初期設定方法

Windowsパソコンが、重くならないようにする為の初期設定とメンテナンス方法について

lukasbieri / Pixabay


Sponsored Links




2.初期設定手順

新規でパソコンを購入した場合は、電源を入れて、最初に出てくるWindowsの初期設定を実施して、デスクトップ画面を表示させましょう。 その後の処理をこれから記載します。

Windows 8、10でしたら、LANケーブルを接続してから、電源を入れても大丈夫でしょう。
尚、無線LANの場合は、SSIDを選択して、パスワードの入力を求められますので、Windowsの初期設定後、実施しないとネットには繋がりません。
関連記事
第1回 無線LANって何?
第2回 無線LAN どうやって?WiFi接続するの?
第3回 無線LANのセキュリティ設定
第4回 無線LANのトラブルについて

1)セキュリティ対策ソフトをインストールして起動します。

「Windows 8、10」の場合は、セキュリティソフトは不要です。 全部付いていますので。

インターネットに接続する前に、有料のソフトで期限付きのお試し版が、インストールされている場合は、アンインストールしておきましょう。

インターネットに接続後、Windowsのアップデートを実施して、アップデートがあれば、インストールする。

Windows 8からの変更点
 Windows 8からですが、標準機能として統合ウィルス対策ソフトである「Windows Defender」がインストールされています。 無償のウィルス対策ソフトの「Microsoft Security Essentials」の機能を取り込み、統合セキュリティーソフトとして機能アップして、市販のセキュリティーソフトと同じように、ウィルス検知や駆除が可能になりました。

ですので、Windows 8、10からは、最初、マイクロソフトのセキュリティ対策ソフトが入っていますので、特にWindows10は、有償・無償のセキュリティ対策ソフトを入れる必要は有りません。

もはや、日本マイクロソフト社内のWindowsパソコンには、社外品のセキュリティ対策ソフトは、入れていないようです。

 

2)インターネットに接続して、Windowsの認証を取る(初回のみ)。

有線でLANを構築している場合はケーブルを繋げばインターネットにすぐつながりますが、無線LANの場合は、無線LANルーターのSSIDを選択して、暗号化キーを入力設定しないとインターネットに接続できません。

つなげ方が分からい方が、やってしまうのが、バッファローなどから「AOSS」接続する為のアプリがあり、これを使用して接続設定してしまうと、自動で設定され、何にもわからなくても無線LAN接続できてしまうので、結局、いつまでたっても、このアプリの無い環境で無線LAN接続の方法が分からないままになってしまう事です。 ですので、手動でつなぐ方法を覚えておいたほうが、後々、便利です。

 

3)ブラウザを開いて、インターネットに接続しているかチェックする。

フィッシング詐欺防止機能
この防止機能も、ネットでカード決済等で買い物をしないのであれば、機能をOFFにしても問題ないかと思います(ブラウザの動きが少し軽くなります)。

IEでの設定方法
IE7の場合は、メニューバーから「ツール」→「フィッシング詐欺検出機能」→「自動的なWebサイトの確認を有効にする」より。

IE8以降は、メニューバーから「ツール」→「Windows Defender SmartScreen フィルター機能」→「SmartScreen フィルター機能を有効にする」中にフィッシング詐欺対策機能が含まれています。

 

4)Windowsアップデートサイトに繋いで、Windowsのアップデートをすべてダウンロードインストールする。

結構時間が、一番時間がかかりますが、辛抱です。 Officeソフトが入っていれば、Officeソフトのアップデートもあります。
アップデート方法
IE(ブラウザ)のメニューバーの「ツール」->「Windows Update」より、サイトを表示して実行。

「Windows 10」の場合は、「Windows Update」は自動で強制的に実行されますので、いじる必要はありませんが、手動でかける場合は、「Windowsの設定」—>「更新とセキュリティ」画面からアップデートができます。

 

5)以前に使用していた、バックアップが有れば、それを再設定する。

・ブラウザメールでなければ、メールアドレスの設定、連絡先をインポートする。
・ブラウザ(IEの場合)は、お気に入り及び、フィード(RSS)をインポートする。

ブラウザ(IEの場合)
IEのメニューバーの「ファイル」に「インポート・エクスポート」がりますので、クリックすると、下記の画面が表示されます。

この画面を使えば、「お気に入り」及び、「フィード(RSS)」をファイルに吐き出すことも、入力することもできますので、ぜひ活用してみてください。

 

6)プリンターなど、各種ドライバーをインストールして、パソコンに繋いだ機器を認識させる。

とりあえず、パソコンを購入後、プリンター等の周辺記事がある場合は、ドライバーをインストールする必要が有ります。 プリンターなどの場合は、購入時に付いてきたCD、DVDでドライバーをインストールのですが、何年もプリンターを使用している場合、新しいドライバーがメーカーから提供されている場合が有りますので、最新版のドライバーを入手するためにも、メーカーのホームページから、最新版をダウンロードした方が確実です。

この様な処理方法は、プリンターメーカーのホームページサイトを探して、該当のドライバーを探して、自分で実施すると、良いでしょう。 「万年初心者」から脱出できるチャンスですので。

■下記の2本のアプリは、パソコンの中の古いドライバーを探しだし、アップデートしてくれるドライバー専用のアプリですのフリー版では、機能制限が付いていますが、これを利用して新しいドライバーに更新するといいでしょう。

関連記事
IObitが、Windowsのドライバーを一括更新してくれるフリーの「Driver Booster Free」v5.2をリリース
(株)LODESTAR JAPANが、無償のドライバー更新ソフト「DriverMax 9 Free」をリリース

ダウンロード、インストールについての詳細は、下記の関連記事を参照してみてください。
第5回 Windowsパソコンの基礎知識 ダウンロードとインストールについて

 

次のページは、初期設定の段階で重くなる要因


Sponsored Links