください。

ルーターの接続設定画面も2つになりますので、NTTのレンタル有線ルーターと市販の無線LANルーターを認識していないと、アクセスポイントにしたルーターの接続設定画面にもたどり着けません。

特に、au光にして別途、市販の無線LANルーターを接続した場合、デフォルトゲートウエイのIPアドレスが、ipconfigコマンドを叩いても、表示されなくて設定画面に入り込めない場合があります。

追記
AOSS(バッファロー独自の簡単接続設定ツールアプリ)を利用した、ちょっと昔の「BUFFALO」の無線LANルーターの暗号化キーがやたら長いのですが、これを手で入力するのが、大変なのです。

 

次回は、「第3回 無線LANのセキュリティ設定について」です。

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