2019年2月28日、
「働く女は、結局中身、オスである」という女性誌小学館の女性誌『Domani(ドマーニ)』の広告コピーが、ちょっと話題になっています(批判も含めて)。
では、「LGBTQ」の場合は、なんて表現すれば良いのでしょう? 一番難しい。
ことわざに、「男が外に出れば7人の敵がいる」と云う言葉があります。
資本主義の中で、「権力」と「金」に絡む、闘争を繰り広げる力が有るかどうかです。
従って、これは女性も同じ環境に出れば、「外に出れば7人の敵」が居て当然でしょう。 雄と同じように行動しないと、負けてしまいますので、やむおえません。
「バリバリ働いて稼ぐ女性」が居ても良いでしょう。 そうすれば、7人の敵が居てもおかしくないでしょう。
「バリバリ働いて稼ぐ女性・男性」には敵が多く、「バリバリ働かない、稼がない女性・男性」には敵が少ないのではないでしょうか。
どちらを自ら選択するのも、成り行きに任せるのも、あなたの自由です。
ホモサピエンスが、これだけ繁栄できたのも、一人一人の弱さ故の集団生活があったからで、その中のルールがあったからでしょう。
豊かになり、昔からある暗黙のルールを破ってでも生きたい人間が出てきても当然の話で、それなりの覚悟が必要ですよという事に思えます。
生き方を自由に選択できる世の中になった。。と勘違いするのもありでしょう。
生物学的に観れば、こんな感じでしょう。
「ダーウィンの覗き穴:性的器官はいかに進化したか」で言っている、オスとメスの違いは
「相手を選ばない雄の積極性と、相手を選ぶ雌の受動性」 種を繋いでゆく、一番大事な法則でしょう。
性というテーマは、進化論上でも論争の激しい分野だそうですが、生き物たち(雄と雌)の壮絶な生存競争が記載されています。
動物を観れば分かるように、ゾウやヒョウ、クマなどは、生殖が終われば、後は子を産み、母親だけで子供を成長させます。
ゴリラはハーレムを作り一夫多妻で生きていますし、チンパンジーは乱婚ですので、誰の子供か分かりません。
カタツムリは、オスとメスの生殖機能を両方持っていますので、生殖すれば、どちらも子を宿します。
人間社会でも、すごいメス(失礼)が居ます。
私の友人のお話ですが、子供を3年産んだあと、子供を可愛がらない「旦那」を追い出し、3人の子供を1人で育てた看護師さんを知っています。 よく言われるのは、「看護師さんだったらできるわよね」と簡単に言うのでしょうが、そうでもないように思います。
このお母さん、動物界で云えば、ゾウやヒョウ、クマなどと同じです。
上2人のお姉ちゃんは、同じ看護師として、下のおチビは現在、女子大生です。もう少しで、子育てを終了するところまで来ています。
自分自身は、中学校を卒業後、家が貧乏だったため、自分の力で看護婦になるために看護学校に通いながら勉強して資格を取った、自立心旺盛なメスなのです。
私など、本当に失礼な質問を平気でするのですが、「貴方なら、医者との縁談も合ったのに、どうして、クズを拾てしまったの?」と聞くと、そう「医者との縁談話はあった」そうで、でも結婚に踏み切れなかったのは、「家どうしの格差があり過ぎて、いつも私が惨めな思いをするのが耐えられなかった」と言いました。
「玉の輿」とよく言いますが、この物の「考え方」は「雄」なんでしょうか、「雌」何でしょうか?
親同士のあまりにも大きな格差だけで、「医者との縁談」を諦めて、ちょうど、いた「クズ」を捕まえてしまう心理状態が何とももどかしく思います。
「相手を選ばない雄の積極性と、相手を選ぶ雌の受動性」で云えば、
・相手を選ばないオスだったのでしょうか?
・それとも相手を選ぶのを間違えてしまったメスなのでしょうか?
相手を選ばないオスの様な生き方を選択してしまったメスであってほしいと思います。
<最後に>
生き物たち(雄と雌)でさえ、壮絶な生存競争が繰り広げられていますので、人間社会でも、ありではないでしょうか。
人類は、最も弱い「生き物」ですので、できれば、互いに協力し合って生きてゆくのが、一番の生き残り策でしょう。
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