Hondaが、新型の軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」を発売します。
2017年5月12日(金)に発売。
昔から、HONDAの大ファンなのですが、ロードレーサータイプのバイクは、一度も購入したことがありません。 でも、このモデルは、たかが250ccと排気量は小さいですが、結構、最先端の技術を盛り込んだ、侮れない250なのです。
例えば、250ccクラスで初めて、F1と同じ「フライ・バイ・ワイヤー(FBW)」を採用しています。 HONDAの説明では「スロットル・バイ・ワイヤシステム」と呼んでいます。
なんと!、最高出力は38馬力/12,500rpm、最大トルク2.3kgfmですので、これもクラストップで、レース用にチューンしたエンジンみたいです。
通常、レース用にチューンしたエンジンは、ピーキー(高回転域でしかパワーが出ない)で乗りにくいのですが、そこをうまく調教してきています。 当然ですが。。。。
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<エンジン>
水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒250ccエンジン。
1)エンジン
ショートストローク化(内径(ボア)×行程(ストローク):62.0×41.3 mm)による高回転時の耐久性と静粛性両立のため、クランクシャフト、コンロッド、バランサーシャフトの各軸受にメタルベアリングを採用するとともに、カムチェーン張力を安定させるダブルピボットテンショナーを採用。
低中回転域に配慮したバルブタイミングを設定することで、低中回転域の力強さと高回転域の高出力を高次元で両立しています。
2)吸排気系
車体前方から効率よく燃焼室に吸入空気を導入するダウンドラフト式吸気レイアウト、大径の吸・排気バルブとスロットルボアの採用などで高出力化を図る
排気側は、3室構造としたマフラーの2室と3室それぞれから排気管を設けた「デュアルテールパイプ」仕様により、低回転域は力強く、中高回転域は高揚感のあるエキゾーストサウンドとしています。
3)走り
「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を採用することによって、3種類のライディングモードの設定により、ライダーの好みに合った出力特性を選択可能にしています。
4)電装
デュアルヘッドライトをはじめ、ウインカー、テールランプなど全灯火器類には高輝度のLEDを採用。メーターパネルはフルデジタルメーターを採用。
<メーカー希望小売価格 (税込)>
・CBR250RR :756,000円、777,600円
・CBR250RR<ABS> :806,760円、828,360円
まあ、値段が、普通の250ccのバイクが2台買えるほどの値段になっていますが、目の肥えた大人のライダーなら、欲しいなと思える1台ではないでしょうか。
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