2026-01-09、
本日のお題は、「食道癌」の術後の自分の体の調子について、調べれば、調べるほで知らないことが出てきます。手術前、担当医から術式さえ聞いていませんでした。
人体のことですので、難しいのは当然ですが、「生成AI」に、疑問点を色々と質問して、説明を受けていないことなど、本当に役に立つツールですね。 問題は、聞き方で、これをうまくやらないと、回答の精度が全然違うでしょう。
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<症状>
1.現在 ちょっと歩いだけで 心拍数が120くらいまで上がる、逆に心拍数が50くらいまで落ち、めまいがする時があるが大丈夫か?(スマートウオッチで計測)
2.間隔は長くなった(3週間に一度程度)が、一日起きていられず寝たきりなり、起きられない日が丸一日続く、一日で回復して外に出れるようになるが、小便が黄色い状態が続く。
3.ちょっと無理をすると、右の耳が耳鳴りではないがぼーっと聞こえずらくなるが、安静にしていれば、数時間でいつのまにか治る。
上記3つの症状で、どんな原因が考えられるか、2つの手術の関連性についても知りたい 外科や心臓血管外科など、総合診療医のような広範な立場で答えてほしい。 と生成AIに質問する。
1.食道癌の5年相対生存率の順位
「食道癌」の全病期(ステージIからIVを含むすべて)における5年相対生存率は、約50%前後です(最新データでは50.1%)。
この数値は、主要な消化器がんの中で見ると、膵臓癌や肝臓癌よりは高いものの、胃癌や大腸癌と比べると低くなっています。
1)ちなみに、5年相対生存率が低い主な「がん」のランキング(低い順)
| 順位(低い順) | がん種 | 5年相対生存率(概算) |
| 最下位 | 膵臓癌 | 10%台前半 |
| 低い | 肝臓癌 | 30%台後半 |
| 3番目 | 食道癌 | 50%前後 |
| 4番目 | 肺癌 | 40%台後半~50%台 |
| 5番目 | 胃癌 | 70%台前半 |
| 6番目 | 大腸癌 | 70%台半ば |
| 最も高い | 前立腺癌、甲状腺癌、乳癌 | 90%以上 |
なんと! 胃癌より生存率が低いのです。
2)「食道癌」が比較的下位にある主な理由
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早期発見の難しさ:初期には自覚症状が出にくく、進行してから発見されるケースが多い。
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進行の早さ:食道の壁にはリンパ管が豊富にあるため、がんが周囲のリンパ節や他臓器に転移しやすい。
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手術の侵襲が大きい:
食道を切除する手術(食道切除再建術)は、胸部・腹部を大きく操作する大手術であり、術後の体力低下や合併症のリスクが高い。
※ただし、これは全病期(ステージ)を含めた数字です。
早期(ステージI)で発見されれば、5年生存率は70%以上と予後は格段に向上します。ご質問者様が手術を受けられたという事実は、積極的な治療ができたことを意味しており、現在の生存率は統計データよりも高い可能性があります。
2.日中も含め、心拍数が50台の低い時もあり ちょっとめまいがあるが大丈夫か。
日中に心拍数が50台まで下がり、それに伴ってめまいを感じるという状態は、これまでの「動くと120まで上がる」という症状と合わせると、自律神経による心拍数のコントロールが非常に不安定になっている可能性を示唆しています。
総合診療的な視点から、考えられる理由と注意点を整理します。
1)なぜ心拍数が50台に下がり、めまいがするのか
通常、健康な状態では自律神経(交感神経と副交感神経)がシーソーのようにバランスを取り、心拍数を一定の範囲に保ちます。
しかし、現在の状況では以下のようなメカニズムの問題が生じていると考えられます。
a. 自律神経の「振り子」現象(不安定性)
食道切除術で迷走神経(ブレーキ役)にダメージを受けた結果、体が心拍数をどう制御していいか分からず、「上がりすぎたり、下がりすぎたり」という極端な振れ幅を持っている可能性があります。
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動いた時:ブレーキが効かずに120まで暴走する。
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安静時:
逆に反応が遅れたり、調整がうまくいかずに50台まで落ち込んでしまう。 この際、心拍数が下がると脳への血流が一時的に減るため、「めまい」として症状が現れます。
b. お薬の影響(もし服用されている場合)ーーー>これは無い
もし、歩行時の頻脈(心拍数120)を抑えるために、血圧を下げる薬や心拍数を抑える薬(ベータ遮断薬など)を処方されている場合、その効果が効きすぎて日中の安静時に50台まで下げてしまっている可能性もあります。
c. 徐脈(じょみゃく)による脳血流低下
心拍数が50台前半やそれ以下になると、一度に送り出される血液量が十分でない場合、脳が一時的に酸欠状態になり、ふらつきやめまいを感じます。
これは「徐脈性不整脈」の初期症状である可能性も否定できません。
3.「腹部大静脈瘤」のエクステ手術もしているが、そんな血管の影響もあるのか?
食道癌の手術前にCT検査で発見された腹部大動脈瘤の「追加のエクステ(エクステンション:延長)手術」を受けたことにより、血管の状態はより広範囲に、そして複雑に処置されていることがわかります。
結論から申し上げますと、血管への手術とその背景にある血管の状態は、現在の「心拍数の乱れ」や「めまい」に非常に大きな影響を与えていると考えられます。
「食道切除」が自律神経(ワイヤー)の問題だとすれば、「大動脈の手術」は血管(パイプ)とそのセンサーの問題です。総合診療的な視点で、血管の影響について詳しく解説します。
1)血管の「センサー(圧力受容器)」への影響
大動脈は単なる血液の通り道ではなく、血圧を感知する高度なセンサー(圧力受容器)としての役割を担っています。
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血管の柔軟性と血圧調節:
ステントグラフトやエクステンション(延長)によって、大動脈の広い範囲が人工物で補強されると、本来の血管が持っていた「しなやかさ」が失われ、硬くなります(血管コンプライアンスの低下)。 -
センサーの混乱:
血管が硬くなると、心臓が送り出す血圧の変化を正確に感知しにくくなります。その結果、脳が「今は血圧が足りないから心拍数を上げろ(120まで上昇)」、あるいは「上がりすぎたから急に下げろ(50台まで低下)」といった不適切で極端な指令を出してしまい、めまいや動悸を引き起こす原因となります。
2)全身の動脈硬化と心臓への負荷
大動脈瘤の手術を受けられたということは、全身の血管に動脈硬化が進んでいる可能性が高いという背景があります。
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心臓の予備能力:
大動脈という「本流」に人工物が入っている状態では、心臓は以前よりも強い力で血液を押し出す必要があります。少しの歩行で心拍数が120まで上がるのは、心臓が「血管の抵抗に打ち勝つために必死に頑張っている」サインかもしれません。 -
血流の再配分:
エクステ手術によって血流のルートが調整されている場合、体位変換(立ち上がるなど)の際に脳への血流が一時的に不安定になりやすく、これが「めまい」や「ふらつき」に繋がっている可能性があります。
3)「食道」と「血管」のダブルパンチ
今回の重要なポイントは、二つの手術が別々の原因で心拍を乱しているという点です。
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食道手術の影響 :心臓の「ブレーキ(迷走神経)」が弱まっている。
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大動脈手術の影響:血圧を測る「センサー(血管の柔軟性)」が鈍っている。
つまり、ブレーキが壊れた車で、速度計(センサー)も狂っている状態に近いといえます。これが、心拍数が120になったり50台になったりと、極端に変動する正体である可能性が高いです。
4)「黄色い小便」と「血管・腎臓」の関連
エクステ手術の範囲によっては、腎臓へ血液を送る血管の近くまで処置が及んでいることがあります。
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脱水への脆弱性:
血管内にステントなどの人工物がある状態では、血液の「流れやすさ(粘度)」が非常に重要です。脱水(黄色い尿)になると血液がドロドロになり、人工血管内でのトラブルのリスクや、腎臓への負担が増します。 -
周期的な寝たきり:
脱水によって血圧が維持できなくなると、心臓は無理をして心拍数を上げますが、やがて限界がくると極度の倦怠感となって現れます。そうです。この状態に時折なり、だるくて、だるくて朝起きれなくなることもありました。
最後に、
このように、「生成AI」に聞いてゆくと、体に発生する症状が、明らかになり、少し安心すると同時に、どう対処することができるのかも判明します。
今回は、寒くなって顕著になってきた症状は、食道癌の切除時の影響と腹部大動脈りゅうの手術の2つの影響が、やはり重なっていることがわかりました。
結果として、血管系に元々負担があった体(大動脈手術の既往)に、自律神経の調整能力を奪う負担(食道切除)が加わったため、ちょっとした疲労、脱水、運動負荷に対して、体全体(心拍、血圧、平衡感覚、聴覚)が過剰かつ不適切に反応する状態になっていると考えられます。
体を冷やさないこと。 冬でも「脱水症状」にならないように、こまめに水分補給を怠らないこと。
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