11.社会一般

【面白記事】みんなの知恵を集めたらネットの知恵が薄まった どうしようもない人がどうしようもない情報を喜んで摂取している

LoboStudioHamburg / Pixabay

面白い、BLOGOSの投稿記事を見つけたので紹介します。

「みんなの知恵を集めたら」「ネットの知恵が薄まった」 どうしようもない人が、どうしようもない情報を喜んで摂取している。

ネットの知恵が薄まった」という言い方が、的を大きく外していると云うか、必然といえば、その通リなのか。。。要は、「薄まった」のではなく、そんな所に近寄るかどうかです。

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1.すぐに終わってしまった「WEB2.0」の時代

2006年頃でしょうか、当時は、ティム・オライリーの提唱したこの「WEB2.0」ワクワクする思いでみていました。

情報の送り手と受け手が流動化し、誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化した状態なのですが。。。。そして、利用者が増えれば増えるほど、提供される情報の量が増え、サービスの質が高まる傾向にあるとされていました。

新しいテクノロジーが出てくると、それを利用して、こんな素晴らしいことが起こると誰もが理想を描くのですが、見事に崩れてしまう。

なぜか、金儲けをしようとする人間たちが、グダグダの頭の悪い人間たちの特性を利用して、プラットフォーム上に、この種の人間が、最も好む「クズ」コンテンツを提供するからです。

昔、電電公社(現NTT)の電話交換機のシステム開発をしていた時に、一度、味わった経験があります。 本当に、どんな使われ方をするのか想像もつかないくらいほど、とんでもない方向へと向かってゆきます。

簡単に、クズ共の「便利グッツ」になってしまいます。スマートフォンも同じようなもので、そのうち飽きるでしょう。

今も昔も、これからも、「WEB2.0」の”集合知”は、「おバカ」には関係が無いのです。

もし、あるとすれば、それはSNSなどの”集合痴”だけです。

1)ブログを開設した経緯

10年くらい前から、2年前まで「WEB2.0とパソコン講座」というサイトを持っていました。WEB2.0が流行りだった頃で、調子のって「WEB2.0」というキーワードをブログのタイトルに使用した覚えがあります。

現サイトを起こす時に、「WEB2.0」は、もう古いか。。と思い、このキーワードを外しました。本当は「WEB3.0」としたかったのですが。。。3.0は来ませんでした。

コンピューターソフトウエアの仕事をしていましたので、ブログを開設するにあたり、何が、分からないのか、ヤフーの「知恵袋」でパソコン関係の質問に100問だけ答えてみました。

そこで得た、皆さんが知りたいことをブログを書くに当たり、ずいぶんと参考になりました。

元々、お客様や友人達にも、パソコンの事を教えていたりしたのですが、いちいち教えるのも面倒だと思い、ブログに記載すれば、読んでくれるだろうと。。真剣にもくろんでいました。

このつたないブログを読んでいただいている皆様には、本当に感謝です。

だが、この目論見は、大きく外すことになり、大いに勉強になりました。

 

2)何が勉強になったかと言うと、

そうなんです。友人も含め、バカは、人の書いた文章なんて読まないんです。

この一番、簡単なことさえ気づかない私もバカでした。 友人やお客様が読んでくれなくても、他の会ったことも無い皆様に読んでいただけるのが、うれしいですね。

まあ、Googleのアナリティクスで調べるとリピーター20%、後の80%は一元さんで、Googleの検索で、上位に表示されていなければ、存在すらないのですが、何とか、ページビューを稼いでくれていますので、たどり着くことができるのでしょう。

画して、最も身近な人たちではなく、ネット上で、やっと見てもらえる様になりました。。。

 

2.「WEB2.0」のその後

現在は、当時、唱えていた「WEB2.0」はどこに行ってしまったんだろうという状態でしょうか。「WEB2.0」によって進化は起こらなかった。

確実に残ったのは、「ロングテール現象」ですか、良い意味でも、悪い意味でも、これだけは今でも生きています。

結果は、未だに、使いこなせないだけではなく、使用したこともない人間で溢れかえり、使っているとしても、クズみたいな情報が溢れかえり、美味しいジュースにたっぷりと水が入り込んで、まずいジュースを飲んでいる状態でしょうか。。。。

でも、このおバカ用の「コンテンツ」が、一番、金儲けになるのです。
バカ動画、バカゲームなど。。。。

これだけ情報が溢れていても、パソコン1つ使いこなせないバカは大勢いるし、スマートフォンの時代になっても、同じように、使いこなせるはずもなく、スマートフォンを暇つぶしのオモチャにして遊ぶ子供たちと、なにも変わらない状態です。

スマートフォンが普及して、テレビ離れが進んでいると言われていますが、動画を観るみ機会が、テレビからスマホに移っただけで、相変わらず、バカ動画が大好きなのは何も変わっていません。

「WEB2.0」なんて、何にも関係の無い「レイトマジョリティ」、「ラガード」で占められているだけです。

 

1)検索エンジンのジレンマ

表現が足りないが、クズみたいな情報が溢れかえっていると言ったが、ちゃんとした情報もその中に歴然と存在するのは確かですが、如何せん、検索エンジンですので、クズが多く検索すれば、クズ好みの検索順位になってしまう。 Googleさんもここに頭を悩ませているとこではないでしょうか。。。何がクズで何がクズではないのか。。。

なぜ、何も進化が起こらなかったのか、誰もが、検索エンジンを使い、色々なコンテンツにアクセスできるようになったが、ユーザーの求めるものが、低レベルであれば、ネットの情報も同じように、知の集合ではなく、ゴミの集合体になってしまう。

ある意味、必然といえば、必然で、利用するユーザー次第で、コンテンツの品質も、それに合わせたように収束してゆく。

2)検索エンジンに求める「不都合な真実」

低レベルの人間にとって、検索エンジンで調べたいことは、ただ一つ。

「私、どうしたらいいの?」でしょう。。。。。

このキーワード自体、絶望的ですが、これが実態、本音でしょう。 ですので、AI(人工知能)がどんなに発達しても、「私、どうしたらいいの?」と、必ず聞くでしょう。こんなレベルの発想、思考しかできない人間に、検索エンジンも、人工知能も、無用の長物なのです。

 

金なら、ゴールドラッシュが起これば、バカでも、川の砂の中から、「金」だけ取れるでしょうが、あふれる情報は、バカは「取捨選択」できないだけです。何故なら、バカですから。。

私なら、ネット、テレビ、新聞、書籍の中から情報を拾います。 自然科学系の書籍をよく読みますが、書籍1つとっても、1冊ではなく、同じコンテキストの書籍を数冊は読みます。 1冊では、なかなか裏が取れない場合が有るからです。

書籍さえ読まない奴の言い訳。。。「読む暇が無くって。。」
「忙しい人ほど、読んでいるんだよ。。」、「バカだから読まないだけだってば。。。」

知識を身に付けるのは、(その知識の深さ)×(色々な知識の幅)の要領で行けば、深まるのではないかと思います。

 

そう、「どうしようもない人が、どうしようもない情報を喜んで摂取している」のが、「WEB3.0」の時代なんでしょうか???。。。。。

 

補足説明1
私が、「おバカ」と言っている人たちは、決して、「知能」の低い人たちの事ではありません。知能が低いのは、生まれつきで、その人のせいではありませんので。。。そこまで傲慢ではありません。

私が、「おバカ」と言っている人たちは、下記の様な人たちです。

「知能指数(IQ)」は、通常のものを持っているにもかかわれず、毎日、毎日、仕事して、家に帰り、風呂に入って、酒飲んで、飯食って、テレビやネットのバカ動画を観てバカ笑いして、クソして寝るだけの生活を送っている奴。

年に1冊の書籍も購入しない、読みもしない、読んでもバカマンガ本、新聞も「テレビ番組」欄しか見ない生活をしている奴。

たまに、「腐れ生意気」なことを云うが、全部「テレビ」や「ネット」の受け売りをしゃべっている「偉そうな奴」。

明らかに、「不都合な真実」を背負って生きているのが見え見えなのに、他人には「ばれていない」だろうと思っている奴。

 

補足説明2:「イノベーター理論」
1962年、スタンフォード大学の社会学者エベレット・M・ロジャース教授が、『Diffusion of Innovations』(邦題『イノベーション普及学』)で提唱た「イノベーター理論」で、消費者の商品購入に対する態度を元に新商品に対する購入の早い順から、5つのタイプに分類しています。

「イノベーター理論」で は、イノベーターとアーリーアダプターの2つの層を合わせた状態にまで普及した、この普及率16%超の段階で、新技術や新流行は急激に市場に拡散して行 き、いかに、この2つの層に、アピールするかが新製品普及のポイントであるとされてきた、(「普及率16%の論理」) とされてきたこの理論。

参照記事
http://marketingis.jp/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%90%86%E8%AB%96

●イノベーター(Innovators:革新者)・・・・ 全体の2.5%を構成(しかし、数百人〜1000人程度)
新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ  ちゃんと活用する努力ができる。

●アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)・・・ 全体の13.5%を構成(実際は1%にも満たない)
流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断する初期少数採用者のグループ。

<<< キャズムと呼ばれる深い溝 >>>

●アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)・・・ 全体の34.0%を構成(実際は30%以下)
新しい様式の採用には比較的慎重な初期多数採用者のグループ。

※ネットで買い物したり調べ物はするが、情報収集はあまり行わない。
※ソーシャルは比較的好き
※Yahoo!は見る

レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者) ・・・ 全体の34.0%を構成(実際は35%以上)
新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。

※ネットで買い物は、たまにモールで。必要なときのみアクセス
※ソーシャルはLINEなど身内のみでやっている → バカッター存在域
※テレビはよく見るけど、年齢が高い層は新聞も読む
※芸能人のブログとかは見るし、モバイルゲームはする
※マイルドヤンキー、主婦、若い女性に多い感じ

ラガード(Laggards:遅滞者) ・・・・・・・・・・・・ 全体の16.0%を構成(実際は30%以上)
採用遅滞者のグループ。
世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。 中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。

※ガラケーで一応天気予報とかは見ている感じ?
※ほぼ、テレビのみしか観ていない。

 

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