4)Windows10高速化

【重要保存版】「Windows 10」の「高速化」につながる各種の設定と「メモリ管理」方法について

Windows10

本日のお題は、「Windows 10」の「高速化」につながる各種の設定と「メモリ管理」方法について記載します。

「Windows 10」は、タブレットなどの非力なプロセッサでも使える最後のバージョンとして登場(実際には8からですが)しています。ですので、以前のOSのバージョンアップの時の様に、パソコンがガクッと重くなることは、無いように思われます。 確かに、今までは、そうでしたが、また、別の問題もあります。

- 全 体 目 次 -

1.最初に断っておきますが、見極めが肝心ですが、その情報を記載します。

2.「Windows 10」になって、大きく変わったのが、次の4点
1)Windows 10から10以上のバージョンは、もう有りません。
2)Windows 10は、タブレットでも使えるOSになった。
3)Windows 10から、システムのメモリの管理方法が、変更になっています。
4)Windows アップデートが自動になったことです。勝手にアップデートしてくれます。

3.Windows10の高速化対策
1)パソコンが重くなるのを回避する一番の方法
2)「スタートアップ」に登録されているプログラムを無効にする。
3)「自動復元ポイントの作成」を無効にする。
4)「Windows 10」にアップグレード後に、C:ドライブの空き容量を増やす。
5)トラッキング機能の停止
6)透明効果、アニメーション効果を停止する
7)Windowsのサービスを停止する
□(1)メモリ管理機能SysMainを無効化する
8)Windows 10」から新しく導入されたWindows Updateの「更新プログラムの提供方法を選ぶ」
9)Windowsスポットライト機能を止める

4.「インターネットが遅い」と感じる場合の対処方法
1)インターネット環境の状況
2)使用しているブラウザの状況

5.ストレージをHDDからSSDに入れ替える
1)SSDに入れ替えるメリット
2)「Windows 7」などから、無償アップグレードしたパソコンの場合、ついでに「Windows 10」を32bit版から64bit版に変更する

6.「Windows10」のメモリ管理方法
1)従来の「Windows」のメモリ管理方法
2)Windows 10 のメモリ管理方法について

 

1.最初に断っておきますが、見極めが肝心ですが、その情報を記載します。

1)「古いコンピューター」と「性能の低いコンピューター」は、全然違います。

■「古いコンピューター」の場合、元々、性能が高いものであれば、色々と対策すればなんとかなる可能性が、十分有るのです。

■「性能の低いコンピューター」は、どう頑張っても「高速化」は無理な場合があります。

対策をやってみて、性能が低い場合は、遅くなる、重くなる原因を少しだけ解消するにとどまるでしょう。 全然ダメな場合は、もう買い換えるしか有りませんので。「性能の低いコンピューター」かどうかは、対策しても速くならない、あなたが使っていて遅いと感じるコンピューターの事です。

この点を踏まえて、記事を読んでください。 「速くならない」と文句をいう奴がたまに居るのです。。。

 

2)Windows PCは、初期設定と定期的に「メンテナンス」をしないと、確実に重くなる

もう一つ、Windowsの場合は、初期設定と定期的に「メンテナンス」をしないと、確実に重くなるのは相変わらずですので、下記の「関連記事」も併せて読んでみてください。

手間がかかるのは、Windowsパソコンの宿命ですので諦めてください。

関連記事
Windowsパソコンが、重くならないようにする為の初期設定とメンテナンス方法について
新しいWindows10などのパソコンで、便利に使うために必ずしている事と設定方法についてです。
【第2弾】「Windows 10」の高速化設定と軽量化対策と重くなるのを防ぐには、最新情報です。

 

3)「Windows 7」の32bit版—>「Windows 10」の32bit版のままでしょう。

最近、販売している「Windows 10」を積んだパソコンは、ほぼ、「Windows 10」の64bit版ですので、メインメモリを8GBくらい積んでいれば、ほぼ問題なく動くでしょう。

しかし、昔「Windows 7」などから、「Windows 10」に無償アップグレードしたパソコンは、まだ64bit版が主流ではありませんでしたので、「Windows 7」の32bit版—>「Windows 10」の32bit版のままでしょう。

自分の使用している「Windows 10」は、何Bitマシンか、分かりますよね? わからない人は自分で調べて下さい。

「Windows 10」の32bit版では、メモリ空間を3.4GBしか使えないのです。

ですので、複数のアプリを起動して使用したり、ブラウザで複数タブを使用している場合など、使っている内にメモリの使用率は80%を超えてしまい、メインメモリが足りず、重くなってしまう事が発生してしまい、ほぼ解消できません。

残念ながら、「Windows 10」32bit版では、例えメインメモリを増設しても、OS自体が3.4GBまでしかメモリ空間を認識できませんので、どうにもならないのです。

これ、何とかならないのかなーと、Microsoft社のサイトを調べてみると、
なんと、「Windows 10」32bit版から、無償で「Windows 10」の64Bit版を入手できるではないですか。

但し、条件があり、自分の使用しているパソコンのシステムの種類の項目が「x64 ベース プロセッサ」になっていれば可能です。

32bit版の「Windows 10」を使用している方は、下記の記事を参照して、無償で64Bit版の「Windows 10」に入れ替える事を強くお勧めします。

私は、デスクトップ2台、ノートパソコン1台を「64Bit版のWindows10」に、クリーンインストールで入れ替えましたが快適に動いています。 メインメモリは、4GBでは足りないので、「8GB」入っていれば、ほぼ大丈夫ですので、増設しています。

Surfaceなどのタブレット以外のパソコンなら、ほぼメモリを増設できます。足りなければ後から何とか対処できます。しかし、Microsoftの「Surface」や他社製タブレットタイプなどのWindowsの場合は、いくら64Bit版でも、メインメモリ4GBしか積んでいない場合は、蓋を開けて「メモリ増設」などはできませんので諦めてください。

関連記事
「Windows 10」の「高速化」設定と「メモリ管理」についての第2弾 「Windows 10」を32bit版から64bit版に変更てみようです。

 

2.Windows 10になって、大きく変わった、次の4点

1)Windows 10から10以上のバージョンは、もう有りません。

「Windows 10」のまま、年に2回の大型アップデートがされるだけのバージョンになります。とりあえずですが、Windows 10の延長サポート期限は、2025年10月14日ですが、それ以降は、どうなるのか? 分かりません。

もう「Windows 10」以上のバージョンは無いとMicrosoft社は言っていますので、サブスクリプション方式(使用料金を払い続ける方式)で、使い続ける様な形態に持って行くのではないでしょうか?

Office 365」の様に、「月々、一定の金額を支払えば、使い続けることができますよ」と云う事の様です。

 

)「Windows 10」は、タブレットでも使えるOSになった。

「Windows 10」は、タブレットでも使えるOSですが、購入する場合、なるべく64Bit版を購入しましょう。32Bit版だと、いくらメモリを増設しても3.4GBしかメモリ空間を使用することができません(32Bit版のマシンは、もう販売していないでしょうが)。

とはいっても、「Windows7」の32Bit版だと、アップグレードして「Windows 10」にしても32Bit版でしょう。

64Bit版であれば、機器によっては、128GB以上のメモリ空間を使用することができますので、起動時で、1GB以上のメモリ空間を使用する「Windows10」では、3.4GBしか使えないと、使っている内に、メモリが足りず重いのが解消できません。 尚、64Bit版であれば、タブレット以外のパソコンならメモリを増設できますので、後から何とか対処できます。

Surfaceなどで、安いタブレットは、64Bit版の「Windows 10」でも、メインメモリが4GBしか積んでいない場合が有りますので、サクサク使いたのであれば、止めておいた方が良いでしょう。

補足説明> OSの32Bit版、64Bit版って何?
OSが、CPU(演算装置)で命令を実行する単位の事です。
32Bitより64Bitの方が情報量が多くて言いに決まっているが、最近は、ほぼアプリケーションが対応済ですし、市販のパソコンも、ほぼ64Bit版が主流になっています。

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気軽に受けてしまった女子大生の【Surface Pro 7】の不具合が、全然、直らず、参ったと言うか、「Surface」が、がさ過ぎる。

 

3)「Windows 10」から、システムのメモリの管理方法が、変更になっています。

そこで、従来の「Windows」と「Windows 10」のOSのメモリ管理方法の違いについてです。 これも高速化対策の一部になると思います。

要はメインメモリをたっぷり積むことが大事です。特に64Bitマシンの場合ですが、32Bitでは意味がありません。

 

4)「Windows アップデート」が自動になったことです。勝手にアップデートしてくれます。

便利な機能ですが、性能の低いパソコンで、たまにしかパソコンを使わない人は、このたまに電源を入れたときに、バックグラウンドでアップデートの処理が動きますので、自分のやっている処理が、当然、重くなります。 但しそれを避けたい方は、設定変更できます。

ただ、回線スピードの遅いインターネット回線しか無い場合は、毎年2回、デカいアップデートが入ってきますので、それをインストールするのに苦労するでしょう。

後は、Windowsの開発部隊の人員自体が、大幅に縮小されていますので、そのせいかどうか分かりませんが、大型のアップデートの時などは、バグが非常に多く、不具合が発生しますので、すぐにアップデートをかけない方が良いでしょう。 私などは、数ヶ月、様子を見てから、アップデートを実施しています。

 

現在、私の場合、下記のパソコンに「Windows 10」を入れて使用しています。

※「MacBook Air」に入れた、「Windows 10 Technical Preview」版

「MacBook Air」で「Windows 7、8」がサクサク動くのは検証済です。 高速化対策なんて、ほぼ必要ありません。十分速いですから。

「Windows 10」が正式リリースする前から、「MacBook Air」に、Boot Campを使って無償で使える「Windows 10 Technical Preview」版を入れて3ヶ月くらい試していましたが、「MacBook Air」は、Windowsデスクトップ機と同じCPU(インテルのCore i5)でしたが、ストレージが「SSD」ですので、起動も何もかもサクサクと速く動きます。

「MacBook Air」で「Windows 10」を使っていた時のほうが、サクサク動くなんて!!!いつもながら、ちょっと皮肉なもんです。

しかし、Preview版ですので、アップデートが激しくて、パーテーションを128GBしか切っていませんし、「MacBook Air」のSSDがちょっともったいないので、「Windows 10 Technical Preview」版をしばらく使用した後、削除しました。

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次のページは、2.Windows10の高速化対策です。


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