Windows乗り換え方法

古いSSD搭載のPCから、新しいHDD搭載のPCに入れ替えて、ストレージもHDDからSSDにする手間について。

古いSSD搭載のデスクトップPCから、新しいHDD搭載のデスクトップPCに入れ替えて、ストレージもHDDからSSDに入れ替える手間について。

なぜ、ストレージ(SSD)が壊れる前に、パソコンを入れ替えようとしたのか?

古いパソコンに「Windows 10」をインストールして使用していたが、ストレージ(SSD)以外の部分が、なんだか調子が悪く、不具合の発生が増えたので、入れ替える決意をしたようです。

これはある意味、正解で、予め「Windows 10」がプリインストールされたパソコンを購入するのが、不具合を起こす確率も低くなります。

初めから、SSD搭載のパソコンを購入すれば良いだけなのですが、まだノートPCならいくらでもありますが、SSD搭載のデスクトップPCはちょっと少ないのです。

最初から、SSD搭載のデスクトップPCを購入すれば良いのですが、ひと手間かかってしまいます。

SSD

 —->

HDD—>SSD

 

同じパソコンなら、SSD—>HDD、または、SSD—->SSDにクローンを作成すれば、お終いですが、パソコンが違いますので、元のOSの環境のままクローンを作成してもダメです。

クローンを作成して動作させると云う事は、ハードやドライバーなどの環境も同じパソコンでないといけません。

 

もう一つ、2020年1月にサポート切れとなる「Windows 7」を使っているユーザーも同じように、パソコンを入れ替えようとするときにも、元のOSを使えないと云う意味において、参考になるではと思います。

 

1.引越しの方法としては2通り

EaseUS Todo Backup Free」などの無料のアプリで、クローンを簡単に作成できます。

EaseUS Todo Backup Free(バックアップと復元)
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

元のパソコンのデータを引き継ぐタイミング

1)クローンを作成する前にHDDに引越しする
通常のパソコンの入れ替えのように、入れ替え元のSSDに格納されているデータを保存して、HDDの新しい方のパソコンに移動する。 その後、HDDから新しいSSDにクローンを作成する。

2)先に、SSDにクローンを作成する
新しいパソコンのOSの入った初期設定状態のHDD—->新しいSSDにクローンを作成する。その後、入れ替え元のSSDに格納されているデータを保存して、SSDの新しい方のパソコンに移動する。

どちらが、手間か?

クローンを作成する時、データの少ない2)の状態で、実施したほうが、ちょっとだけ早いような気がします。

補足説明
120GBのSSDから240GBのSSDに「クローン」を作成すると、空き領域(未使用)が自動的に作成されてしまいます。 240GB – 120GB = 120GBほど空きます。

そんな時は、無償の「EaseUS Partition Master」などで、パーテーションを調整することができますので、1ドライブ目いっぱいにするか、2ドライブにパーテーションを追加するかは、あなた次第です。 ちなみに私は、240GB目いっぱいにしました。
EaseUS Partition Master(パーテーション管理)
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html

 

余った、使い終わったSSDは、USBでパソコンと接続できるSSDケースを購入して、外付けのストレージとして、USBメモリのように使えますので便利です。

ELUTENG HDD SSD 外付けドライブ 透明ケース 2.5インチ USB3.0 5Gbps高速データ転送 UASPも対応 SATA3.0接続 ハードディスクケース

古いパソコンの「SSD」を簡単に「USBストレージ」として使用できますので、新しいパソコンに接続して、元のパソコンのデータを移行する時に威力を発揮しますのでお勧めします。
データの「移行作業」が終われば、「USBメモリ」代わりにストレージとして使えますよね。

HDDを丸ごとバックアップすることのできるソフトの情報
EaseUSが、無償のパーテーション管理の定番アプリ「EaseUS Partition Master Free 13.0」最新版をリリース

CHENGDU AOMEI Technology社が、フリーの多機能イメージバックアップ・HDDクローン作成ソフト「AOMEI Backupper Standard」の最新版v4.0を公開

ハードディスク(HDD)を丸ごとバックアップできるフリーソフトとHDD、SSDについて

 

2.新しい、PCの環境ですが、

1)「Microsoft Officeなし」モデルの場合は、Officeの再インストール作業。

旧のパソコンにインストールして使用していたアプリケーションは、全部、再インストールです。

特にOfficeを使用している場合、ライセンス認証に注意。

Office 365 サブスクリプションを使用の場合
インストール時に、Office のライセンス認証をプロダクト キーを入力して行う必要があります。2台で使用使用していれば、3台目は「制限に達しました」と云うメッセージが出てきますので、予め、古いパソコンで使用しているOfficeを「非アクティブ化」する必要があります。

・Office のライセンス認証を行う  Microsoftサイト
https://support.office.com/ja-jp/article/office-%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86-5bd38f38-db92-448b-a982-ad170b1e187e

 

2)ブラウザ(お気に入り)、メールアプリ(連絡先)などのデータ

上記、どちらの方法でも、ブラウザ(お気に入り)、メールアプリ(連絡先)などのデータを古いパソコンからバックアップを取る必要があるでしょう。

ブラウザが「IE」の場合は、お気に入りをエクスポートできますし、「Firefox」ならクラウドで同期しておけばバックアップの必要はありません。

 

3)ディスプレイを2台使用している場合は、

ディスプレイ用ポート(VGA, HDMI, USB-C)などが使えるかどうかをチェックする必要があります。

今まで使用していたディスプレイ用ケーブルで、パソコンの本体に2台繋げるかどうかです。

グラフィックボードを使用して、ディスプレイ2台を使用している場合は、グラフィックボードも引越しが必要です(もちろんグラフィックドライバーのインストールも必要)。

メーカーによっては、グラフィックボードのドライバーは、メディア提供ではなく、WEBサイトからダウンロードする傾向がありますので、最新のドライバーを求めるなら、WEBサイトからの方が良いでしょう。

 

4)プリンタードライバーの再インストール

プリンターメーカーのサイトへ行って、新しいドライバーが出ていないか確認してください。あれば、それをダウンロード゙して使用した方が無難です。
キャノン
ブラザー
エプソン

 

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