映画

【追悼】今年3月、テレビドラマ『北の国から』で黒板五郎を演じた田中邦衛さんがお亡くなりました。 ご冥福をお祈りいたします。

北の国から 蛍ちゃん

2021-04-04、
今年3月、テレビドラマ『北の国から』で黒板五郎を演じた田中邦衛さんが、お亡くなりました。 88歳でした。ご冥福をお祈りいたします。

私が、田中邦衛さんを知ったのは、東宝が1961年から1971年まで製作した「加山雄三」さん主演の青春映画の「若大将シリーズ」で、「青大将」役で出ていた頃の田中さんでした。役柄は若大将に対抗心を燃やす「青大将」でしたが、美味しい所はいつも「若大将」に持ってゆかれるのです。

私は、昔、北海道の流氷の来るとても寒い田舎町に住んでいましたが、スポーツと映画を観るのが大好きでした。「ゴジラ対モスラ」から洋物の「西部劇」まで、1軒しかない田舎の映画館でよく観ました。今でも記憶が残っています。

1.映画やドラマを観る楽しみ

1)4月2日(金曜)夜の映画鑑賞

仕事帰り思い付きで、スタバでコーヒーを飲んだ後、ちょうど封切りになった「シグナル 長期未解決事件捜査」を21時からのレイトショウで見てきました。

21時から2時間ちょっとありますので、終電前の電車に乗って最寄駅から歩いて家にたどり着くころには、次の日に変わっていました。

この「タイムスリップ」物の映画やドラマはなぜか、ハマってしまうのです。
戦国自衛隊1549、ターミネーター2、バック・トゥ・ザ・フューチャー、タイムライン、オール・ユー・ニード・イズ・キルと上げればきりがありません。

久しぶりの映画館での鑑賞でしたが、そろそろ月1回の大好きな映画鑑賞を再開しようかと考えています。 昔、長女が小さい頃、「ハリーポッター」シリーズをよく観に行きました、終わると、2人でマックで、ハンバーガーとポテトを食べながら、感想を話したものです。

2)4月3日(土曜)の夜、夜のテレビドラマの追悼番組で北の国から’87初恋」を久しぶりに観ていました。

昔、田中さんは、大好きだった「若大将シリーズ」での「青大将」のキャラと全然違いますが、『北の国から』は、本当に良いドラマでした。寒さの厳しい北の大地に住んでいた方なら、実感として伝わるせつなすぎるドラマだったのではないでしょうか。

脚本を手掛けた倉本聰さんが言っていましたが、「黒板五郎」役を選ぶとき、一番「情けない」奴を人選すると、候補の中で、満場一致で、田中邦衛さんだったそうです。

倉本聰さんが『北の国から』で求めたのは、「情けなさ」だったといいます。

「僕の中にいた黒板五郎のテーマは、男ってのは何か真剣に真面目やればやるほど、どこかで矛盾が出てくるものだと。そのことを僕は邦さんに託して、人生をアップで見ると悲劇だけど、ロングで引いてみると喜劇だっていう言葉があるんだけど、そういうものを邦さんにあてにして狙った。ものの見事にそれを演じてくれた。そういう意味だと、あの人と高倉健さんだけだったんじゃないかな」

息子の「純」(吉岡秀隆さん)の若い時の様に、この「情けなさ」を若い人にはまだ分からないと思います。人生、後半になると実感できる人も出てくるでしょう。

 

3)私にも、3つ違いの「妹」が居ましたが、もうこの世には居ません。

そのせいもあるのですが、男どもは、さて置いて、中嶋朋子さん演じる「蛍」ちゃんが、ドラマの中で、迷いながらも成長して行くところが、とにかく愛おしくて、愛おしくて、たまらないのです。

自分も、昔、決して裕福ではない中、寒い流氷の来る北の大地で、家族と生活をしていた頃を思い出す作品で、何回観ても、やるせない気持ちになるのです。

雪の中、ほっぺを真っ赤にした、あの笑顔を思い出し、サイコパスの様な心を持った私でも、涙が出そうになるのです。

4)私が、自分の娘でもないのに、十数年通う「スターバックス」の娘たちに、寄せる気持ちは、この辺が原点になっている様に思います。

親しくなったスタバの娘たちの中には、私に向かって「いやらしい!」とか、「サイテー!」とか言う娘がいますが、それは私にとって「誉め言葉だ?」と思っていています。 それくらい言われないと、本当の気持ちが伝わりませんので、これで良いんです。

私と仲の良い娘だと知っていますので、周りのスタッフ達も、会話を聞いていて爆笑してくれます。

5)旅立ちと、彼女との思い出

スタバで知り合ってから、6年以上経ちますが、今でも大好きな娘(スタバのOB)が居るのです。大好きというより心配な娘ですね。

多分、私が、もし同年代の男子なら、相手にもしてくれないくらいの子なのですが、大学の遠い後輩で、スターバックスでアルバイトをしているときに知り合い、卒業後、彼女はメガバンクに就職しましたが、彼氏がまだ、同じスタバで、学生アルバイトをしていました。

当時、彼氏も忙しく、なかなか会えなくて、彼女は、お店の近くの通路で会いたくて来たらしいのですが、店に入れず、一人でうじうじしている所を私が発見してしまい、「ここで一人で、何をしているの?」と、私としては「誰だ!この子をこんな目に遭わせているのは!」もう誰だかわかっているのですが、一緒にお店の中まで連れてゆきコヒーを注文して、彼氏が休憩時間になるまで、2人で、わざと仲良く向かい合わせの席でお話をしていると、彼氏は、ニヤニヤしながら、やってきましたので、「じゃ、俺は帰る」と言って、2人にしてあげたことが有ります。

スターバックス

いつもは、スタバで、「チャラい親父」を演出しているのですが、この時ばかりは、ちょっとだけ感情が表に出てしまったせいか、同じ様にスタバでアルバイトをして、後から入社した後輩の娘に言っていたそうで、私は「こわい人」に思われていたようです。 なにが、こわい人なのかは聞きませんでしたが、この時の事ではないのかと、今更ながら思います。

私は「乙女心」も、分からない人間ですので、通路で一人でうじうじしているのを見るに見かねて取った行動なのです。。。。そのまま2人で店にはいらず「誘拐」した方が良かったのかも。。。いやいや、本当に怖い人になってしまいます。

そんな「恋多き娘」なのですが、今年の春、北海道の田舎に嫁いで行ってしまいました。

ささやかですが、最後、3人で送別会をしました。

自分の実の娘ではないのに、思わず、「ダメだったら、病む前に帰ってきなさい」と言ってしまいました。まだまだ心配なのです。

でも「もう最後だね。」と私が言うと、「そんな事、言わないでください!」と叱られててしまいました。 怖いんですよ。。。

余計なことを言うと、私を、まだ叱ってくれる娘たちが居るので、嬉しい限りです。

人生、色々なことが有るのは、皆、同じですが、私より先に、病気や事故以外で、この世からいなくなるのだけは、絶対に許さないのです。

 

2.最後に

田中邦衛さん追悼のお話から、いつもの様に脱線して、北の国から’87初恋」ちゃんの事から、スタバで知り合った、大好きな娘たちの懐かしい話までしてしまいました。

▮「YOSAKOIソーラン祭り」が開催されるのか?

4月は、毎年ですが、お別れがあり、気持ちが少しブルーになるのですが、すぐに復活します。 今年、「YOSAKOIソーラン祭り」が開催されれば、3日間、写真を撮らせてくれる、スタバの学生の娘を見つけましたので、ご両親の了解もちゃんと取りますし、とても楽しみなのです。

▮一眼レフカメラ

毎回なのですが、一眼レフカメラの使い方を復習しないと使いこなせないのが、ちょっと厄介なのです。「よさこい」の追っかけ撮影は3回目ですが、何回、やっても納得がゆかないので、最近は、Nikonのカメラのせいにしています。

過去、海外の「モトクロス世界選手権」を追いかけて、雑誌社に写真を送っていたプロのフォトグラファーのお友達も居るのですが、中々、教えて下さいとは言えずにいます。

彼は撮影する前に、必ず「露出計」で明るさをチェックして、撮影場所の半径100mくらいを歩き回り、撮影ポイントをチェックしているのは見ていて覚えているのですが、それ以上の「動体」を撮影するテクニックは分かりません。 まずは、Amazonで「露出計」を購入しておきましょう。 今年は、オートではなく、なるべく「マニュアル」モードで撮ろうと思います。

YOSAKOIソーラン祭り
https://www.yosakoi-soran.jp/

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