2020年4月30日、
Googleが、ビデオ会議ツール「Google Meet」を無料で(5月上旬以降)提供すると発表しました。
以前は、「Hangouts Meet」—->「Google Meet」に変更、チャットアプリ「Hangouts Chat」は「Google Chat」として提供されています。
WEB会議システムのアプリケーションでは、日本でも米国でも「Zoom」が多く、日本では「Skype」も多い様です。 Googleさんはどちらの国もちょっと少ないのです。
自分は、こんな端末を持っているから、簡単にできると思っていても、できない人たちが沢山いますし、例えできても、繋がりたくない人もいるでしょう。
私なら、iPadを持っていますので、Appleのアプリ「フェースタイム」を使えば、スマホ、タブレットとiOSを持っている人であれば、すぐにつながることができますが、今時、電話も出たくない、SNSでも繋がっていない相手と、ビデオチャットなど、間違ってもしないでしょう。
この時期、実家に帰省したくてもできない若い人達の間で「オンライン帰省」をやっている様ですが、実家にインターネット回線も、パソコンも無い、使えない親だった場合は無理でしょう。
世の中、インターネットが普及したと言っても、普及率は、「年齢」や「職業」、「社会の階層」によって全然、違います。50%を切る場合もあるでしょう。
「ユビキタスネットワーク」と言っていますが、金が無い(公共の電波、通信なのに、通信料金が高すぎるのです)とネットに繋がりませんし、例え繋がっていても、使いこなせない人々であふれていますので、「馬の耳に念仏」の状態は変わりません。
学校などの教育現場でも、通信回線の付いたタブレットなどを提供している学校はごく少数でしょう。
世の中、便利になったと言いますが、一部の人々しか、この便利さを享受できないのです。
この機能は、これまで、企業ユーザーを中心に、グループウェアサービス「G Suite」の一部としての提供に限られていました。
「G Suite」の新たなエディションとして「G Suite Essentials」を提供。
大人数会議や会議にダイヤルインできる電話番号、会議の録画/録音機能やデモンストレーションなどが行なえる。こちらは9月30日まで無償で提供する。
<機能>
■個人ユーザーもWebサイト「meet.google.com」、モバイルはiOS/Androidアプリから無料で利用できるようになり、Google カレンダーからビデオ会議の設定や参加も行える。
■スケジュール管理や画面共有、リアルタイムでの字幕表示(英語のみ)が可能になる。
■タイル表示機能などの好みに応じた画面レイアウトといった機能が利用可能になる。
■無料版は、1回の会議ごとに60分の制限あり。
■9月30日までは無制限で利用可能。
<利用方法>
特別なアプリをダウンロードする必要はありません。
・Googleアカウントは必要です。
・Webブラウザで会議コード入りのURLを入力し、Googleアカウントでログインすることで会議に参加できます。
・iPhoneおよびAndroidアプリの場合は、会議コードを入力する。
「Google Meet」の専用サイトで登録しておけば、利用できる時期が来た際、通知してくれます。
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