2022-05-04、
GW暇つぶし第2弾ですが、札幌の北海道立近代美術館で、「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を観てきました。
テレビのニュースを見ていると、各地で“にぎわい”を取り戻している様ですが、札幌駅周辺もさぞかし混んでいると思いきや、そうでもありません。皆さん、お出掛けてしまったのでしょうか、少し調子抜けです。
私もちょっと遠出をしようとも考えましたが、近場で済ませることにしたのですが、ちょうど、「フェルメール」の修復された《窓辺で手紙を読む女》が展示されていると聞き、初めて北海道立近代美術館に足を運んでみました。
フェルメールは、最初、宗教画を描いていたが、後に風俗画に画風を変更しました。それで、この移行期の絵があるはずだと、みんな探していたところに、フェルメールの贋作を数点描き、贋作の「姦通の女」が、ナチス高官のヘルマン・ゲーリングの目に留まり、なんと約15億円で売却した画家が居ました。その名前は、オランダの「ハン・ファン・メーヘレン」と云う画家で、第二次世界大戦後、フェルメールの絵を売ったとして「国家反逆罪」の疑いで逮捕され裁判になりました。しかし、「あれは自分の描いた贋作だ」と主張し、それが認められて、「ナチスをだました男」として一躍英雄となったのです。自分のついた嘘を自分で描いて証明したのです。
私が、フェルメールに興味を持ったのは、
■この書籍にも、ハカセのオタクぶりが記載されています。
私は、美術館巡りをする人間ではないのですが、今回は
絵画の事は良くわかりませんが、この時代にどんな人たちが活躍していたのか、彼が生活していた、1600年代、当時の「オランダ」は、どのような様子なのか、第3次英蘭戦争が勃発した時期でもありますし、ちょうど「大航海時代(ポルトガル・スペイン両国を中心にヨーロッパ人によるアフリカ・アジア・アメリカ大陸への大規模な航海が行われた時代)」を迎えていた時代ですが、人類がどのように地球を探検するようになったのか、興味は尽きないのです。
この頃、日本は、関ケ原の戦いが終わり、徳川家康が江戸幕府を開き、江戸時代を迎えている頃でもあります。
あまり絵画に興味のない私でも、ちょっと調べるだけで、色々な発見があります。
GWも、まだ、ありますので札幌の方は、足を運んでみて下さい。
私も、スタバのおチビさんたちに声をかけてあるので、行きたいと言われれば、もう一度、観に行こうと思います。 本当は若い子にこそ見せておきたいのです。
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