格安SIMでデータ使用量を超過してしまった場合、その通信速度で使用できるか? について
実は、下記の記事の続きです。
通常、キャリアでもMVNOの格安SIMでも、SIM契約でデータ通信容量で値段がいくらとなっていますが、これはLTEなどを使用した高速通信の時の使用可能なデータ通信の容量です。
要は、これをオーバーすると、MVNO各社、大体200kbpsくらいのスピードに落とされてしまいます。しかも、オーバーする前に、各社この高速通信のスピードをアプリなどで、自分で落とすことが可能です。速度は落ちても通信はできるという事です。
データ通信量は、超過しても使えなくなるわけではないという事です。
ですので、データ通信容量の大きい、バカ動画、エロ動画を観ない人にとって、SNS、メール、ブラウジング程度でしたら、200kbpsくらいのスピードに落とされても、ちょっと、ブラウザの表示が遅くなる程度で、何も問題なく、何時間でもネットが使用可能です。
格安SIMを契約する場合、何GBにしようか? と迷うのですが、上記の点を考慮すれば、1GBで良いのか、10GB欲しいのかが決まるでしょう。
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1.200kbpsくらいのスピードってどんな感じか?
・音楽サイトのストリーミング :たまに途切れる時もあるが。。何とか聴ける。
・YouTube :
最初、読み込み時に再生せずに貯めこめば、何とか大丈夫な場合もある。
ダメなら、更に画質を落とすことができるので調整する。
・ブラウジング :
重いサイトかどうか、すぐにわかります。重いサイトの場合、たまにタイムアウトすることが有るが、ほぼ、ちゃんと表示される。 またブラウザの設定で、Javaスクリプトの実行をOFFにすれば、すくし軽くなる。
・SNS :何も問題なしでしょう。
・メール :100件くらい受信しても、何も問題なし。
・Google Maps :読み込み時に時間がかかります。
・アプリのダウンロード :容量によっても違いますが、時間はかかります。
・テザリング機能を使い、パソコン、タブレットでネットを使う
これも、上記の作業なら、スマホで使うのとほぼ同じ様に使えます。
2.ほとんどのMVNOは、超過すると200kbpsくらいのスピードに落とされるが、200kbpsよりも遅い速度に落とされるところがありますので注意が必要です。
モバイルデータ通信量を超過してしまったら、各MVNOでは追加購入することもできるところもありますので、追加購入すれば済むだけの話だと思いますが、そんなのせっかく格安SIMを選んだ理由が無くなりますよね。
制限後のスピードが、128kbpsに落とされるところもあります。
プランによっても違いますが、U-mobile、freetelで128kbpsに落とされます。
128kbpsに落とされると、200kbpsの半分ですので、メール、SNS程度は大丈夫でしょうが、その他は、ちょっと厳しいでしょうね。
制限後のスピードが、200kbps以上のMVNOもあります。
楽天モバイルなどは、3日以内に容量を超過すると、プランによって低速状態(高速OFF状態)に制限する場合がある。
・3.1GBプラン・・・540MB
・5GBプラン・・・・1GB
・10GBプラン・・・1.7GB
3.キャリアからMVNOに移動しようと考えているなら、
データ通信容量を日、週、月単位でどのくらい使用しているか確認できるアプリが有りますのでチェックすると良いでしょう。
・「DataWiz」が良いのではと思います。 iOS、Android版ともにあります。
これで、一か月どのくらい使用しているのかが、分かりますので、格安SIMを契約するときの参考になりますよね。
MVNOの格安SIMを選択する選択肢に、速度制限後のスピードにも注意すると、わざわざ、データ容量を追加購入することも無いでしょう。
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