2017年6月1日、
NECプラットフォームズが、2ストリーム対応のWi-Fiホームルータ「Aterm」において、「Aterm WG1200HS2」とコンパクトな普及モデル「Aterm WF1200CR」を発売すると発表しました。 発売日は、6月8日(木)です。
最近の無線LANルーターは、本当に高機能です。 家庭に光回線を引いていて、スマホ、タブレットなどの端末を家に帰って、Wi-Fiに切り替えて、固定回線からインターネットに接続して、通信容量を節約したり、回線スピードを上げたりと、賢い使い方をしているユーザーさん向けのルーターですね。
Sponsored Links
1)「Aterm WG1200HS2」
予想価格は7,500円前後(税抜)。
新商品「Aterm WG1200HS2」は、2017年4月に発売した2ストリーム高機能モデル「Aterm WG1200HP2」に対し、「バンドステアリング」、「オートチャネルセレクト」機能を除いて、低価格で提供する商品です。
Wi-Fi端末の位置を検知し、それに向けて集中して電波を送信するビームフォーミング機能に対応することで、快適な高速通信が可能です。
ビームフォーミング技術を応用し、複数のWi-Fi端末との同時通信を可能にしたMU-MIMOに対応することで、複数の端末を同時に利用しても快適な高速通信が可能です。
「見えて安心ネット」により、ルータに接続中のWi-Fi端末の一覧、端末ごとの接続周波数帯や電波強度などの状態表示を、スマートフォンやタブレット等で確認できます。
2)「Aterm WF1200CR」
予想価格は4,500円前後(税抜)。
「Aterm WF1200CR」は、今まで、Atermシリーズにはなかったコンパクト&シンプルなラインアップです。 少人数で使用するなら、これで十分でしょうね。
Wi-Fi端末の位置を検知し、それに向けて集中して電波を送信するビームフォーミング機能に対応することで、快適な高速通信が可能です。
【2ストリームモデルの比較】
項 目 | 発売済み商品 | 新商品 | |
---|---|---|---|
WG1200HP2 | WG1200HS2 | WF1200CR | |
無線LAN仕様 | 867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz) | ||
有線LAN仕様 | 1000Mbps×3 | 1000Mbps×3 | 100Mbps×1 |
バンドステアリング | ○ | - | - |
オートチャネルセレクト | ○ | ○ ※1 | ○ ※1 |
ビームフォーミング | ○ | ○ | ○ |
MU-MIMO ※2 | ○ | ○ | - |
見えて安心ネット | ○ | ○ | - |
※1 オートチャネルセレクト
動作は起動時のみ(WG1200HP2は動作中のチャネル切替対応)。
※2 MIMO「マイモ:マルチインプット、マルチアウトプット(多入力、多出力)」
IEEE802.11nから採用された無線通信技術で、一つのデータを複数に分けて、一度に複数のアンテナでデータを伝送するマルチパス(多重波伝送路)が出来る技術で、速度が上がります。
<補足説明>
2ストリームとは、ストリームは「通信経路」のことで、一つのデータを2個の送信アンテナで送って、2個の受信アンテナで受けたら、通信経路は2個で2ストリームとなります。
—関連記事—
・インターネットが遅い、原因は何?。
・第3回 不正侵入(ただ乗り)されないための無線LANのセキュリティ設定
・バッファローが、「IEEE 802.11ac」、「ビームフォーミング」に対応した手のひらサイズのWi-Fiルーター「WCR-1166DS」を5月上旬より発売すると発表
・今時の「無線LANルーター」、自分に合ったものを選ぶとしたら、何を基準に選んだら良いの?
・アイ・オー・データが、電波が上下左右全方位に飛ぶ、電波の死角を作らない新技術「360コネクト」を搭載した無線LANルーター「WN-AX1167GR」を2月下旬に発売
・Huawei社が、HDDを内蔵可能なホームサーバー機能搭載の無線LANルーター「honor cube」を国内向けに発売開始
Sponsored Links
コメント