11.社会一般

新世代が解く!ニッポンのジレンマ「精神科医は見た!“コスパ社会”のジレンマ」

2019年2月24日、午前0時から1時間のNHK Eテレの番組です。
新世代が解く!ニッポンのジレンマ「精神科医は見た!“コスパ社会”のジレンマ

若者向けの番組なのですが、ついつい観てしまうのです。 

この番組の様に、若い人たちと、答えの無い議論をしてみたいのですが、なかなか、この様な話をできる20代、30代の若者、青年が、いないのです。

意識高い系」の若者は居るが、ちゃんと「意識高い」若者に巡り合うのは、なかなかです。

 

普通のおじさんと違い、20代の若い女子の「お友達」は、たくさん居るのですが、男子と違い、興味の対象があまりにも違うので、めんどくさい話は持ち込めないでいます。しかし、同年代の男子よりも、しっかりしています。 男子の方が、まだ子供です。

それでも、若い女子達には、結婚しようが、しまいが、学校を出た後も、ちゃんと「スキル」を磨いておかないと、「自立」することが難しいよと。。「結婚して、男に依存して生きてゆく時代ではない」と、偉そうに説教を少しだけします。

 

2019年元日も若者たちのユニークな言葉が飛び交ったジレンマ。そんな対話を通して、ニッポン社会の深層に巣くう空気を浮かびあがらせるべく3世代の精神科医が集まった。テクノロジーが世界を結び、ますます価値観が流動化しつつある今、「コスパ」の内面化が心の「遊び」を奪う?ふだんは「聞く」ことを専門とするエキスパート3人も本音を吐露。さまざまな対話からどんな時代の価値観が見えてくるのか?精神科医は見た!

番組に精神科医の先生が、3名(土岐友浩、熊代亨、泉谷閑示(敬称略))が出演されていました。

その中で、「熊代 亨」先生?。。。。もしかして、私がいつも拝見しているブログサイトの先生では? シロクマの屑籠 そうでした。シロクマ先生でした!!。初めて、テレビでお顔を拝見しまして、40代半ばの若い先生でした。 書籍も何冊か出されていて、現代のネット社会の事を題材に書かれていますので興味のある方は是非どうぞ。

今回、出演されていた精神科医の先生たち3名は年代が、それぞれ分かれていて、なかなか面白かったですね。

 

シロクマの屑籠 「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」を読んで

上記の記事は、シロクマ先生のブログの記事を読んで、感想を記載したのですが、毎日、患者さんを診ている先生たちと、私の様な社会の中で、発達障害、愛着障害、人格障害を勉強している人間と、大きなギャップがあるように思います。

精神科医の先生は、もうこの様な障害は、世の中の人たちは、これだけ診療に来るのだから、皆さん分かっているだろうと思っているが、それは大きな違いです。

未だに、幼稚園の先生たちでさえ、人の血液型で、性格を判断している地球100周分くらい遅れている人間が殆どです。

発達障害、愛着障害、人格障害などは、脳科学、脳神経学、人類学まで、ある程度学ばないと、理解などできるわけないのです。

先生たちの所には、患者として、自分で「自分の脳のおかしさ」を診て下いとくる人たちでしょうが、私の場合は「おかしいので診て下い」と言っていない人の中に、「おかしい人」がたくさん存在していて、言わば、診察室で患者が自分の事を話す時の様子ではなく、正に普段の言動、行動まで、そのまま「おかしい人」を観察できるのです。

「頭の配線がおかしい」かどうかを診るのは、メスなど、何も道具は必要ありません。社会生活をしている「素の人間」の中で、「頭の配線がおかしい」人を探すのです。そうするとおかしい奴を発見できるのです。

「手」や「足」が無いというのは、一目瞭然で、すぐに分かるでしょうが、「頭の配線がおかしい」と云う、脳の障害の場合は、白から黒へのグラデーションみたいなものです。

色がどの辺の濃さの部分に位置に居るかです。

用語では、自閉症などは、スペクトラム(連続体)状態などと云っていますが、一般に理解静令ので、私などは、白から黒へのグラデーションみたいなものだと思っています。

症状が、薄いグレーか、濃いグレーかの違いです。 真っ黒なら、先生でなくても分かるでしょう。

どの辺の位置に、その人がいるかどうかで、本人が、どれだけ困っているのかなのでしょう。

精神科医の考え方で云えば、多分、障害が「濃いグレー」の中に入っていても、本人が困っていなければ問題ないという判断をされるでしょう。

しかし、社会の中で、職場などで、本人が困っていなくても、こんな事が会社内で起こってしまうのです。 周りが、どうしようもなく、困っているのです。

関連記事
・何年たっても仕事のできない「ADHD」女子社員。。本人、無自覚、ずっと放置されてきていますが、今更ですが、会社としては、どう扱うべきなのでしょうか?

これが、周りの人間も無知の為、なぜ、ダメなのかも理解できない状態のままなのです。

世の中、診療所の予約を取るのに、1ケ月待ちになろうと、年に1冊の「書籍」も自分で購入して読む事のない、世の中の大半を占める階層の人間たちは、何一つ、分かっていないのです。

 

発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」と先生は、おっしゃっていますが、これは戻る、戻らないの問題では無く、まだ、誰も知らないのです。

もう、これは学校教育の中で、少なくても中学生レベルで、教えてゆく必要があるでしょう。

そうではないと、障害を持った「弱者」も救えないし、障害を持って「強者」になった悪い奴を引きずり降ろすこともできないでしょう。

選挙に出る人間は、必ず、公的機関で複数の「精神科医」に診断書を書いてもらい、それを公開するようにした方が良いのではと思います。

関連記事
・「発達障害」という言葉だけが先行し、脳科学の「社会の理解が進んでいない」
・【書籍紹介】 「発達障害」と言いたがる人たち (香山 リカ著)
・【面白記事:重要】 職場に増殖中”サイコパス”タイプ別対処法
・【書籍紹介】自分の「異常性」に気づかない人たち: 病識と否認の心理

社会の中に潜む「自己愛性パーソナリティ障害」と診断されそうな「化け物(モンスター)」について
頭の配線のおかしい「バケモノ」に支配されてしまう、普通のクズ人間(思考停止した凡人)


Sponsored Links




コメント