総務省とキャリアの攻防

総務省の指導を受けて、「実質0円」端末の販売を終了に対して、2月のスマホ販売は半減 「実質0円終了」が影響。。。 消えた「実質0円」…スマホは“冬の時代”に突入。。なんだそれ?

総務省の指導を受けて、「実質0円」端末の販売を終了に対して、2月のスマホ販売は半減 「実質0円終了」が影響。。。 消えた「実質0円」…スマホは“冬の時代”に突入。。

などと、何だそれは?と思う記事を見かけるにつけ、「当然の事でしょう」と思うのですが。。。 

じゃ、何が当然の事なのか? について。

レイトマジョリティ、ラガードの圧倒的なユーザー数、知的レベルを考えれば、当然の結果です。

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そうです、確かに数字で見れば、2月は。。。

会社別でみると、ドコモが前年同月比31・4%減、KDDIが32・4%減、ソフトバンクが23%減。これに対し、ソフトバンク傘下のワイモバイルは70・2%増、携帯大手の回線を借りてサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)などが販売するSIMフリースマホは56・3%増だった。

仮想移動体通信事業者(MVNO)が、伸びていますが、分母が小さいので、まだまだです。
通信業者の全体の割合で云えば、十数%にも達していませんので。。。

 

1.なんで?

1)「実質0円」を止めたせい?

2)キャッシュバック(現金還元)を止めたせい?

3)その他の要因として、
相変わらず人気の「iPhone」の新機種の販売が3月になっている為、買い控えたと言っても良いのではないか?とも思います。

 

2.本当の理由

「実質0円」を止めたと言っても、月額の負担金額が数百円増えてだけですが?
数百円の負担金が増えただけで止めるような金額に敏感な奴が、月額8,000円も支払って平気な奴らか?

どうやら、「実質0円」端末を止めたせいではなく、よく、ショップでやっている、訳の分からない金が戻ってくる「キャッシュバック(現金還元)」を止めたせいの様な気がします?

金の無い、スマホなんて不必要な輩が、「キャッシュバック(現金還元)」にしがみ付く。

3.いや、だから、なんで?

「キャッシュバック(現金還元)」に飛び付くのは、まあ、ガラケーでさえ、勿体ないのに、良い振りこいて、スマホにしようとするレイトマジョリティが殆どでしょう。

大体、使いこなせもしない端末に、わざわざ高い「金」を出すわけが無い。キャッシュバックがあるから契約しようとするだけです。

目先の金が戻ってくると云う思い込みで購入、契約するだけのユーザーがたくさん居るから、キャリアは毎月、料金で儲かるのです。キャッシュバックしていても、経常利益が、各社、数千億円もあるのですから、止められませんよね。

総務省は、不公平だから、「キャッシュバック(現金還元)」、「実質0円」を止めろと言うが、大体、使いこなせもしない端末に金を出すわけが無い。 だから、端末代はタダだよと言って、レイトマジョリティから契約を採り、高い月額料金で儲けを確保する。

 

4.実に、うまい売り方だと思います。

あまり例えにならないが、「砂漠で砂を売る」みたいな? 「電話ができますよと言って、使いこなせもしないユーザーにパソコンを売りつける」みたいな、「キャッシュバック(現金還元)」、「実質0円」などと、うたった売り方をしないと、ほぼ、この階層のユーザーには売れないですからね。

パソコンの普及率を見れば分かるが「使いこなせもしないユーザーに、パソコンを売りつける」のは難しいが、スマホは通話機能が付いているので、「実質0円だよ」云えば、高い通信料金を毎月支払っても、契約するのです。

「白物家電」と違い、パソコンの様な「情報端末」を売る場合、少数の使いこなせる人間にだけに売れても意味が有りません。 なぜなら、少数ですから、売り上げが上がる訳ない。

使いこなせもしない、圧倒的な人数のユーザーに売るから、大量に売れて儲かるのです。

「使いこなせもしない、圧倒的な人数のユーザーに売る」には、「金のカラクリ」で、騙して売るしかないのです。

しかし、「実質0円」を止めても、月額の実質負担金が数百円増えても、「iPhone」の人気は衰えないでしょう。

 

5.何も問題ない。

もし、本当に売り上げが減少すると云う事は、逆の見方をすれば、「使いこなせもしない、圧倒的な人数のユーザー」が、現状維持か、ガラケーを使い続けるだけの事で、何も問題ない。むしろ、良い傾向でしょう。 無駄「金」をドブに捨てるよりは。。。

よく、「いまどき、まだ、ガラケーを使ってるのか?」と腐れ生意気な事を言うガキが居ますが、「使いこなせないから、一生、ガラケーで、何が悪い」です。スマホで、バカ動画しか見ていない「バカ」ガキより百倍ましです。

 

本当に、携帯料金が高すぎると考えているユーザーは、仮想移動体通信事業者(MVNO)と契約すれば、良いだけです。 キャリアで支払っていた月額料金の半分以下で利用できます。

よく、キャリア3社に安い料金プランを提供するように指導すれば、MVNO各社にとっては脅威になると云われているが。。。話は逆でしょう。

ユザーが、大量にMVNO各社に移動しない限り、キャリア3社が、安くするわけが無い。

 

6.安くても仮想移動体通信事業者(MVNO)に変更しない理由

1)良く聞くのが、「仮想移動体通信事業者(MVNO)だと、繋がるかどうか不安」とホザクが、「お前の「脳」の配線より、はるかに繋がっている」と思ってしまう。 しかもMVNOの回線は、殆どが「ドコモの回線を借りている」と云う事も知らない。。。。

2)もう一つ、はるかに安い、仮想移動体通信事業者(MVNO)と契約しない理由、
「めんどくさい」、「どこに行けば契約できるのか分からない。。。」

バーカ!! そのくらい自分で、ググって調べろって。。。。まあ、大体、こんなレベルでしょう。

SIMフリー、SIMロックの意味も知らない。。。。

 

7.キャリア3社は、このレベルのユーザーをよーく把握していますので、強いのです。 MVNO 頑張れ!!

家電量販店でも、SIMフリーの端末や、MVNOのブースが出来て、即日、開通してくれる業者も、若干ですが増えましたので、そんなに、低レベルのユーザーでも、そこそこ契約できる環境は、できてきていますので、徐々に、仮想移動体通信事業者(MVNO)のユーザーが増加する事を期待しているのですが、如何せん、グダグダなユーザーが大勢存在しますので、一気に増えるのは無理だとしても、だんだん契約数が増えれば、キャリアは、総務省に言われなくても、慌てて、料金を安くしてくるでしょう。

まあ、そこを狙っているのですが、その他大勢の「グダグダなユーザー」が、すんなり、MVNOに移動する事を期待しても、期待外れになるような気もします。

現状のキャリアの料金は、とても安くしたと云うレベルではないけれど、「MVNO」の利用率が50%を越えれば、慌てて、キャリアは「総務省」に言われなくても、料金を安くしてくるでしょう。

日本っておかしな国なんです。先進国なのにパソコンの普及率は60%くらい。

スマートフォンの保有率で云えば、主要国ではスマホ普及率は70%を超えているところも多いが、日本の場合、スマートフォンの保有率は2014年に5割を超えたくらいです。但し、若年層(15~30歳)のスマホ普及率は、70%を超えているそうです。

レイトマジョリティ、ラガードが、圧倒的な数を占める国なんです。

だから、使えもしない、何も分かっていない階層に、スマートフォンにして高い金を支払わせるのは、問題なんです。 金をドブに捨てているだけですから。。。

ですので、どんな「グダグダなユーザー」でも、スマホはMVNOの方が安く使えるよ。。。と、日夜説明に追われる日々を送っています。

参照サイト
消えた「実質0円」…スマホは“冬の時代”に突入
2月のスマホ販売は半減 「実質0円終了」が影響

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