2019年、最初の記事になります。
いつも、読んでいただいている方は、数名しかいらっしゃらないので、新年のご挨拶は、お会いした時に致しましょう。
今年は、元号が変わるし、消費税もアップするので、自分の作成したシステムが対応しているかをちゃんとチェックしておく必要が有るのですが、お客様によっては、変更になる直前、直後に見積書や請求書の日付を前に戻したいとか、変更後にしたいとか、言ってくるので、これに対応できるかも、チエックする必要が有るのですが、一度、経験していますので何とかなるか。。。と。 ちっちゃいなー。。。。
今年は、ちっちゃなことをあまり気にしない様な、ものの見方で行きたいのですが、如何せん、私という人間自体が小さいので、今年1年、上手く行くのかが、心配です。
今年、注目してゆきたい事柄について
1.「空気」
若者に「空気を読むな、本を読め!」とダン(小飼 弾)さんの受け売りを自分の言葉の様に使っていますが、「空気を読むな」という言葉は誤解されやすいのですが、「自閉症」の人が空気を読めない。。。、女・子供の読む空気とも、ちょっと、レベルが違います。
本当は「空気を読むな」ではなく、空気を読んだ上で、ダメだと思ったら「その空気に従うな」と云う意味です。 その「空気」に従うと、誰も責任を取らなくても済み、楽で良いのですが、何も進歩がないでしょう。 日本独特の「村社会」、「蛸壺(タコツボ)社会」の中でうまく立ち回るのが、正解なのかどうかです。
「空気」が支配している社会に、「個人主義」も「自由主義」も無いでしょう。
そんな意味において、世の中で「イノベーション」を起こせる人は、現代で云えばビル・ゲイツ氏、スティーブ・ジョブス氏しかり、ちょっと頭(脳)の配線が、普通の人と違う人です。
一つ注意する点は、組織の中で、一見、まともそうな配線をしている様に見える奴も、これまた特殊な頭(脳)の配線をしている場合が有りますので、こいつらに騙されないようにした方が良いのです。
こいつらは、「空気」を利用して、組織を支配しようとしますので、たちが悪いのです。
—関連記事—
・【面白記事:重要】 職場に増殖中”サイコパス”タイプ別対処法
・頭の配線のおかしい「バケモノ」に支配されてしまう、普通のクズ人間(思考停止した凡人)
2.戦後の思想
去年の年末に、「欲望の時代を哲学する」 (マルクス・ガブリエル著)を読んで、久しぶりに、「サルトル」、「レヴィ・ストロース」、「ジャック・ラカン」、「ミシェル・フーコー」、「ジャック・デリダ」などの、10年くらい前に読んだ書籍を思い出し、もう一度、戦後の歴史を思い出しながら、勉強してみる必要性を感じています。
私は戦後生まれで、昭和、平成と、正に戦後の歴史の中で、生きてきたのですが、自分が何を感じ、どう変わったのか、普段、バカ番組ばかり観ていると、全然、感じることのできない世界観を書籍を読みなおし、自分の頭の中で、分散してしまった知識を統合し、感じ取る為には、いい機会ではないかと思います。
私の「無知の知」は、脳内の分散した「ネットワーク」を繋げることで、少し解消されるような気がします。 普段、使っていない脳内の配線は、細くなって、終いには、切れてしまうのが宿命ですので。
—関連記事—
・【書籍紹介】 欲望の時代を哲学する (マルクス・ガブリエル著)
3.これからの時代
大変、興味深い人物で云えば、去年、出版されて、気になっているのですが、まだ読んでいない、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の書籍『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』です。
今年の春までに、この4冊(上・下巻がありますので)を読破するのを楽しみにしています。
「欲望の時代を哲学する」では、第二次世界大戦から現在までの思想の流れですが、『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』は、過去から、これから、人工知能が進化した未来までの予測を描かれている様ですので、大変興味があります。
NHK BS1の放送で、“衝撃の書”が語る人類の未来~サピエンス全史/ホモ・デウス~ を放送しますので、是非、見てみたいと思います。
・番組サイト
http://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2019-01-01/11/32063/3115510/
4.「GAFA」を巡る動きにも、注目する必要が有ります。
この4社に、世界中の冨とテクノジーが集中していますが、この4社が世界をどう変えてゆくのかも、注目する必要が有るでしょう。 便利だ、面白いなどと、言っている場合ではないのです。国家の枠組みを超えた市場経済を構築しようとしています。
「GAFA(ガーファ)」とは、皆さん、末端ではお世話になっている、グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(
あとは、気になるのは「GAFA」の動きに、「人工知能」と「量子ピューター」の開発状況ですね。
人工知能の分野で云えば、人間の「目」に当たる画像処理の分野では、そろそろヤバい状態まで進歩していますので、GoogleやAppleなどの会社は、自社の技術を外部に簡単には広めない方向に進んでいる様です。 但し、一部「Project Maven」などの契約が問題になっていましたが、「契約は更新しない」と約束することで一応は収まりました。
人間の「目」の機能は、他の耳などの機能とは違い、複合的な要素を含んでいます。人間も目が重要なように、人工知能も、動画、静止画として、入ってきた情報をどう処理するのかが、最も重要な認識機能になります。
フェースブック(
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