2022-07-25、
本日のお題は、コロナウイルスが、第七波で猛威を迎えている中、サル痘が国内でも発症。
1.新型コロナウイルス
1)クラスターの発生
先日、子会社の隣の建物に本社の営業所があるのですが、1階、2階に事務所があり、2階はほぼ全滅でクラスターが発生してしまいました。
経営トップの親しい部長にお話を聞くと、私の出入りしている子会社の事務所より部屋の人数はかなりゆったりとしていて、部長席などは、他の営業社員とかなり離れていましたが、やられてしまったそうです。
なぜ、やられたか、クラスターが発生したかと云えば、感染者がいる中で、熱いため冷房をかけて、窓を開けて換気していなかったようです。ですので、数日で、一気に広がったようです。
机と机の間のパーテーションは意味が無く、かえって、空気を滞留させていた様で、換気の無い部屋でエアコンの風で感染者の飛沫が広がって、飛沫が滞留しでしまったようです。
感染しても、症状が出るまで、タイムラグがあり、クラスターが、自然と発生したようです。
やはり、大事なのは、部屋の換気で、電気代はもったいないが、エアコンで冷房中も窓を開けて換気する必要があるのです。感染者が居る、飛沫が飛んでいるという想定で、部屋の空気を外気を取り入れて循環しないと、対策としての効果は薄いのでしょう。
現在は、冷房をかけて、電気代は高くなるが、窓をしっかり開けて換気をして対策しているとの事でした。
ただ、最近は、「ロスナイ」と言いますが、24時間換気する設備が付いている一般住宅や事務所はどうなんでしょうか? このロスナイの「換気能力」自体が、よく分かりませんが、無いよりマシですが、それでも窓を開けて、外の空気を入れて、感染者の濃厚な「飛沫」を部屋の中に蔓延させないのが、一番効果的なのです。
このようなことは、会社でも、人間、痛い目の合わないと、対策方法が公表されていても、実施しない、できないのです。 自業自得の状態になるのは、会社組織のトップの危機管理意識の薄さが原因でしょう。一社員が、こうした方が良いなどと云っても、経営者が言う事を聴くわけがありませんので困ったものです。
2)新型コロナ後遺症
もう4回目のワクチン接種が始まっていて、私も8月中旬には、接種します。全部「モデルナ」ですが、接種後、ちょっと怠くなる程度ですので大丈夫でしょう。 感染防止するのだけは、ワクチンだけではできませんが。。とにかく、感染しない様に逃げ切るしかありません。
新型コロナ後遺症の症状は、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていて、こうした症状の多くは、背後にあるメカニズムがほとんどわかっていない状態ですので、とにかく、感染しない方が良いのです。
しかし、新型コロナ後遺症の症状の一部が、他のウイルス感染症や、外傷性脳損傷、あるいはパーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病などの神経変性疾患といった、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていると指摘しています。
2021年5月11日付けで医学誌「Journal of the Neurological Sciences」に発表された論文によると、新型コロナで入院した395人を対象に調査したところ、91%が、退院から半年経っても認知障害、疲労、抑うつ、不安、睡眠障害、日常生活に戻れないなどの問題を抱えていたことがわかった。
「ブレイン・フォグ(脳の霧)」に悩まされており、不安や抑うつ、考えがまとまらない、記憶力が低下する、言葉が出にくいといった症状に苦しんでいる。そして、一部の新型コロナ感染者では、まさにこれが起きていることを示す証拠が集まりつつある。
人格は、成人すると生涯変わらない傾向があるが、脳機能を破壊するような疾患によって一変することがある。
これらの症状に共通するのは、長引く脳の炎症です。脳炎は頭部の外傷や神経変性疾患に伴って起こり、脳細胞を減らしたり、脳に悪影響を及ぼしたりすることがわかっている。
感染後、免疫細胞が出す、あるタンパク質(DJ-1)が影響して脳内炎症を起こしているのではないかと言われています。
2.サル痘
日本でも、サル痘に罹患した人が確認されましたが、主に欧州で流行していて、男性が9割以上のようですが、女性は罹患しない、しにくいのではなく、差別、偏見があるので大きな声では言えないが、「LGBT」の「G」が濃厚接触(性的)により、感染を広げているのではないかと言われています。もちろん「粘膜接触」以外にも、「飛沫感染」もすると云う事ですので、安心はできません。
サル痘とは?
サル痘は、1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの初めの感染が確認された、オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。国内では感染症法上の4類感染症に指定されています。 厚生労働省のHPより
海外では、サル痘の予防に対しては、天然痘ワクチンが有効であるとの報告がなされており、ウイルスへの曝露後4日以内の接種で感染予防効果が、曝露後4~14日以内の接種で重症化予防効果があるとされています。
天然痘(痘そう)ワクチンは、ワクチニアウイルスを弱毒化して作成した、生ワクチンです。天然痘ウイルスやサル痘ウイルスと同属のウイルスで、曝露前の感染予防および曝露後14日以内の接種であれば感染の予防又は症状の軽減が可能と言われています。
1)病原体
ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルス
2) 感染経路
アフリカに生息するリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触によりヒトに感染する。
また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)、患者との接近した対面での飛沫への長時間の曝露(prolonged face-to-face contact)、患者が使用した寝具等との接触等により感染する。
3)潜伏期
通常7~14日(最大5~21日)
4)臨床症状
・発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0-5日程度持続し、発熱1-3日後に発疹が出現。
・皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となる。
・多くの場合2-4週間持続し自然軽快するものの、小児例や、あるいは曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがある。
・皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがある。
感染症の分類では、新型コロナウイルスは2類、このサル痘は4類に分類されていますので、危険度は低いのでしょうが、新型コロナの感染症が終息しない事には、人ごみの中に入る時は、「マスク」を一生していないと危ない状態になっています。
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