Windows乗り換え方法

Windows Vistaの延長サポート終了期限(2017年4月11日)が迫っていますが、 OSのみを入れ替える方への注意事項です。

Windows Vistaの延長サポート期限(終了日:2017年4月11日)が迫っていますが、 OSのみを入れ替える方への注意事項です。

Macと違って、Windowsの場合は、OSを自分で買い替えるしかないのです。 

「Windows Vista」などから、入れ替えるためのOS、Windows 7、8.1、10等を購入する時に、安いからと言って、ヤフオクなどから、他社製のOEM版リカバリー用のDVDを購入しないでくださいね。

インストールできませんので。。。。

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1.OSのアップグレードにかかる予算は、ざっと、

パソコンは、そのままでOSをアップグレードしようとすると、マシンにもよりますが、下記の「お金」がかかることを覚悟する必要があります。

1)OS単体(DSP版)の代金   :1万5、6千円ほど

2)HDDをもう5年以上使用しているならストレージ(SSD)  :8千円ほど

3)メインメモリを増設可能なら合計4GBに :3千円から5千円ほど

今時、3万円台で、新品のパソコンが買えてしまいますので、めんどくさい方は、新品を買うという手段を選択することも可能でしょう。 但し、性能が低いので、ちょっと重いでしょう。

 

2.OS を単体で購入するなら知っておくべき知識

WindowsのOSには、パッケージ版、OEM版、DSP版の3種類があります。

1)パッケージ版

パッケージ版には、通常版とアップグレード版があります。

Microsoft社は、OSを単体で販売しています。パッケージ版と言って、パソコンを自作する方、OSを自分でバージョンアップする時にアップグレード版を使います。

もちろん、これはパソコンが壊れた場合、別のパソコンにもインストールすることが可能です。

3つの中では、一番、自由度がありますが、一番、高価です。

 

2)OEM版

通常、メーカーやショップで販売されているパソコンには、初めからWindowsがインストールされています。これが、OEM版と呼ばれるものです。プリインストール版とも呼ばれます。

ヤフオクなどで、「インストールディスク」などと云う記述で、プロダクトキー無しで、1,000円前後で売られています。。。。これはリカバリー用のDVDですので。。。

OEM版は、壊れても、そのパソコンでしか使用できません。

通常、企業などで、ドメインで管理しているパソコンを買い足すときに、ボリュームライセンスでWindowsのエンタープライズ版を別途インストールするので、購入した時に付いてきたOEM版のリカバリーDVDが余るのですが、それをヤフオクなどで、安く「横流し」するのですが、そのパソコンでしか使えないことを知らないユーザーがそれを購入してしまいます。

OEM版のリカバリー用のDVDは、そのパソコンでしか使えません(ライセンス契約上も)、OEM版のリカバリーDVDは、たぶん、他メーカーのパソコンにはインストールできないと思います。 私も、やったことが無いというより、無理だと思うから実施したことがありません。

OEM版のリカバリー用のDVDと云うのは、WindowsのOSと、そのメーカーのその機種のドライバー類なども含めて提供されていますので、他のメーカのパソコンで受け付けてくれないと思います。

そんなに、安くWindowsは購入できませんので。。。。安いからと言って、OEM版のリカバリー用のDVDは、絶対に購入しないように。

 

3)DSP版

WindowsのOSには、DSP版と呼ばれるものもあります。これは、何かというと、パッケージ版と比べて少し安くなっています。

ショップなどで、パーツを一緒に購入して取り付けるという条件で販売しています。

そして、サポートはMicrosoft社でななく、販売したショップになります。

自作する方は、ほとんど、DSP版を購入すると思います。ちょっとパッケージ版より安いので。

これは、パソコンが壊れた場合、別のパソコンにもインストールすることが可能です(一緒に購入したパーツも移動する)。

 

3.タダで「Windows 10 」使いたいなら。。。

タダで使いたいなら「Windows 10 Insider Preview」版なんかどうでしょう?

これならタダで当分使用できますし、Windows7が動くパソコンでしたら、8でも10でも動作しますので、まずは、「Windows 10 Insider Preview」版のISOファイルをダウンロードしてDVDに焼いて、パソコンにインストールしてみては。。と思います。

Windows Insider Program サイト(アカウントを登録して、サインインする必要があります)
https://insider.windows.com/

その後、大丈夫であれば、正規版のライセンスキーを購入すれば、2025年までWindows10を使えます。

追記
Windows 10 Insider Previewインストール時の注意事項
「Windows Vista」の起動状態からは、Windows 10に直接アップグレードインストールできません。 できるのはWindows 7からです。
ですので、「Windows 10」をVistaがインストールされている状態からインストールする場合は、Vistaを潰して、クリーンインストールする方法のみです。

「Windows 10 Insider Preview」版のISOファイルをダウンロードしてDVDに焼いて、インストールするという事は、今、入っているOSを潰して、クリーンインストールするということです。今、入っているOS(Vista)を起動したまま、アップグレードインストールすることは、できないと思います。

尚、入っているOSを残しておきたければ、別のストレージ(HDD、SSD)を使用して、クリーンインストールです。

パソコンに初期化したストレージをセットして、「Windows 10 Insider Preview」のDVDをDVD装置に入れて、パソコンの電源を入れる。

そうすると、ブートがDVDにかかり、DVDの内容が読み込まれて、クリーンインストールを開始することが可能です。

 

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