バックアップ

【バックアップ方法】Windowsパソコンのデータバックアップ方法について 保存したデータが消える前に!

パソコンが壊れた時、せっかく登録、設定、保存したデータが消えて、あわてた事がありませんか?

そんな事になる前に、Windowsパソコンの「データバックアップ方法」について説明します。

ストレージつまり「ハードディスク(HDD)、SSD」以外が壊れた場合は、部品を交換すればデータは無事の場合が多いのですが、HDD、SSDが壊れてしまった場合は最悪ですね。たとえ、HDD、SSDを交換できたとしても、データはほぼ全滅です。

ソフト(アプリ)は、再インストールすれば復旧できますのでOKですが、肝心の「ファイルが無い、データが無い。。どうしよう!!」となります。後悔、先に立たず、にならないように!

そんな方のために、普段から覚えておくと便利な「簡単なバックアップ方法」とデータの格納場所を覚えておいて下さい。

– 全 体 目 次 –
1.何をどのようにバックアップする?
1)バックアップの必要性について
2)バックアップを取っておく必要のあるデータは、何?。
3)何を、どうバックアップする必要があるのか?
4)基本的操作ですが、「ファイル操作」ができるか?

5)部分的にバックアップできないアプリケーションについて

2.データの種類 とバックアップ(保存)方法
1)メール関係 (Outlook Express 6での説明)でバックアップが必要なデータ
2)ブラウザ関係(Internet Explorer(IE) の場合)でバックアップが必要なデータ
3)日本語入力システム(MS-IME・ATOKなど)の「ユーザー辞書」
4)PDF、ワード、エクセル等の文書ファイル
5)各種アプリケーションデータ
6)デジカメ等の写真データや画像データ、動画データ
7)iTunesのライブラリの移動・バックアップ

3.お奨めのバックアップ(保存)用装置 (通常使用するための)
1)PC本体内の別HDD (:2ドライブ目)
2)外付けHDD
3)USBメモリ
4)CD,DVD、ブルーレイ
5)SSD

4.バックアップ機能を持つフリーソフト
1)RealSync
2)BunBackup


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1.何をどのようにバックアップする?

1)バックアップの必要性について

後悔のパターン
問題は、精密機械ですので「いつ、どのタイミングで、HDD(:ハードディスク)が壊れるかわからない!!」ということです。。 ですので、ちゃんとバックアップしていれば安心ですよね。ちなみに、SSDは何の兆候もなく、いきなりダメになります。

パターン1
HDDが突然壊れて、OSを再インストールするのは良いが、今までの設定情報は。。どこ?
(あるわけないでしょう!! 再度、手入力するのみですね)

パターン2
ソフトのインストール設定・変更などが原因で動かなくなった。 正常に稼働していた時の設定情報があれば。。。

パターン3
誤操作でデータを消してしまった。 上書きしてしまった。 上書きは無理ですが、消した直後でしたら、何とかなる場合があります。

 

2)バックアップを取っておく必要のあるデータは、何?。

皆さん、それぞれバックアップしたいデータが違うと思いますが、これから、色々なデータをバックアップする方法を説明します。バックアップするデータの種類によって、バックアップの方法も全然、変わります。

例えば、下記の様なデータが有りますが、個々にバックアップを取るのは、結構、大変です。
(1)「WordやEXCELで作成した文書ファイル」
(2)「カメラから取り込んだ画像データ(写真)」など、個々にバックアップを取るのは、結構、大変です。
(3)「インストールしたプログラムとそこで管理しているデータ」
(4)「メールソフトで設定したアカウントや連絡先データ」
(5)「ブラウザで設定したブックマークやフィード」

(1)~(2)のWordやEXCELで作成した文書ファイル、カメラから取り込んだ画像データ(写真)などは、自分で、どこに格納したかくらいは認識でできるでしょう。

(3)は、もう一度、インストールすれば復旧できますが、インストールする為のプログラムが無ければ、おしまいです。 但し、iTunesのデータなどは、iCloudへのバックアップ状態にもよりますが、別途、後で記載しますが、バックアップすることは可能です。

(4)~(5)のメールソフトで設定したアカウントや連絡先データ、ブラウザで設定したブックマークやフィードなどは、プログラム側の処理で、一旦、データをエクスポートしてからでないと、個々にバックアップを取ることができません。

 

3)何を、どうバックアップする必要があるのか?

先ず、バックアップする必要のあるデータについて、下記の事柄を「認識」する必要が有ります。

(1)どのデータをバックアップする必要があるのか?
(2)どこに、それぞれ格納されているか?
(3)それぞれ格納されているデータをどうバックアップ処理するのか?

上記の3点を認識していないと、必要なデータをちゃんと「バックアップ」できません。
そんなに難しいことでは有りませんので、初心者の方でも、十分できると思います。

 

4)基本的操作ですが、「ファイル操作」ができるか?

なぜなら、一括でバックアップする方法は、ここでは記載していません。
個々のデータをバックアップする方法を記載しています。ですので、「コピー」、「切り取り」、「貼付」、フォルダの作成等の「基本ファイル操作」ができなければ無理です。

上記、問題をクリアしていいない方は、下記の関連記事を参照されると、理解が違うと思います。

関連記事
第4回 Windowsパソコンの基礎知識 ファイル操作にいて

 

5)部分的にバックアップしても意味のないアプリケーションについて

インストーラーが起動して、インストールしたアプリケーションは、自動で格納され、どこに、何が、格納されたのかは分かりませんので、バックアップなどできませんので、注意が必要です。
この場合は、必ず、再インストールする必要があります。

再インストールする必要の有るアプリケーションなどが有る場合は、通常、HDD丸ごとバックアップします。

不正COPYしたアプリがたくさんある場合は、再度、インストールするにはインストール時のCD、DVDが必要です。 無い場合はあきらめるか、HDDをまるごと「バックアップ」する場合のみ、再インストールする必要がありません。

尚、HDDをまるごと「バックアップ」したい方は、下記に記載した記事にリンクを記載していますので参照してみてください。

HDDを丸ごとバックアップすることのできるソフトの情報
「EaseUS」が、フリーのイメージバックアップソフト「EaseUS Todo Backup Free」の最新版v10.0 を公開

CHENGDU AOMEI Technology社が、フリーの多機能イメージバックアップ・HDDクローン作成ソフト「AOMEI Backupper Standard」の最新版v4.0を公開

ハードディスク(HDD)を丸ごとバックアップできるフリーソフトとHDD、SSDについて

 

HDDを丸ごとバックアップを取る時の注意点

当たり前ですが、壊れておかしくなってから、丸ごとバックアップを取ると、おかしい所までバックアップしてしまいますので、あくまで、正常な状態のHDDでなければ、バックアップの意味が有りませんので。。注意です。

しかし、HDDが、正常な状態の時など、丸ごとバックアップなど取っていられない。。。という方は。

丸ごとバックアップを取るのは、本当は一番簡単ですが、部分的に、自分で作成したドキュメントやアプリが管理しているデータの格納場所を説明して、バックアップを個別に取る方法を記載します。

次のページは、データの種類 とバックアップ(保存)方法です


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コメント

  1. こんにちは、あずきです。
    また、質問が出来ましたのでよろしくお願いします。
    USBメモリを使っています。エクセル・ワードで作ったデータのほかにtmpファイルが何個もありますが削除しても問題ないですか?
    よろしくお願いします。

    • あずき様

      こんにちは

      質問ですね。
      「tmpファイルが何個もありますが削除しても問題ないですか?」

      全然、問題ないと思います。 

      ただし、ドキュメントの作成中に、何かアプリで障害が発生したり、自分でミスってしまった時には、復旧できなくなります。
      私の場合、3年に1回くらい、tmpファイルのお世話になる場合があります。。。。(;´・ω・)

      MicrosoftのOffice(Wored、Excel等)は、自動でバックアップファイルを作成するようになっています。
      あなたのOfficeのバージョンがわからないので、説明しずらいのですが、「Office 2002」でしたら、メニューバーに表示されている「ツール」のオプションをクリックすると表示される「オプション」画面の「保存」タブ画面でバックアップファイルを作成するか、しないかの設定が可能ですので、tmpファイルをはじめから作らないようにも設定できます。

      以上です。

      • GTさん、ありがとうございました。
        後から大変なことになるかもしれないので削除はやめておきます。

  2. こんにちは。あずきです。
    バックアップ作業はどうにかこうにか、大汗をかきながら作業してます。
    私はどのデータがどこに格納されているのか解りませんでしたが今回の作業でなんとなくわかりかけてきました。
    写真などはGTさんのまねをしてグーグルドライブってやつを利用し始めました。
    これもまた、大変な作業です。
    また、何かわからないことがあった時はよろしくお願いします。
    いろいろとありがとうございました。

  3. あずきです。今度はパソコンのデータバックアップの件です。お世話になります。
    毎週、必ずコントロールパネルからバックアップを自動でしてますが、これでは足りないのでしょうか?

    • あずき様

      本日のお題は、バックアップですね。

      「毎週、必ずコントロールパネルからバックアップを自動でしてますが、これでは足りないのでしょうか?」

      まず、コントロールパネルからバックアップを自動でされているのでしたら、何がバックアップされているかはわかりますよね?
      どこに格納された、どんなデータが、自動でバックアップされているのか?

      これが、わからないと、話が進みません。 

      そして、足りないかどうかは。。。私のパソコンではありませんので、わかりません。

      ですので、私の場合で、ちょっと説明しますので、参考にしてみてくださいね。

      まず、「スタート」→「コントロールパネル」の「バックアップの作成」から、どのWindowsでも、これを利用してバックアップを取ったことがありません。

      なぜなら、自分で、更新したデータをちゃんと把握しているからです。 
      あとは、いちいちバックアップを取る必要のあるファイルと無いファイルを区別しているからです。

      (1)どのデータをバックアップする必要があるのか?
      (2)どこに、それぞれ格納されているか?
      (3)それぞれ格納されているデータをどうバックアップ処理するのか?

      上記の3点を認識していないと、必要なデータをちゃんと「バックアップ」できません。
      そんなに難しいことでは有りませんので、初心者の方でも、十分できると思います。

      例えば、
      1)ブラウザで云えば、ブックマーク、フィード(RSS)これさえあれば、IEはいつでも復旧できます。

      2)メール : Gmailですので、メーラーソフトは使用していません。 ですので、パソコンが突然壊れても、平気です。
              メーラーソフトをいまだに使用している場合は、自分のメールアドレスのアカウント情報を保存しておく必要があります。

      3)写真 : これも、クラウドの上げておけば、パソコンにバックアップする必要なし。
             スマホとカメラの写真がありますので、パソコンに取り込んでからクラウドへ上げる。
             Googleでも、Microsoftでも、クラウドのストレージサービスを提供しています。

             クラウドを使うのが、嫌なら、外付けのストレージ(HDD)などにその都度、保存しておく。
             年に1度、DVDに焼いてしまう。

      4)動画 :一番、容量を喰いますので、DVDで4.5GBほどの容量がありますので、溜まったら、PCに残さず、DVDに焼いてしまいます。

      5)自分でクリエイトした、Word、Excelなどのドキュメントファイルなど、作成が完了したものは、USBメモリにでも、とりあえず保存。

      6)携帯電話などの連絡先データは、iPhoneですので、AppleのiCloud上に保存、
        iPhoneの音楽データは、iCloudを使わず、パソコンで、定期的にバックアップをとっておくだけです。

      7)自分の使用しているWEBサービスなどのアカウント、パスワード(これは結構、数があり、厄介です)。  
        EXCELの表でも管理できますが、自分でAccessで作成した「アカウント、パスワード」管理用のデータベースアプリがありますので、これで管理しています。

      8)年賀状の住所録データ
        アプリで作成している場合は、データの格納場所を認識して、年に1度、バックアップを取れば、十分でしょう。

      一番いいのは、自分で管理する必要のあるデータ(HDDが壊れたとき、困る・焦るデータ)を紙に書きだせば、整理がつくと思いますので、1度、やってみるといいと思います。

      要は、変更のない、していないファイルは、毎回バックアップを取る必要が無いと考えています。

      –参考記事–
      Windowsパソコンのデータバックアップ方法について

      以上です。