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【バイク】ドゥカティ初の単気筒ロードゴーイング・スーパーモタード「Hypermotard 698 Mono」登場

2023-11-05、
本日の話題は、バイクです。
ドゥカティ初の単気筒ロードゴーイング・スーパーモタード「Hypermotard 698 Mono」を発表しましたが、これがまたカッコいいのです。

■バイクのカデコリーで云えば「モタード」とは、
オフロードバイクにオンロード用のタイヤを履いたバイクのことです。ことの始まりは1979年のアメリカ/カリフォルニアにあり、ロードレース、フラットトラック、モトクロスがありますが、
レースプロモーターだったガヴィン・トリップが、「オーケーじゃあこの中で一番速いやつを決めよう」という事で、グラベルとターマックを合わせたトラック(コース)でレースを始めたのが最初らしいのです。

こんなヤンチャなライディングができなければ、乗る資格がありません。

なにより凄いのが、エンジンで単気筒エンジンで排気量が、659cc、ボア116mm、ストローク62.4mmというビッグボア・ショートストローク(ボアストローク比1.86:1というスペック)を採用した高回転型ユニットで、レッドゾーンはなんと1万250回転です!

通常、V8、3,000ccのエンジンでも、単気筒当たり、375ccで、レーシングエンジンでも単気筒当たり500cc前後が限界ではないでしょうか。しかも、超ショートストロークで、MAX1万250回転まで回ります!ので、こんなの市販車ではありえません。あまりにショートストロークなので、クランクウェブの間をピストンスカートが通るのだという。

ピストンです。 スカートがほぼ無い。

■「デスモ(デスモドロミック)」というのは、強制開閉バルブ機構のことです。
一般的なDOHC、SOHCは吸排気バルブを「バルブスプリング」の力で、バルブを「バルブシート」に押しつけている。
バルブ開閉時にカムあるいはロッカーアームが回転して、バルブを押し、スプリングがバルブを戻す。超高回転時にスプリングがカムの動きについていけなくなってバルブの開閉タイミングがずれたり異常な動き(サージング)をすると、ピストンとバルブが当たってエンジンブローしてしまうわが、デスモはバルブスプリングの力でバルブを戻すのでは無く、戻し用のカム山で戻し用のロッカーアームを動かして機械的にバルブを戻す。理論的には超高回転までバルブシステムが耐えてくれるのである。

■スライド・バイ・ブレーキという名称の電子制御スライドコントロールデバイスが、採用されている。技量別に4段階のスライドモードを選ぶことができ、それぞれコーナリングABSが最適に働いてスライドがしやすくなるという。

■同じようにドゥカティ・ウィリー・コントロールも4段階から選択できる。
こちらには最高レベルに「EVO」と呼ばれるサーキット専用モードも設定されており、マフラーと専用マッピングに変えることで長距離のウイリーを可能にするとある。とんでもなくやんちゃなバイクなのだ。

<エンジンスペック>
・排気量  :659cc
・最高出力 :77.5 ps (57 kW)  /9,750 rpm
・最大トルク:63 Nm (6.4 kgm) / 8,000 rpm

■DUCATI Hypermotard 698 Mono
https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/hypermotard/hypermotard-698-mono

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