11.社会一般

2019年、今年の「まとめ」と云いたい処ですが、「まとめる」こと自体、無理ですか。。。。

2019年

2019年12月30日、
今年の「まとめ」を記載したいのですが、色々な事がありすぎて、何から先に記載すればよいか、途方に暮れてしまいます。 「まとめる」こと自体、無理ですか。。。。

思い付きで。。。振り返って見ますか。

1.ブログを書く意義について

「HIRAMAのひとりごと」で良い記事を掲載しています。

毎日更新しているぼくが語る!ブログ更新を長続きさせる方法

彼は、「ブログを始めたのはいいが、中々続けられない回りの人達」に向けて記載したのだろうと思いますが、良いことを言っています。

ブログはもう「オワコン」だと言われていますが、何が終わりか、人それぞれで、違うような気がします。 金儲けの為にやろうとすると、ほぼ、儲かりませんので、長続きしません。

金には成らなくても、10年間、工夫して書き続ければ、絶対に「自分の身になる」と、私自身も実感するまでに時間がかかりましたので、そこが難しいところでもあります。

長年、ブロクをやっていると、後から気が付くのですが、最大のメリットは、
書くために、色々なことを学ぶことができて、物事を認識してそれを記事にするという作業ができるようになるという事です。

これって、一見、簡単そうに思えますが、学生時代に、教授から課題を与えられて、レポートを書くより難しいですよ。 課題まで自分で考えるのですから。

ちゃんと、「リテラシー(読み・書き・そろばん)」を身に付ける練習を毎回しているのと同じです。 これを例えば10年間、実施していれば、大卒のレベルを遥かに超えているでしょう。

なぜなら、今の大学生で、いくら偏差値が高くても、読み書きがしっかりしている若造なんて少ないと思います。 如何せん、バカ動画、バカ漫画、バカゲームに夢中で、本なんか年に1冊も読みませんので(ちゃんと勉強しているのは、ごく少数でしょう)。

まともに文章を書ける20代、30代なんて、1割も居ないでしょう。
いまどき、大量の活字を読まない、書かない。。。。文字は読めるが、「読解力」と「認知能力」に欠ける国民が大多数を占めていますので仕方ありません。

最近、多くなったのではなく、このレベルの人間たちは、元から居るのですが、気づかれていないだけの存在です。

 

2.世の中(社会)の眼に見えない動き、変動をキャッチできるようになる事

SNSなどで、同レベルの「おバカ」どもと繋がっていても、半径5m以内しか見えず、何も物事を考える必要も無い生き方をしているのでしょうが、世の中、ちょっと考えれば、特に、眼に見えないことで、構造がどうなっているんだろうと、不思議に思うことが、たくさんあります。

それを自分で、書籍を読んだり、ネットで調べたり、テレビを観たりと調べる方法はいくらでもあるのですが、そのように自分で、深く掘り下げる事が無いとブログも続きません。 そんな心を育てるためにも、ブログをすることは、良いのではないでしょうか。

自分で体験した事、調べた事を、まとめてアプトプットすることは、大切で、自分がどれだけ、消化、認識できたのかの判断材料にもなります。

人に伝える時、上手く伝えれない場合など、自分の書いたブログを読み返すことが、しばしば発生します。 そんな時は、その事柄について、自分自身が消化できていない時がほとんどです。

ですので、自分のメモ代わりにもなっています。 いつでも、どこでも、読み直す事が出来ますので、便利な、メモ帳です。 足りない所は、後から自分で書き足せばいいのです。

日常、何気ないこと、目に見えないこと、いつも、スルーしてしまい、何も考えることもない事柄を「ちょっと待てよ」とこだわって考える。。。私の経験では、こんな癖を付けると、気になる事が増えてゆき、調べてみようとする気持ちが湧いてくる様に思います。

だんだん、気になることが、ひとりでに、増えてゆくように思います。 そうすれば占めたものです。

最近、T-800(映画:ターミネーターに出てくる未来から来たロボット)のような、人間性が欠落し「脳」に障害を抱えた人間も増えていますので「人間性」も大事ですが、知性を蓄えてゆくのも大切です。

 

HIRAMA氏のように、コツコツと、正に「継続は力なり」です。 恐ろしい男です!!

あと十年もしないうちに、私が、「参りました!」と言いそうですが、そこまで、私が生きていれば良いのですが、ちょっとそこは微妙です。

 

3.保守とリベラルについて

保守とかリベラルと云う言葉をよく聞きますが、私の場合、どうでもいい言葉です。物の考え方は、保守とかリベラルとかなんて、全然考えたこともないのです。

保守か新自由主義かなんて、なんでそこにこだわるのか、そんな呼び方で、区別しようとするのか、そんな大枠で人間を区別できるの?と言いたいのですが、どうでしょう。

この世界を見た時に、どんな世界を目指すのか、そんなの私の知ったことでは有りません。そんなのなるようにしかならないのです。

なぜなら、弱い人類の中で、頭(脳)の配線は、どれ一つ同じ、配線を持ったヒトは居ません。確かに存在しているのは、生まれつき脳の配線が狂っているひと、生後の養育環境の中でどのように育てられたのか、だけです。

たいそうに、これからの世の中は、こうならなければならないなんて、希望だけで、今まで、その理想が実現されて、上手く行ったことがあるのでしょうか?

悪魔のようなトップを自ら選択して、無知な民衆が扇動されて、何度、戦争をしたのか。 相変わらず、懲りないだけです。

保守もリベラルも無いのです。

これから、先、人工知能が発達してきて、人間とどう関わるのだろうか、仕事が亡くなるんではないだろうか。 皆、くだらない心配だけは、していますが、人間と人工知能の違いをよく認識すれば、どのようになってゆくのかは、少し見えて来ます。

人工知能の付いたロボットは、どんなに優秀でも、人間にはなれません。

人工知能が仕事を取って代わるようになれば、「面倒くさい」人間関係を気にしながら、仕事をしなくても良くなる、人間関係で、疲れることもなくなるように思いますが、どうでしょうか。

人間の心を持たないロボットと仕事をするのですから、ヒトの感情を持たないような人間も最近、増えてきていますので、ロボットと仲良く、馴染んで働けるようになるのではないでしょうか。

人間関係で云えば、関係性が希薄になるのは、今の時代ですので、致し方のないことです。 人工知能が、シンギュラリティ(技術的特異点)を迎えて進歩するのではなく、人間が「人間らしさ」を退化させて、ロボットと同じように、無駄口をたたかずに働けば良いのです。

歴史学、社会歴史学、人類学、文化人類学、生物学、分子生物学、脳科学、脳神経学、遺伝学、遺伝子工学、後は、地球物理学、宇宙物理学、人工知能とはと考えてゆくと、ホモ・サピエンスの特性が理解できる様になると思うのです。

実にヒトは、不思議な生き物で、いまだに「脳」は解明されていません。「人工知能」の研究より、本当は「脳」の解明の方が先です。

ヒト(人間)の醜さ、弱さ、いい加減さを排除したのが、「人工知能」だ! というなら話は分かります。

 

4.今年、話題になった社会的な問題と出来事

今年一年思い起こせば、例えば、日本社会で問題になっている出来事は、たくさんありますが、当事者意識が薄いですので、毎日のテレビのニュースなどで。ふーんで終わりです。

自分の身に起きないと、実感できないのがヒトの特性ですので仕方ありません。

しかし、醜い「差別」を生み出すのは、ヒトの「無知」さからです。

ヒトを差別しない為にも、自分の「無知」さ加減に気づく為にも、下記のような問題で、どのような事が起こっているのか、どんな構造をしているのか、ちゃんと認識すべきでしょう。

1)相対的貧困の問題、教育格差、所得格差

【書籍紹介】 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学   小熊 英二 (著)

学歴別に見た若年労働者の雇用形態と年収~年収差を生むのは「学歴」か「雇用形態(正規・非正規)」か

【面白記事】日本はなぜ極端な”不寛容社会”になったか

児童・生徒の学力と親の年収と学歴について

保護者の所得は学力にどれほど影響があるのか?  非常に興味深い内容の記事を見つけましたので紹介します。

 

2)幼児虐待、介護施設での虐待

【重要な記事】 千葉の小4女児虐待死に思う「児童相談所」の問題について
・【重要な記事】 女児虐待死事件でメディアがぜったいいわないこと
・【なるほどと思う記事】 孤独な出産・子育てはまるで「蟹工船」 なくならない児童虐待に若新雄純氏

・【書籍紹介】 「子どもを攻撃せずにはいられない親」 片田 珠美 (著)
・【書籍紹介】 虐待死  なぜ起きるのか,どう防ぐか 川崎二三彦(著)

 

3)学校での「いじめ」、「不登校」、先生同士の「いじめ(いじめではなく、暴行障害事件です)」もありました。

・【書籍紹介】 ヒトは「いじめ」をやめられない  中野 信子 (著)
・【書籍紹介】 「いじめは生存戦略だった!?」 進化生物学で読み解く生き物たちの不可解な行動の原理」
・【書籍紹介】 同調圧力

 

4)引きこもり、「8050問題」

この「引きこもり問題」は、豊かさの象徴でもありますが、でも「親」は子供より長生きできない。

この「引きこもり」が、発生する事実は、現代日本の色々な「不都合な真実」が隠れていますが、他人はそれをどうすることもできないのです。

なぜなら、社会の中で、「ニューロダイバーシティ」をちゃんと理解されていないからでしょう。

「引きこもり」の背景にある問題について
・「引きこもり」が高年齢化。。。の記事に思う。

 

5)高齢者の交通事故(高齢ドライバー)

【書籍紹介】 上級国民/下級国民  橘 玲 (著)

このニュースの中で、「上級国民」という言葉が出てきました。 元官僚の爺さんが起こした事故で、逮捕されませんでした。 事故の実況見分の様子が、テレビで放映され、元官僚の爺さんが映っていましたが、歩く様子を観ていて、「おい、お前、その体でまだ運転するつもりか?」と思う位に、ヨボヨボで言葉になりませんでした。 元官僚でも高齢になると自分を「認知」する能力も無くなるのでしょう。

また、暴走させて、夫婦2人で、交差点のビルに、アクセル全開状態で飛び込んでしまう事故も有りました。 まるで、テロが起きたかのような映像でした。まるで「自爆テロ」です。

どうしても乗りたい高齢者の車には、「自動運転」などの安全策を施した車を作るのではなく、被害者の為に多額の保険金(10億円くらい)をかけさせて、運転者を守るエアーバックなどは、一切つけない、ぶつかったら、すぐこの世から居なくなってしまう「棺桶クルマ」を与えれば良いだけです。 冗談ですが。。

人間は、自分のダメさ加減を認識できないのです。事故を起こしてからでは遅いのです。

「権利」だけが大きくなり、安全を守る義務の方がおろそかになっています。免許更新時に、もっと厳しく、資格の剥奪をしないと、このような事件はなくならないでしょう。

6)あおり運転

昔からいたのでしょうが、「ドライブレコーダー」のお陰で、世間に明るみにでる様になりました。 世の中、一定数の人間は、大脳の前頭前野、側坐核、扁桃体、海馬の機能が、未熟又は、何らかの欠陥があり未発達の「クズ」が、大勢居るのです。

このような脳の配線のおかしい「クズ」に限って、自分より強い相手に対しては「借りてきた猫」になるから、本当に小賢しいのです。

捕まえて、ガツンとお灸を据えても、「扁桃体」が逝かれているので、また同じことをするでしょう。ほぼ「人格障害」者です。

7)少子高齢化、人口減少、待機児童

この問題は、政府も、誰も解決できない。 自由になりかけた「メス」の抵抗なのですから。。。

男社会の中で、誰か、この「抵抗」を止める事ができる人います?

 

8)労働問題、働き方改革

日本の社会で、働き方改革は、非常に難しいように思います。
せいぜい、残業時間を減らされ、生活残業できなくなり、収入が減ったと嘆くくらいでしょう。

【面白記事を紹介】 仕事せずゴマすりばかりの社員が、ナゼか高給取りになる生物学的理由

 

9)ダイバーシティの問題(LGBT、ニューロダイバーシティ)、発達障害、愛着障害

【書籍紹介】 ネオサピエンス 回避型人類の登場 岡田 尊司 (著)
・【書籍紹介】 ヒトの発達の謎を解く  明和 政子 (著)

・【書籍紹介】 ケーキの切れない非行少年たち   宮口 幸治 (著)

・【興味深い記事】「毒親」の子どもは許すべきなの? 親と関わりを断つ自由
・【書籍紹介】「毒親」の正体 ―精神科医の診察室から 水島広子(著)

底辺での出来事ではなく、色々な階層の人間が絡んで、起こっている問題が、「少子高齢化」社会の中で、湧き出てきています。

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社会学
■日本の社会についての考察なら、歴史社会学者の「小熊 英二」氏の2冊です。
・【書籍紹介】 「私たちの国で起きていること」 小熊 英二 (著)
・【書籍紹介】 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学   小熊 英二 (著)

■「橘 玲」氏の著書は、とても読みやすい「社会学」を分かりやすくした書籍です。
・【書籍紹介】 上級国民/下級国民  橘 玲 (著)

人間の普遍的な、弱さゆえの本性について
・【書籍紹介】「悪と全体主義」―ハンナ・アーレントから考える 仲正 昌樹(著)

 

5.技術の進歩と取り残されている国民、金をふんだくられている事態から抜け出せない国民

技術の進歩で云えば、これは、必ずと言っていいほど、金儲けが絡んでいますので、どうでもいいことなのですが、通信業界で云えばの話です。

携帯電話が、普及して、スマートフォンと云う、小さなパソコンが電話機の代わりになったことにより、もう、結構時間が経っているにも関わらず、この世の中について行けない人が溢れています。

■「未だ、ガラケーユーザーは3千万人もいる(国民の1/4)」
この人たちは、そのままでいいのです。スマホ(パソコン)を使いこなす能力が無いのですから必要ないのです。

未だにガラケーユーザーは3千万人も居るので、3G通信が終了して、このユーザーをスマホに移行させようと、キャリア3社が、また、1円端末を「餌」に、乗り換えさせようと、企んでいます。

■「総務省のキャリアに対する携帯料金の引き下げの圧力」
本当は、「キャリア」に圧力をかけるより、「国民」に圧力をかければ簡単でしょう。
キャリアより安いところに、みんなで移動すれば、圧力をかけなくても、キャリアは安くせざるを得なくなるのですから。

国民が、「アホ」なのを十分知っているのは「キャリア」で、当然、客が減るまで安くするわけがないのです。

■「料金が下がらなくても、安いMVNOに乗り換えようとしない国民」
これも、スマホ(パソコン)を使いこなす能力が無いのですが、決して能力がないと、自分自身思っていないのですが、大人でも、所詮、ガキの「オモチャ」ですので、料金が高くても安い方には、切り替えられる能力が無いのです。

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ガラケーが使えなくなる(無くなる)日は近いのではなく、通話とメールしかできない端末を提供すればいいだけだ!

スマートフォンの出現によって浮かび上がる「不都合な真実」について

「格安スマホの認知度は約9割、利用率は約1割」、格安スマホを購入しない理由は、「今の携帯電話会社の方が安心だから」56.8%が最多だと。。何だそれ。

「外国人が見た!日本人の変なスマホ利用TOP10」の記事が面白い!!
2016年、キャリアの携帯電話料金は値下がりするか? 予想通りユーザーをなめている。
2016年、キャリアの携帯電話料金は値下がりするか?

「高校生のネット利用時間SNSが6割、学習はわずか」…総務省調査 まあ、想定内でしょう。

 

こんな感じで、1年が過ぎてゆきました。

自分自身の事で云えば、
今年は「痛風」と「腰痛」で、仕事を休む事がほぼ無かったように思います。
車に乗らずに、毎日なるべく歩いているお陰だと思います。 1日、平均6Km歩いていますが、「大雨」と「吹雪」の日だけは、駅から迷わず「ヘイ!、タクシー」ですが、何か問題あります?

ちょっと、「刺激」が足りないような気がしますが、こんなもんでしょうね。


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