Windowsパソコンが、重くならないようにする為の初期設定とメンテナンス方法について


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3.初期設定の段階で重くなる要因

1)セキュリティ対策ソフト

通常、セキュリティ対策ソフトと云うと、ウイルス対策機能、ファイアーウオール機能、スパイウエア対策機能です。

(1)ファイヤーウオール機能
ファイヤーウオール(不正侵入を防ぐためのセ キュリティ対策)ですが、Windows XPまではインバウンド(外から中への侵入)しか監視できませんでしたが、Vista、7、8はアウトバウンド(一旦、入り込んで、中から不正な動き(通信) をする)も監視できるようになっています。
ですので、Vista、7の場合、無料・有料ソフトで「ファイヤーウオール機能」が付いていないのを選ぶと、パソコンの負担が軽くなると思います。

(2)スパイウエア対策
ディフェンダー(マイクロソフト社のスパイウエア対策用アプリ)
Windows XPは、自分でインストールして使用するのですが、Vista、7は標準でついてきて、デフォルトで、ONになっています。 (機能を止めるには、アンインストールではなく、コントロールパネルより機能を無効にするだけです)

このように、Vista、7、8から、セキュリティ対策がかなり施されていますので、全部入りのセキュリティ対策ソフトを購入する必要が無いように思います。
私など、フリー(無料)のAviraのウイルスセキュリティ機能(常駐監視)のみのアプリ1本のみで、あとはWindows7標準のセキュリティ機能のみで、運用していますが、「やられた」事はありません。


Windows 8からの変更点
 Windows 8からですが、標準機能として統合ウィルス対策ソフトである「Windows Defender」がインストールされています。

無償のウィルス対策ソフトの「Microsoft Security Essentials」の機能を取り込み、統合セキュリティーソフトとして機能アップして、市販のセキュリティーソフトと同じように、ウィルス検知や駆除が可能になりました。

OSによっては、マイクロソフト社以外のセキュリティ対策ソフトを後から、インストールしなくても 、問題のない場合がありますので、危ないサイトへゆかなければ、最小限の対策で済みますし、そのほうが、重くならないようにWindowsを使用することができます。

2)Windowsアップデート

積み残したパッチ、サービスパックなど、インストールすると、当然パソコンは重くなります。

この段階で、各バージョンのWindowsを再起動すると、アプリはセキュリティ対策ソフトのみの状態で、使われているメインメモリの容量は、
・Windows XP    300MB~400MBくらい
・Windows Vista    700MB~800MBくらい
・Windows 7      800MB~900MBくらい
・Windows 8      1GBを超える

但し、日本のメーカー製のパソコンは、プリインストールされているアプリが、あまりにも多いのでこの限りではありません。

タスクマネージャーを起動してチェックできます。
キーボードのCTRL+Alt+DELLキーの3つを押して、「タスクマネージャー」画面を表示します。

この段階で、メインメモリの空き容量が、足りない場合、重くなることは確実ですのでメモリを増設します。

・Vista、7の場合は
「ReadyBoost」機能を使うと、メモリを増設しなくても済む場合が有ります。 外付けのフラッシュメモリーやExpansionカードメモリーなどをメモリーとして利用できる「Ready Boost(レディ ブースト)」と呼ばれる機能が搭載されていますので、メモリ増設しなくても対策が可能です。

使い方の詳細は、下記の関連記事を参照してください。
Windows Vista PCを快適に利用できる「Ready Boost(レディブースト)機能」と「USBメモリー」

3)視覚効果について

XPから各バージョンのWindowsには、「視覚効果」がユーザインターフェースに仕組まれています。
要は、画面をきれいに表示するための視覚効果です。

・Windows XP    : ユーザインターフェースは、「Luna(ルナ)」と云います。
・Windows Vista、7  : Vistaから採用された新しいユーザーインタフェースは、「Aero(エアロ)」と云います。

こんなの「Windows 98」の時代には有りませんでしたが。。。まあこの機能は、使用しなくても問題はありませんので、ちょっと殺風景になりますが、この時点で「重い」と感じられる場合は、機能を止めるのが一番だと思います。

性能の低いパソコンだと、これが、原因で重くなります。 処理をするのにCPUの使用率が上がってしまいます。
性能の高いパソコンだと、全然、問題ありませんが、性能の低いパソコンだと、全然違いますよ。

ここまで来ると、パソコンを起動したときに、立ち上がるまでの時間がかかったり、デスクトップが表示されてから、CPUの使用率がどのくらいの時間で下がるか。。をタスクマネージャーを起動して確認すれば、大体の性能が分かってしまいます。

この視覚効果の設定方法は、 「XP」と「Vista、7」でちょっと違いますので注意が必要です。

設定内容を変更することで、主に「CPU(プロセッサ)の処理能力」や「メインメモリ消費量」といった「システム負荷」を軽減します。

Windows Vista、7は、XPと違って、画面表示にさまざまなアニメーション効果が使われています。
CPUの能力が相対的に不足している場合は、この「アニメーション効果」をオフにすることで、体感性能を向上します。

この設定変更は、「エアロ機能」を止めるのと同時に変更しないとCPUの負荷が軽減されません(逆な言い方をすれば、エアロ機能をONのままで、この視覚効果機能をオフにすると効果があります)。

4)SSDと電源管理とPrefetch、SuperFetch機能について

例の「Windows Vista」の重い原因の一つに、パソコンの起動直後に「SuperFetch」 のメモリキャッシュが始まります。 パソコン起動後、5分から10分くらい続くのではと思います。これで、性能の低いパソコンの場合、「重い」と感じま す。バックグラウンドで動いていますので、フォアグラウンドの処理がもたつきます。 性能が低いパソコンだと、処理が追いつきませんので仕方ありません。

もう一つ、言えば、皆さん、パソコンの電源を切るとき、シャットダウンで終了させますが、ストレージがHDDでしたら、本当は、Vistaの場合などは、休止(ハイバネーション)で終了させるべきなんです。

シャットダウンで終了するから、毎回、電源ONで「SuperFetch」のメモリキャッシュが始まり重くなるんです。休止(ハイバネーション)で 終了させれば、起動時に「SuperFetch」は機能しませんので、HDDの場合は、休止(ハイバネーション)で終了させましょう。

上記の様に、ちょっと高価ですが、「Vistaが重い」をSSDで解消できます。SSDにすれば「SuperFetch」機能は停止しても構いません。 起動ドライブからHDDを外して、SSDに入れ替えることにより、ある程度、「重い」を解消することができます。

手動設定する場合
・SSDであれば、Windows Vista、7までは、無効化する。

・Windows 8の場合は、OS自身が「HDD」か「SSD」かを自動的に認識し、それぞれに最適な処理を自動的に行うようになっているため、Windows8の場合は無効化しない。

本アプリで自動設定
これは良く使うファイルをHDDからメインメモリに先読みして高速化しようという機能ですが、SSDは先読みしなくてはならないほど、HDDより遅くないので、この機能は不要なのですが、本アプリで自動設定にします。

  • XP, Windows8では特に何もしない。
  • VISTA, Windows7で実装メモリが3GB未満の時に自動でOFFにする。
  • VISTA, Windows7で実装メモリが3GB以上の時は何もしない。

5)SSDと休止(ハイバネーション)設定

Windows VISTA, 7、8共通で、デフォルトの設定ですが、これは電源を入れたままにすると、自動で休止(ハイバネーション)に入ります。

ハイバネーションがONになっていると、完全にスリープ状態になるごとに、毎回、メモリ容量分のデータ等を「SSD」に書き戻しに行きますので、SSDの寿命が短くなります。 ですので、休止(ハイバネーション)をOFFにします。

メインメモリの中のデータをストレージ(HDDやSSD)に退避させるために使うファイルを「hiberfil.sys」と云いますが、SSDに一々書き込まないように、これを削除して休止状態を無効にする。

Windows 7 のハイバネーション(hiberfil.sys)を無効(削除)にする方法は、コマンドプロンプト画面を表示して(管理者モードで)、 powercfg.exe /hibernate off と入力し、Enterキーを押す。 これで、ハイバーネーションを無効にして、hiberfil.sys ファイルが削除されます。

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