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4.その他
1)クアッドコプター Hycopter
シンガポールのHorizon Unmanned Systems 社が、水素燃料電池を使い4時間連続で滞空可能なドローンを開発中です。
ローターと本体を支える中空の構造材をそのまま水素タンクに利用しているそうです。
シリンダー状の構造材に、120gの水素ガスを約350気圧で収め、リチウムポリマーとのハイブリッド燃料電池で発電します。
・Horizon Unmanned Systems 社 サイト
http://www.hus.sg/
2)Agras MG-1(アグラスMG-1)
Agras MG-1(アグラスMG-1)のすごい所は、もう初めから農薬散布用に設計されている所です。 防水防塵設計と耐食性素材を採用しているため、使用後はきれいに洗浄して折り畳み、容易な運搬と保管が可能です。
まずは、中国、韓国で先行発売され、その後、他の地域でも発売される予定です。
価格は公式には発表されていませんが、日本円で約180万円くらいとのことです。
<機能>
・最大10kgの農薬を搭載可能。
・散布可能な範囲は1時間あたり、7~10エーカー(人力による散布の40倍以上の効率です)
・最速秒速8メートルで飛行し、飛行速度に合わせて噴霧の強度を自動的に調節し、農薬液を常に均等に散布することができます。
・飛行中、UAVはリアルタイムで地形をスキャンして自動的に農作物からの高さと距離を維持し、作物に最適な量の農薬を散布できるようにしています。また、リアルタイム通信を可能にするDJIのLightbridge 2 映像伝送システムも搭載しています。
・インテリジェントメモリー機能は、Agras MG-1が散布液の補充やバッテリーの再充電のため一旦帰還した後に、帰還前に最後に記録された場所から再び飛行・散布を再開することを可能にします。
・Agras MG-1の機体は密閉され、統合された遠心冷却システムを搭載しています。
これにより、モーターの寿命を最大3倍にまで延長することが可能です。
三重のフィルターが、水滴やほこり、大きめの粒子状物質などの機体内部への侵入を防ぎ、不純物の混入による摩耗を防止します
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・中国のDJIが、初の農業用ドローン「Agras MG-1(アグラスMG-1)」を発表
3)人が乗れるドローン『184』
EHangが、人を乗せて運ぶ自律飛行ドローン『184』を、CES 2016で発表しました。
平均時速は100kmで、上空500mまで飛行可能です。最大出力106kwのモーターで動作し、約23分稼働します。
機体の高さは約1.4m、プロペラを含む全長・全幅は約3.9m、重量は約200kgです。
・4軸ですが、4×2=8つのプロペラ、4本の折りたたみ式アームを採用
・価格は20万〜30万ドル(約2400万円~3500万円)
発売時期は2016年中を予定しています。
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