Google Earth

Googleが、ビジネスユーザー向けソフト「Google Earth Pro」を無償化しました。

2015年1月30日、
Googleが、年額399ドルのビジネスユーザー向けソフト「Google Earth Pro」を無償化しました。 
個人で楽しむには無料版の「Google Earth」で十分だと思いますが、いじってみたい方には、たまりませんよね。


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WEBサービス版の「Google Earth 」を利用して、以前に、自分のサイトに埋め込んで、実験した経験が有りますが、「Google Earth Pro」なんて在ったんですね。 知りませんでした。。。。

2008年6月から、「Google Earth」の3D地球儀をWebページに埋め込めるAPIを提供していましたが、2015年12月12日に終了すると発表しています。 提供終了の理由として、このAPIがレガシーでセキュリティ上の問題があり「Netscape Plug-in API」(NPAPI)を使っているためと説明しています。

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http://www.geocities.jp/step06hy/google_map_top.htm

 

そこで、「Google Earth Pro」が無償化されましたので、こんな機能を有したアプリで、どんな風に使えるのか、調べてみました。

1.「Google Earth Pro」の機能

1)距離の計測、面積の計測 、3D 測定
ポリゴンの面積測定を使って駐車場や土地開発の面積を測定したり、円測定を使って影響範囲を判断したりできます。

2)地籍データ、ユーザー層データ 、可視域ツール 、交通量データ

人口統計、土地区画、交通量を表示できます。

3)ポリゴン、ライン、パス、画像、ジオコード化されたデータ 、データのスタイル設定

住所を一度に 2500 件まで取り込めます。その際、目印やスタイル テンプレートを一括で割り当てられます。

4)動画メーカー、マップメーカーのツール 、データのエクスポート
Windows Media や Quicktime の HD 動画を、最大 1920 x 1080 ピクセルの解像度で書き出せます。

 

2.「Google Earth」と「Google Earth Pro」の比較

機能 Google Earth Google Earth プロ
印刷の解像度 1000 ピクセル 4800 ピクセル
GIS データの読み込みポート ESRI .shp、MapInfo .tab
住所の一括読み込み 各住所を手動でジオロケート 一度に 2500 件まで自動でジオロケート
大きな画像ファイルの読み込み テクスチャ サイズ スーパー イメージ オーバーレイ
追加のレイヤ 人口統計、土地区画、交通量
書き出し用プレミアム動画の作成 HD 1920 x 1080
測定ツール ライン、パス ライン、パス、ポリゴン、円、3D パス、3D ポリゴン

 

3.ライセンス入手方法(利用するためには登録が必要です)

Google Earth プロを使用するには有効なライセンスキーが必要でしたが、2015 年 1 月 20 日の時点で、「Google Earth プロ」のライセンスは無料になりました。

手順
Earth プロ ライセンスを取得したら、登録、「Google Earth プロ」のダウンロードとインストール、ログインして Earth プロの高度な機能を使い始められます。
・Google Earth プロの無料ライセンスを取得するには、フォームに必要事項を記入する。
・ライセンスキーが記載されたメールが送信されます。
・ログインして Earth プロを起動して、メールで送られてきたライセンスキーを入力する。

※Earth プロのライセンスキーを既にお持ちの場合は、自動的に延長されているので、使用を継続するためにライセンスを更新する必要はありません。

・Earth プロを登録する
https://support.google.com/earth/answer/3273767?hl=ja&ref_topic=2376762

対応OS
・Windows XP、Vista、7
・Mac OS X 10.6.0 以降
・Linux  LSB 4.0(Linux Standard Base)ライブラリ

・Google Earth Pro  ダウンロードサイト
https://www.google.com/work/mapsearth/products/earthpro.html

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