メンテナンス

Windows 10,11にアップグレードしても使える便利なメンテナンス・設定用の定番アプリで大掃除してみましょう。

「Windows 10,11」にアップグレードしても使える便利なメンテナンス・設定用の定番アプリケーションで、夏休み中に「大掃除」してみましょう。

掃除する以前に、まずは、起動ドライブ(C:ドライブ)の空き容量をチェックです。
先日、Windows7からWindows10にアップグレードしようとして、できない方がいましたが、原因は、HDDの空き容量が19MBしか在りませんでした。 絶対、無理、無理。。。。

もう、お馬鹿を通り越していますが、物事を知らないということは、こういうことです。


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1.まずは、ストレージ(HDD・SSD)の空き容量チェック

まず、C:ドライブの空き容量が、30%から20%になっていたら、そろそろ対策した方が良いでしょう。 空き容量が少なくなると、Windowsがぐっと重くなります。

なぜ? C:ドライブの空き容量が少なくなると、まずいのか?
起動したWindowsが、稼働している間、利用しているドライブだからです。

Windows7、Vistaより、稼働中にHDDなどを使用する頻度は、メインメモリの管理方法がWindows10から変更になっていますので、影響は少ないと思いますが、容量が少なくなっている方は、対策した方が良いでしょう。

どうしても、空き容量を確保できない場合、Windowsを再インストールせずに、容量の大きいストレージに乗せ換える方法もあります。

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2.ドライバー類は最新か?

「Windows 10」にアップグレードして、Windowsのアップデートで入ってくるのもありますが、古いドライバーを使用している場合がほとんどです。

補足説明> 「ドライバー」って何? と云う方の為に。。。
正確には、ドライバーではなく、「デバイス ドライバー」と云います。
コンピュータ内部に入っている装置や、外部に接続した機器を制御・操作するためのソフトウェアで、OS(Windows)との橋渡しをする役目を負った、大事なインターフェースの役割を果たす「ソフトウエア」の事です。

例えば、「システムデバイス」、「プロセッサ」、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」、「キーボード」、「ディスクドライブ」など数十個は、確実に入っています。

それを一気に、アップデートしてくれるアプリがあります。

それが「Driver Booster」です。

Driver_Booster2_001

Windowsパソコンのドライバーなんて、自分で入れるのは、「プリンター」ドライバーくらいですが、ディスプレイドライバー、音源ドライバーは もちろんの事、USB、Blustooth、LAN、キーボードドライバーなど、自分であまりインストール(更新)などはしませんが、一度、実行すれば、 全部、自動で最新にしてくれる優れものです。

自分のWindows7、8.1、10の入ったパソコンのドライバーを常に最新にしてくれますので、もう、手放せなくなります。

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3.「Windows 10」を掃除する

Windows側で、ドライブを右クリックして、プロパティ画面の「全般」タブを表示すれば、確かに「ディスクのクリーンアップ」を実行できますが、これより、広範囲に、ディスクを掃除してくれるアプリケーションがあります。

それが、「CCleaner」です。

余談ですが、Microsoft社は、このアプリをあまり推奨していません。Microsoft社は「あまり、深いところまで、掃除する機能を入れるな」と考えているのでしょう。

私が使用していて、Windowsに問題を起こしたことは無いと思います。 まあ、レジストリーまで掃除してくれる機能も付いていますので、そこはちょっと注意が必要ですが。。。。。

ccleaner416_201407_002

複数のブラウザを使用していても、IE、Chrome、Firefox、Operaなどのメジャーなブラウザであれば、一気に、まとめて掃除してくれます。

これを定期的に利用すると、良いと思います。 ブラウザで入力したパスワード類もリセットしてくれますので、セキュリティ上もGood!!です。

ブラウザで、よく、パスワードを記憶させて使用している方、やめた方がいいですよ。 面倒でもその都度、入力すべきです。 そうしないと、誰でも、すぐにログインされてしまいますので。 パソコンを乗っ取られたときに、好き放題にされますよ!

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4.デフラグについて

Windows10では、HDD、SSDでも、自分でデフラグを実行しなくても、大丈夫だと思います。 実施しても、年に1,2回程度です。

特に、SSDのお話ですが、SSDは、ちょっと癖があります。

Windows XP、Vistaは、SSDに対応した「Trim機能」などは実装されていません。
対応し始めたのは、Windows 7からです。 Windows 8から10は、ほぼ完全に対応しています。

Windows 7 RC1から、SSDのフラグメンテーション問題に対処すべく「Trim」が実装されています。

このTrim機能とは、ガベージコレクション(システムがデバイス(SSD)に対し不要となったブロックをコントローラに通知し、書き込み時のムダを排除しようというもの)をサポートする機能です。

 

尚、スタートアップは、Windows側で「スタートアップ」を調整する設定が、Windows10より付加されていますので、紹介はしませんでしたが、自分で調整するなら、CTL+ALT+Dellキーを同時に押して、「タスクマネージャー」画面の「スタートアップ」タブを開けば、ここで、有効・無効にできます。

 

追記】 Windows 10(32Bit版)についての感想

現在、自作のパソコンで、Windows10(32Bit版)、CPU:Core i5、メモリ:8GBで使用していますが、スタートアップのプログラムを削除して、重くならないように使用していますが、電源投入後、デスクトップが表示された時点で、メインメモリの消費量が1.4GBくらい使用しています。 ほぼ40%強、使用している状態です。いかんせん、32Bit版ですので、メモリ容量が8GB有っても、最大3.4GBしか、システム上使用できません。最大認識できる容量で、起動時に40%近くメモリを消費していますので、どうしようもなく困ったもんです。

ましてや、2GBしか積んでいないパソコンは、かなりきついでしょうね。これでメインメモリの消費量の激しいブラウザ、ChromeやIEを起動して、タブを数個開けば、あっという間に、2GBになってしまうでしょう。

「Windows 10」からですが、このメインメモリの管理方法が、Mac OSXと同じような管理方法に変わりました。

簡単に言えば、メインメモリ消費が大きくなると、今までは、別のストレージ(HDDなど)にページングと言って、一旦、退避させていましたが、Windows10からは、退避させないで、圧縮をかけて、メインメモリ内に置いておく方法を取っています。

Windows10のメモリ管理方法

memory_cpu_hdd_102

 

ですので、別の意味で、メインメモリの容量が必要になってきているように思います。

CPUの性能は、そこそこでも、メインメモリをたっぷり必要なのですが、32Bit版だと3.4GBの制限がありますので、Windows10は、 64Bit版で運用すれば32GB以上のメモリを使えますので32Bit版を止めて、64Bit版に変更した方が良いのではと思います。

メモリを買い足す必要はありますが、Windows7、8.1からアップグレードした方なら、もう一度、Windows 10の64Bit版をダウンロードして、クリーンインストールになりますが、インストール後、たぶん、認証はとれるはずです。

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